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週末ロシアに行ってきた

意外と知られていないようなのですが、週末だけで行って帰ってこられるヨーロッパの街があります。
(ワールドカップとは全く無縁の)極東の、ロシア ウラジオストクです。

成田空港から直行。2.5時間のフライトで、グアムや台湾に行くより近い!
東京から最も近いヨーロッパとも言われてます。

ちょっと不安になるくらい小さい飛行機。けっこう揺れます。

事前準備

1. ビザ
ロシアを旅行するにはやたらめんどくさい手続きを経て、ビザを発行してもらう必要があるのです。
が、2017年8月よりE-visaと呼ばれる制度が運用開始され、インターネットでビザを申請することで、簡単にウラジオストク(を含む沿海州エリア)を8日間まで旅行できることになりました。ラッキー。

2. 換金
円→ルーブルルーブル→円では、ルーブルの力が弱いためかなり換金レートが違うっぽいです。
つまり、事前に円をルーブルに替えすぎて使い切れずに余らすと、円に戻す時にかなり損をするので、なるべく現金少なめで進行するのが吉。
カードはだいたいどこでも使えます。

3. SIM
到着してから現地SIMを買うでも良いのですが、ロシアではLINEが使えません。(と聞いていたけど諸説あり)
そこで周遊SIM「AIS SIM2Fly(Europe & USA版)」を事前に購入。

飛行機の中で挿し替えておけば、現地についてすぐネットが使えるので快適快適。
これなら事前に休みってメールしといたのに気づいてくれない人々からの連絡も受けられて仕事もできまさーね。あーね。

到着

しかし初夏なのに気温12℃。寒い、寒すぎる。
タクシーで1時間ほどで市街地へ。

街歩きが楽しい

ほぼJPEG撮って出しでお送りします。

街を走る車は日本車がほとんどで、しかも右ハンドルのまま。

見かけるのはほとんど白人系の人々だけど、観光に来ているアジア系の人もチラホラ。日本人はあまりいません。

キリル文字ってまったく意味不明で、そこが何か良くないですか?僕は好きです。


9,301kmを7泊8日かけて走る、シベリア鉄道の発着点・ウラジオストク駅。シベリア鉄道に乗るのは、いつかやってみたいことの1つ。


アドミラーラ・フォーキナ通りは、ポップで個人的に好みな彩り。ウラジオストクの表参道?みたいな感じなのかな。

スタバ インスパイア系カフェをはじめ、オシャレなカフェもけっこうあります。
基本的にアメリカ資本のチェーン店はほぼない。(KFC以外見かけなかった

ウラジオストクの中心からアドミラーラ・フォーキナ通りを下って、スポーツ湾へ。

そこからナーベレジナヤ通りを抜けると、怪しい奇界遺産の匂いが漂う遊園地。


物価、めっちゃ安い

1ルーブル≒2円。(約1.72円)
タクシー、ご飯、お土産を入れても3日で1.5万円くらいしか使わなかったんじゃないかな?

パクチーだけは苦手です。

ほとばしるナウシカ感。

外のパンをちぎって食べるチーズフォンデュ的な。これはゥンまああ〜いっ。

名物料理の1つ、ペリメニ
ギョウザみたいですが、ウラジオストクには中国やモンゴル、朝鮮半島などの影響を受けたアジア風の料理も数多くあります。中身は肉と野菜が定番だけど、港町らしく魚介を使ったものも。

ビールは50ルーブル(≒100円)くらい。安くて甘くて美味い。



観光名所的なもの

金角湾に面した高台にあり、ウラジオストクの街を一望できる鷲の巣展望台。

金角湾は、かつて中国領土であったことからこの名前が付けられたそう。へぇへぇ。(帰ってきてから知った)

ウラジオストクはとにかく坂道が多い。長崎や神戸に似てるらしいです。ホントかよ。

ウラジオストクは、ロシア帝国の極東の拠点となった背景から、要塞や潜水艦、砲台などの軍事施設があちこちに点在。現在は博物館として観光地化されています。

こちらはヴォロシーロフ砲台博物館
戦車に乗り放題。

まるでジオン軍みたいな、巨大な砲台。


北朝鮮レストランにも

ウラジオストクには北朝鮮の国営レストランがあります。その名もピョンヤン

店の入り口こええ。

ご飯の味は、うーん。。。
写真なしということでお察し。

ピョンヤンで働いているホールのお姉さんは、北朝鮮の人でした。

「冷麺って美味しいの?」
「いや、私は好きじゃないw」
って、そんなこと言っていいんだ。意外とオープン。

かかった費用

飛行機代(往復):5.9万円
ホテル代(2泊):0.9万円
観光費(食事・お土産・タクシー代など):1.5万円
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合計:8.3万円


ウラジオストクは、2泊3日でちょうどお腹いっぱいの街でした。

ウラジオストクの人たちは、ロシア人に抱いてたイメージ通りシャイで寡黙人が多い印象。でも、こんなに歩行者優先で道を譲ってくれるヨーロッパ人はこれまで記憶になかったなあ。

ロシアは、こういう儚いブルーの色合いが本当によく似合う。

これで人生40ヶ国目くらい。
次はどこ行こっかな。



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