【大卒高卒】海上保安官になるには?海上保安学校に入る方法と試験内容を解説
大卒・高卒で海上保安官になるには?
結論、海上保安学校や海上保安大学校に入校し、卒業することで海上保安官になれます。
海上保安学校や大学校に入るには?
次のいずれかの試験に合格することが条件です。
海上保安学校学生採用試験
海上保安学校学生採用試験(特別)
海上保安大学校学生採用試験
海上保安官採用試験(大学校「初任科」)
大卒の場合
海上保安学校学生採用試験
海上保安学校学生採用試験(特別)
海上保安大学校学生採用試験海上保安官採用試験(大学校「初任科」)
この3種類の試験を受験できます。
*「2.海上保安学校学生採用試験(特別)」は10月入校(中途採用)なので、現役大学生は受験できません。
高卒の場合
海上保安学校学生採用試験
海上保安学校学生採用試験(特別)
海上保安大学校学生採用試験
海上保安官採用試験(大学校「初任科」)
この3種類の試験を受験できます。
*「2.海上保安学校学生採用試験(特別)」は10月入校(中途採用)なので、現役高校生は受験できません。
*「3.海上保安大学校学生採用試験」は20歳までしか受験できません。
海上保安学校の試験内容
基礎能力試験
学科試験
作文試験
体力試験
面接試験
これらの試験が行われます。
基礎能力試験
基礎能力試験とは、 計算力や読解力を測る『一般知能』と、今までに勉強してきた基礎学力を測る『一般知識』で構成される筆記試験のことです。
■主な試験科目
数的推理|判断推理|空間把握|資料解釈
政治|経済|日本史|世界史|地理|数学|理科
このように、中学校から高校までに学んだことのある内容ばかりですが、6年間で習った範囲を短期間で勉強し直さないといけないので簡単ではありません。
詳しくは次の記事で解説しています。
学科試験
数学と英語についての筆記試験です。
船舶運航システム課程以外の区分を受験する場合に必要。
大学入試レベルの内容です。そのまま高校の授業が役立つので、先生に聞くなどして対策しましょう。
作文試験
自分の考えや主張を論理的に説明する文章形式の試験。
作文は、自分では文章が書けると思っていても、意外に書けなかったり、書けた(気になった)としても課題に対してまったく十分な解答にはならないことはよくあります。
勉強すればしただけ成果が見える筆記試験とは違い、客観的な評価(添削してもらうこと)でしか習熟度がわからないため、なんとも厄介な試験といえるでしょう。
面接試験
受験者の人柄や対人能力(コミュニケーション)をみるための試験で、個人面接により行われます。
志望動機や自己アピールなどを問うことで、あなたが海上保安官として適任かどうかを評価・判断します。