初めての失恋
こんにちは。高校5年生です。
前回の記事をご覧くださった皆さん、ありがとうございます。今の状況についてはお話ししたので、今回は私の心の状況がどう移り変わったか書いていきます。
別れを切り出された当日は、動揺しました。腑に落ちた部分もあったものの、連絡を取らないでいた親と友人に思わず連絡してしまったほどでした。ただ、夜遅いことを承知して翌朝空いているか尋ねるなど、妙に冷静さはありました。悲しいはずなのに、なぜかあまり涙が出なかったことが印象的です。「本当に悲しいときは涙出ないんだ……」と呆然としておりました。
1番涙が出たのは、別れを切り出されてからの24時間でした。朝から夜まで明らかに、傍から見たら情緒不安定でした。仕事だったため必死に歯を食いしばって働いたものの、様子がおかしいことに気づいた人はいたかもしれません。きっかけがなくても涙が出ました。
2日目は朝だけ涙が出ましたが、それ以降は割と元気でした。3日目以降は写真を見ても出来事を紙に書いても平気になり、我ながら意外と回復が早くて大変驚きました。大事にされていないのに理由が分からなかった期間があったので、理由が分かってすっきりしたのでしょうか。彼が1度も私を責めず、むしろ「○○ちゃん(私)はかわいくて性格が良くて本当にいい子だから、○○ちゃんが悪かったとは考えないで欲しい。○○ちゃんには幸せになって欲しい」と泣いていたのを見て、ちゃんと愛されているんだと、冷められたわけではないんだと分かったことも、自信に繋がったのだと思います。じゃあ何で別れたいんだって話になるんですけどね。「幸せになって欲しい」じゃなく、「一緒に幸せになろうね」って言って欲しかったです。
我を忘れるほど泣いたり、何も手につかなくなったりと失恋にはマイナスイメージしかありませんでしたが、初めての失恋はむしろ良い傾向に私を向かわせております。食べる量が自然と減り、朝はシャキッと6時に目が覚めるようになりました。恋愛で重たい荷物を背負っている分、仕事で余計な悩みを抱えることがなく、心なしか仕事がきちんとできるようになった気がします。確かに心療内科に通っていた頃は「仕事が上手くいけば全部上手くいく、だから仕事ができるようになって欲しい」と願いましたが、こんな形で叶っていくとは思いませんでした。
元々寂しい思いをしていたので、別れを意識してから急に寂しくなることもなかったです。
繫忙期前、しかも11月半ばに大事な仕事を控えている私は最初、「何て時期に言ってくれたの」と思ったのですが、むしろグッドタイミングでした。打ち込むことがあればそれに集中できます。昨年は2人で過ごしたクリスマスもお正月も1人です。2年ぶりに、お笑いを楽しめそうです。もっと早く相談して欲しかったなとか、彼には言いたいこともありますが、悪くないお別れを迎えられそうです。
以上、「初めての失恋」でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!