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入国警備官の女性・社会人採用は難しい?合格に近づく方法を解説
入国警備官の女性採用は難しい?
結論、女性でも入国警備官になることは、そんなに難しくありません。
直近3年間の受験倍率(女性のみ)がこちら。
2023年度:2.9倍
2022年度:4.6倍
2021年度:14.7倍
※2021年度は直近10年間でもっとも倍率が高かったので、気にする必要はありません。
最新倍率は3倍を切っています。なので、十分に合格を狙えるレベルです。
社会人女性が入国警備官になるのは難しい
しかし、社会人枠の女性区分はかなり狭き門です。
直近3年間の倍率がこちら。
2023年度:16.0倍
2022年度:16.0倍
2021年度:24.0倍
・・・。基本的に採用されるの若干名(1〜3人)なので、かなり狭き門と言えそうです。
女性が入国警備官採用試験に合格するには
結論、一次試験の基礎能力試験で高得点を取ることです。
最終合格者の決定方法
第1次試験合格者のうち、作文試験、人物試験、身体検査、身体測定及び体力検査に合格した者について、基礎能力試験の得点に基づいて最終合格者を決定します。
このように、最終的に基礎能力試験の点数が合否に大きく関わってくるのです。社会人枠の場合も同様で、配点は基礎能力試験が一番高いです(約60%)。
社会人枠の一次試験ボーダーラインはそこまで高くありません。しかし、最終合格を目指すなら最低7割、できれば8割以上の得点が求められます。
基礎能力試験は、次の5分野21科目から出題があります。
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*2024年度から情報科目が追加。
このように基礎能力試験では、幅広い科目知識を求められるので勉強する範囲がとても膨大です。
そのため、すべてを同時に勉強するのではなく取捨選択をして進めていく必要があります。具体的に言うなら、出題数の多い科目から勉強すること。
出題範囲について、詳しくは次の記事で解説しています。参考にしてください。
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