当たり前のことを当たり前にする大切さ
大学のレストラン
大学にオススメのレストランがある。今は週1しか大学に行っていないのだが、毎週必ず通っている。そのレストランは正門から入って右側の建物の4階にあり、人目にはつきにくいのだが、大学の職員や教授また少数の学生で結構繁盛している。値段は学食よりかは少し高いが美味しさはかなり良い。実際入ってみて観察してると繁盛する理由が見えてきた。従業員の構成としてはマネージャー、ホール、キッチンがいる。マネージャーは客が何人来て、ホールと連携してどこの席に誘導するかを指示する。ホールの中でも2つの役割があり、1つ目は料理を客に渡す人、2つ目はキッチンから渡された料理を1つ目の役割の人に渡したり、飲み物を準備する人だ。キッチンは客の注文をホールが伝え、それを準備する。これらの役割は他の飲食店でも普通のことかもしれないが、この店ではマネージャー、ホール、キッチンのコミュニケーションを通じた連携には目を見張るものがある。水が足りなくなっていたらすぐ入れてくれるし、席に誘導される時も予約された席に誘導するように特別感を出している。仕組み化されたオペレーションと客が感じる特別感が比較的年収の高い大学職員や教授を惹きつけている。
ドムドムバーガー
先日のNewsPicksの動画で堀江貴文とドムドムフードサービスの社長の対談があった。彼女は30代後半まで専業主婦だったが夫が病に倒れ、生活のために働き始めるとアパレルの店の店長になり、退職後は居酒屋を開店し、人気店にして最終的にドムドムバーガー の業績改善に努めた人物だ。この対談の中で印象的だったのは「なぜドムドムバーガー を立て直すことができたのか」という質問に対する回答だ。
私が入るまでは社内では数字だけを見てたんです。数字だけを見て売る商品を決めてそれも取締役が決めた商品を社内で議論することもなく売り出す。私はそこが問題だと思い、いかに美味しいものをつくるかにこだわったんです。そのために社員との意見の出し合いは大事にしました。
この言葉を見てどう思うだろうか。
堀江氏が思ったように自分も正直、こんなことだけで会社の業績が変わるのかと思った。社員とのコミュニケーションがとれる仕組みを作り、消費者の視点で考えて行動する。当たり前のことだが、それが1番大切なのかもしれない。
当たり前のことを当たり前に、それ以上に徹底してやる。学んだことをちゃんと自分にも活かしていく。