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ヨルシカが好きな理由

僕はヨルシカをよく聴く。
周りからは何故か反応があまり良くない。
どうもヨルシカを聴く男はあまりウケが良くないみたい。(自分の周りだけ?それとも自分のキャラクターの問題?)
何はともあれヨルシカが好きな理由は、歌詞だと思う。
ネットとかでヨルシカの歌詞はメンヘラとか死を連想させるとかネガティブなイメージがある。
実際そんな感じの歌詞はあるからなぁ。
どちらかと言うと多いかもなぁ。
別に自分が死にたい程思い悩んでいる訳でもない。(たまに沈み込んでメンヘラ気味になるけど)
好きな理由の一番は歌詞でその場面を想像が出来るから。
一時期、嘘月を聞いて月が綺麗な夜に浸っていた。
その頃は好きな人にLINEをブロックされて、完全に距離を置かれて苦しかったから余計そんな感じだったけど。
生きていて初めて音楽を聴きながら、まん丸の月が煌々と照らす夜に一人で立ち尽くして泣いた。
今から考えると周りに誰もいないから出来たことで、はっきり言ってあの時の自分はおかしい人だと今は思う。
ただあの時に泣きながら、やっぱりその人が好きで仕方ないし、一番になれなくても隣にいたいって思った。
自分の心に嘘はつけないなって思えた。
音楽って自分の心の内にピタリと嵌った時に感情が溢れる。
僕の場合はそれがヨルシカの音楽なんだと思う。
最近は左右盲を良く聴く。
昔読んだ幸福な王子の話が好きだから。
大切な人がずっと幸せに笑っていて欲しいって気持ちがあって、いつも聴いてると泣きそうになる。

少しでいい
君の世界に少しでいい僕の靴跡を
わかるだろうか、君の幸福は
一つじゃないんだ
右も左もわからぬほどに手探りの夜の中を
君が行く長いこれからを
僕だけは笑わぬことを
その一つを教えられたなら

一緒に生きていけなくても、大切に想う人の幸福を願えることは幸せなこと。
そう思える自分を好きでいたい。
もちろん歌詞だけじゃなくて、下鶴さんのギターも、suisさんの声も、キタニさんのベースも好き。
その中でもn-bunaさんの人の弱いところにスポットした歌詞と数分の曲の中で物語を作る才能が本当に凄いって思う訳です。
支離滅裂な文章で他のヨルシカファンの皆さんに怒られそうですが、一人のヨルシカファンの戯言でした。

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