【問題例あり】横浜市役所の教養試験科目と特徴、効率的な勉強の仕方を解説!
はじめに
本記事は、横浜市職員採用試験の一般教養(教養試験)の科目について特徴や問題を解説しています。
効率よく勉強を進めるために必要な出題範囲についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【公務員試験】横浜市役所の教養試験科目と特徴
教養試験(一般教養)とは、あなたの計算処理能力や文章読解力、一般的な基礎学力を測るテストのことです。
試験科目は以下の3分野9科目で構成されています。
一般的な公務員試験とは違い、人文科学(日本史や世界史)、自然科学(数学や理科)の出題がありません。
1 数的処理
数的推理
判断推理
空間把握
資料解釈
これら4科目で構成される分野です。
計算問題を多く含む分野のため、苦手な人が圧倒的に多いんですよね。僕も苦手でした!
▼例題①▼
▼例題②▼
▼例題③▼
▼例題④▼
こういった問題がたくさん出題されています。数学みたいな問題もあれば、算数やクイズ問題のようなイメージですね。
出題数は全体の3割(15問/50問中)を占めているので、数的処理ができればかなり有利です。その逆も然り…。
それだけ合否に大きく影響する分野なので、優先して勉強してください。
2 文章理解
現代文
英文
これら2科目で構成される分野です。
300字〜400字程度の文章を読んで、趣旨・内容が合っている選択肢を選ぶ問題。
▼例題①▼
▼例題②▼
時間をかけて読み込めば解ける問題は多いです。
しかし、1問に3分も使うと時間切れになってしまいます。なので、文章の読み方を身につけて速答できるように準備しておきましょう。
出題数は10問(50問中)です。
3 社会科学
政治・法律
経済
社会時事
これら3科目で構成される分野です。
日本国憲法や選挙制度、経済政策や社会時事(日本国外で起きた最新の出来事)などを勉強します。
▼例題①▼
▼例題②▼
▼例題③▼
社会は日頃からニュースや新聞を見ておけば解ける問題も多いです。
横浜市役所は専門試験の出題はありませんが、憲法や経済学、政治学レベルの問題も見られるので、勉強時間がたくさんあれば専門対策もやっておくと安心です。
出題数は25問(50問中)で、分野単位では最大です。
以上が、教養試験の科目と特徴です。
高校・大学受験に比べると試験科目が多いので手こずることがあります。これまでの受験勉強とは少し違った工夫が必要なので、次に対策方法を紹介しますね。
【公務員試験】横浜市役所の教養試験を効率よく勉強するには出題範囲の理解が大事
僕自身、公務員試験を受験して大学職員として働いていますが、総じて大変だったのは「科目数が多すぎる」ということです。
正直、9科目もまともに勉強しようと思えばとんでもない時間がかかってしまいます。
そこで大事なのが適当に勉強を進めるのではなく、どの科目から勉強すれば点を伸ばしやすいか考えること。
具体的にいうと出題範囲の理解が必要です。
出題範囲を理解して勉強すれば、
どの科目がよく出て、
必要ない分野はどこなのか
を、簡単に判断できます。逆にいえば、何も知らないまま適当に勉強するから落ちるのです。
そもそも人生のかかった試験なのに、適当に対策すること自体がナンセンスなんですよね…。
出題範囲を知るのは簡単ではない
「とりあえず参考書、問題集を買った。ネット、Youtubeで試験科目や傾向を理解した!これで教養試験を勉強できるぜ!!」
そう思ったはずなのに、いざ参考書や問題集をやろうとしたら
『あれ?結局なにから手をつけたらいいの…?』
こんな感じになりませんでしたか?もしくはなっていませんか?
僕も試験科目と範囲の広さには悩まされました…。
こうなってしまう原因は、
あなたが出題傾向をきちんと理解していないまま(したつもりで)勉強しようとしているからです。
「数的推理と判断推理が重要」
「資料解釈は捨てた方がいい」
「政治は選挙制度が頻出」
などの情報は、予備校の説明会に参加したり、ネットで探したりすれば無料で知ることはできます。
でも、肝心の「何をどこまでやればいいのか」といったデータはまったくでてきません。
過去問は非公開
実は…横浜市役所採用試験の問題は公開されていません。試験日に回収されるんですよね…。
なので、どれだけネットを探しても出題傾向を知るのはかなり難しいです。
「じゃあ、いったいどうすればいいんだよ!!」って心の声が聞こえてきそうですが、大丈夫です!
【公務員試験】横浜市役所の教養試験の出題傾向を知る方法
【横浜市役所の出題範囲がよくわかる】教養試験の出題データで過去7年間の出題範囲を公開しています。
僕のサイトやツイートを見てくださっている一部の方はご存知かもしれませんが、毎年、ツイッターや公式LINEを通して試験情報の提供をお願いしています。
県庁や市役所の過去問は非公開ですが、受験者がしっかりと出題内容を教えてくれるので、どの科目・範囲が狙われやすいのかバッチリ把握できているんですよね。
もちろん横浜市役所の問題は非公開なので100%正しいとはいえませんが、実際に試験を受けてきた40人~50人の情報を集約して作成したので再現性は高いです。
早い時期に出題傾向を理解しておくことで、根本的に間違った勉強をしてしまい、時間を無駄にしてしまう心配もありませんよ。
「何から勉強すればいいんだろう・・・」と悩んでいる人には必要なデータだと思うので、ぜひ参考にしてください。