地元と旅行先の交差点の違い
注意!!!
素人高校生が授業1時間で作った割と雑でざっくりとしたまとめです…あんまマジに思わないでね。
先日、修学旅行へ行ってきました。5泊6日で関西や東京への旅。どこのエリアも楽しく興味深い建造物や名所がありましたが、個人的にそのほかに気になった事があります。
それは、「交差点の表記の違いについて」です。
ここで言う表記とは、良く信号の隣についている地名板のことを指しています。
私の地元、札幌市ではこの地名板の名前がある場所の地名や地番に基づいて表記されています。そのほか公共施設や非公称地名を使用しているものもありますがごく稀です。
そのため、左右の車線やレーンによって表記が異なる事がほとんどです。
さらに、違う場所でも同じ表記を使っていることも多いです。かなり離れた場所でも同じ表記を使っている場合もあります。
しかし、本州では少し様子が違うようなのです。
特徴としてまず最初に挙げられるのは、主に使われているのが公称地名ではなく周辺の施設の名前だということです。
札幌市でも南区「自衛隊北門前」や手稲区「あすかぜ高校前」、「一条大橋」などがありますが、前述のとおり稀に見られるものでメインで使われているものではないです。しかし本州ではその逆で地名表記を見かけることはごく稀で、そのほとんどが施設や橋の名前を使っていました。
そして二つ目は、同じ地名表記が異なる交差点で使われることがなく、一つの交差点で表記が変わることがないということです。イメージとしては、札幌市のすすきの交差点のように、一つの交差点に名前が付けられている、というような感じです。
では、何故交差点の表記の方法が地元と旅行先でかなり異なるのか。
調べてみると、どうやら北海道の表記の方が独特だったようでした。
本州方面では前述の通り、周囲の施設や目標物などの名前が付けられていますが、北海道では独自の住所表記『条丁目制』があったため、このような表記になったようなのです。おそらく、条丁目制は一見わかりにくいですがルールを覚えてしまえば場所の特定が簡単だからでしょう。
(ただ、条丁目制を採用してない函館市などでも住所を使った表記をしているので、条丁目はあまり関係なく本当に独自の表記方法なのでしょう)
さらに、北海道では何もない開拓地に住所を定めて人が住むようになった、すなわち建物より住所の方が先に存在していたから、という理由も考えられます。
本州については全くの無知なのでただの空想しかないのですが、昔から交差点を周辺の施設を使って呼ぶような習慣があったのかな、とも思ってしまいます。
いずれにせよ、このことについてはわからないことだらけなのでまだまだ調査をしていきたいですね。また何か発見したらまとめようかと思います。
住所を使った表記と交差点に名前をつけた表記、どちらがわかりやすいかは人それぞれだと思いますが、地名好きとしては前者で良かったと思いました。
それではここまで。