【2025年版】国税専門官Aの基礎能力試験攻略マニュアル【過去問あり】
このnoteは国税専門官A(法文系)を受験する方向けの内容です。
一次試験に行われる基礎能力試験の攻略マニュアルとなっています。
試験概要
出題科目と科目別出題数一覧
過去の実施試験問題と解答
出題傾向と対策
受験相談・アドバイス
基礎能力試験の勉強に必要な内容をまとめています。
このnoteを活用すれば、
どの科目が重要なのか。
なにから(どこから)勉強すればいいのか。
たくさんの問題を解きたい!
勉強方法について相談したい!
といった悩みや希望を叶えることが可能です。じっくり読んで自分のものにしてくださいね!
基礎能力試験の概要
基礎能力試験は第一次選考で行われる筆記試験です。
試験時間:110分
問題数:30問
レベル:大学卒業程度
出題形式:択一式
解答方式:マークシート
配点比率:2/9(2025年度から2/10に変更)
基礎能力試験の出題科目
基礎能力試験の出題科目は計算力や読解力を測る『知能分野』と、今までの基礎学力を測る『知識分野』で構成されます。
知能分野:24題(文章理解⑩、判断推理(空間分野含む)⑦、数的推理④、資料解釈③)
知識分野:6題(自然・人文・社会に関する時事⑤、情報①)
※○内の数字は出題数
科目数は多いですが、問題数は科目によって異なります(下表参照)。
$$
\begin{array}{|l|r|r|r|}
\hline
\text{科目} & 2024 & 2023 & 2022 \\
\hline
\text{数的推理} & 4 & 7 & 6 \\
\hline
\text{判断推理} & 6 & 4 & 5 \\
\hline
\text{空間把握} & 1 & 2 & 2 \\
\hline
\text{資料解釈} & 3 & 3 & 3 \\
\hline
\text{現代文} & 6 & 6 & 6 \\
\hline
\text{英文} & 4 & 5 & 5 \\
\hline
\text{政治} & - & 1 & 2 \\
\hline
\text{経済} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{時事} & 5 & 4 & 3 \\
\hline
\text{日本史} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{世界史} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{地理} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{思想} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{物理} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{化学} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{生物} & - & 1 & 1 \\
\hline
\text{情報} & 1 & - & - \\
\hline
\end{array}
$$
闇雲に手を出すのではなく、まずは問題数の多い数的推理や判断推理から勉強を始めるといいでしょう。
基礎能力試験の過去問
出題形式やレベルの把握など、これからの勉強に過去問は必要不可欠です。
まずは過去問を解いてみてレベルや出題形式を把握してみましょう!
必要な部分を印刷して紙のノートに貼り付けたり、デジタルノートに取り込んで自分だけのカスタマイズされた学習資料を作成することもできます。
基礎能力試験の出題傾向と対策
過去10年分の問題を分析し、出題範囲を科目別・分野別に一覧化しています。
たとえば、時事の出題範囲は次のようになっています。(下図参照)。
お気づきの通り、経済関連の時事はほとんど出ていません。一方で、厚生や文部科学に関する時事は頻出なことがわかると思います。
このように、どの科目も出題率の高い分野を重点的に覚えることで、勉強時間を大幅に削減できます。
公務員試験に限った話ではありませんが、基本的にどの科目も全範囲から満遍なく出ません。勉強ができない、苦手な人は最初から最後までコツコツやってしまいがちなので注意してください。
その他の科目についても過去10年間(2015〜2024年)の問題を分析し、出題範囲を分野別にまとめています。
無駄な時間を使いたくない方や、効率的に勉強を進めたい方はこのまま読み進めてください。
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note最後まで読んでいただきありがとうございました!noteは他にもあるのでそちらも是非(サポートは特に不要です。本当に余裕ある方のみで🙇)