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1人目出産
こんにちは、低AMHのKouLen です。
今回は長男を出産した体験を思い出してみたいと思います。
2016年5月、予定日まで2週間をひかえたある日、私は家でスクワットをしていました。はち切れそうなお腹で、夜は寝てもすぐ目が覚めてしまったり、腰痛や脚のむくみ、それから日中はとにかく暑かったです。(夏に出産の方はもっと大変だろうと思います)
旦那の用事が終わり、駅へ迎えに。その後は一緒にDVDを借りに行きました。「どれにしようかなー」DVDを選んでいると、急にお腹が「ぷつん」と鳴りました。「?」最初はよく分からなくて、その後ふつうに買い物へ。悠長にごはんを買っていると、徐々に股から何かが漏れ出ててきました。「やばい!やばい!」DVDと荷物を抱え、タクシーで帰宅。家に着くと、パンツが血みどろに。すぐ病院へ電話して、これまたタクシーで病院へ向かいます。
病院へ着く頃には生理痛くらいの痛みがあり、子宮口は3~4cm開いていました。入院したのは夕方5時。まだ時間がかかるだろうということで旦那はいったん家へ帰りました。
入院服に着替え、通されたのは分娩待機室。6つほどベットがあり、カーテンで仕切られていました。一番奥のベットで音楽を聴いたり、テレビを見たり時間をつぶす私。徐々に痛みが増してきた頃、夕ごはんが配られました。目の前にある健康的でおいしそうなごはんを2口ほど食べ、後はよだれを垂らしながら痛みに悶え苦しみました。ウィダー用意しておくべきだった・・。
夕食が片付けられ、我慢できずナースコール。「すみません、まだ産まれないですか?(痛)」「まだ・・6cmくらいですね」
マジですか。腰、爆発しそうな痛みですけども・・・!?
旦那が家から病院へ呼び出された頃、私はテレビで大河をかけ、イヤホンで聞いているような、ただ苦しんでいるような感じでした。息んではいけないそうなので、ひたすら「ひー、ふー」と呼吸をし(他のベットにいる人に聞かれるの嫌だったけど、もうそんな余裕なし)、ひたすらお腹に力を入れないようにしました。
旦那も到着し、再び助産師さんに内診してもらうと、ようやく分娩室へ通されました。ベッドで息み逃しをひたすらやり続け、でも痛すぎてベットにしがみつき、旦那は最初のうちは手を握って応援してくれましたが、時間が経つにつれ疲れたのか、携帯をポチポチ。この時ほど旦那に怒りを覚えたことはありません。罵声をあびせたいところですが、そんな声を出す力も残されておらず、ただただ不快でした。
助産師さんが現れ、「息んでいいですよ」のお達しが。そこからもうひたすら息んで、休んで、息んでの繰り返しでした。心折れそうな時、助産師さんが「いいよ、上手!もうひと踏ん張り!」と何度も声掛けしてくださり、本当に助かりました。
「もうちょっと、あとちょっとで頭出てくるよ!!」
そしてついに、頭が出ると「にゅるん」と全部出てきて「おぎゃー!」
夜11時58分、長男の誕生です。入院してから7時間ほどで産まれました。
産んだあとは傷口を縫われたり、カテーテル入れて尿を取られたりしましたが、出産の痛みが凄すぎて何も感じず。
カンガルーケアで少し抱かせてもらいました。「ちっちゃくて、あったかい」そして猿顔。それでも可愛いと思えるから不思議です。
以上、一人目の出産についてでした。普段忘れっぽい私ですが、この1日は昨日のことのように思い出せます。みなさんの出産が素敵な思い出になりますように。
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