脳筋!カメラポジションの保存方法
clusterのイベントカメラで悩みの種だった、カメラポジションの保存方法を考えました。超アナログな脳筋仕様です。
カメラ位置、残してえなぁ
clusterのイベントカメラをやっている方は悩まされることも多いかと思いますが、プロカメラマンモードは機能が多彩で便利な一方、記録したポジションのエクスポートができません。イベントの度にカメラ位置を上書きする必要があり、過去の記録は残すことができませんでした。
同じ会場のイベントであっても、その都度、出演者も演出も変わります。カメラ位置もブラッシュアップしていけばいいので必ずしも必要とはいえませんが(運営的に優先度が低いのもわかるのですよ)、複数人のチームでやる時や、イベントを掛け持ちして準備が並行して進んでいる時などはなかなかつらいものがあります。
なんとかならないかなぁ、と思って考えました。効率がいいかどうかはわかりません。
komatsu個人的には「手間はかかるけど割と正確に残せるので、まずまず安心」というレベルではあります。
位置関係がわかるターゲットを作る
VRide! Vol.6で本番会場を模したワールドを作成し、映像検証をした記事を書きましたが、それに合わせて同時並行的に進めていた方法です。
必要な情報は一つだけ。ステージセンター位置のUnityエディター上でのグローバル座標です。ワールド制作者のイカさんに、この座標(写真ではりりぃさんの立ち位置)を教えてもらいました。
この座標上にターゲットとなる赤いcubeを配置し、周辺に5m間隔で白いcubeを配置しました。(上下2段)
これをカメラ位置保存用ワールドとしてアップロードします。
………完成です。
使い方① エクスポート(?)
1.作成したカメラ位置保存用ワールドを使って(非公開)イベントを立てます。
2.本番会場でカメラ位置を保存します。
3.カメラ位置保存用ワールドのイベント会場に移動します。
4.プロカメラマンモードを立ち上げます。
5.保存したカメラポジション全ての位置でスクショを撮ります。
使い方② インポート(?)
様々な都合でカメラポジションを上書きしてしまった際におこないます。
1.エクスポート(?)で保存した画像を開き、ひたすら眺めます。
2.カメラ位置保存用ワールドで画像と同じ位置にカメラを移動し、見比べながらポジションを記録します。
以上です。
OBSなどを使って、一方の画像を透過させて重ね合わせると調整がしやすいかもしれません。
我ながら、なんというか…意味あるのかなこれ。