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大学4年生、必修の授業だけを残すことだけがベストじゃない

こんにちは。高校5年生です。

前回の記事を書いてから7時間後の私です。「また気持ちの向きが変化したら、戻ってきます。」と言っておりました。気持ちの向きが変化したので、パソコンに向かっております。

突然ですが、授業ってありがたいですね。私はほとんど授業に出るのが嫌だと思ったことがなく、むしろ「次は○○の授業だ!今週は何かな?!」と前向きに、授業を楽しみにするタイプだと自覚しております。しかしながら、本日ほど授業があること、授業に出席できることに対して「ありがたい」と感じた日はないかもしれません。

なぜ「ありがたい」のか。それは、授業に出ている時間は授業の内容のことしか考えずに済むからです。
「当たり前じゃん?」って感じますよね。当たり前と言えば当たり前なのです。けれども、進路に悩んでいてやるべきことや趣味もなかなか手につかず、意識せずとも四六時中進路のことで頭をぐるぐる悩ませてしまっている現在の私にとって、半強制的に悩み以外のことを考える頭にしてくれる授業は、ありがたい存在です。
授業中は、授業で取り扱っていることだけを考えていて良い空間です。というか、考えているのが望ましい空間です。進路や就活とは1ミリも関係のない授業内容について、それだけを考えているべきだという授業の性質のお陰で、私は授業中、悩んでいたことをしばし忘れることができました。進路の悩みを考えることを忘れ、授業内容に目いっぱい集中することが肯定される空間。何て最高なのだろうかと、ちょっぴり感動すら覚えました。

少し前までは、「大学4年生は就活中心のスケジュールを送らなければならないから、卒業するのに必要な単位は3年生までに揃えておくべきだった!4年生は授業に出ている場合じゃない!」なんて心の中で叫んでおりました私ですが、あの発言、訂正します。スケジュールが多少きついことはありますが、4年生で履修する授業を持つことに意味はあります。こういう目的で授業を取るのはどうかという声も聞こえてきそうですが、進路決定にバタバタしてしまう4年生にとって、大学の授業はそのときだけバタバタしていることを忘れ、気持ちを切り替えることができる場所です。レポート課題を仕上げて提出するのが大変だとか、毎回大学に来て授業を受けるのが大変だとか、そういう側面があるのは承知の上ですが、それでも今の私は、きちんと計画して大学4年生までに履修すべき授業を全て取っておくことが最良の選択だとは思わなくなりました。4年生になっても授業を受けていることへの言い訳みたいでしょうか?言い訳みたいだったとしても、自分の中で授業を受けることに納得できていることは、幸せだなと思います。
今後もありがたく、真面目に取り組みたいです。

以上、「大学4年生、必修の授業だけを残すことだけがベストじゃない」でした。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

次の投稿でお会いしましょう!