『顔面を保存しておきたい話。』を読んだら
こんにちは。高校5年生です。
いくつか記事を読み返していたとき、739回目の記事『顔面を保存しておきたい話。』に久しぶりに目を通しました。あの頃の気持ち、今も鮮明に覚えております。生まれ持った、若さゆえの綺麗さを持て余していることが本当にもったいなかったのです。あのときはどうすれば生かせるか分からず真剣に悩みました。
今は不思議なことにお付き合いする人がいて、顔を合わせるたびに「かわいい、かわいい」と褒めてもらっております。お陰様で、生まれ持った綺麗さは今生かすことができていると実感しております。
好きな人から「かわいい」と言われると、冗談でも何でもなく本当にかわいくなっているように感じます。家を出る直前までいまいち決まらなかった顔が、デート中に鏡で見ると自分史上最高にかわいくなっているのです。
デートから帰ってきた後、洗面台の鏡で見る自分も綺麗です。見つめてしまって、しばらくメイクを落とさずにじっとしてしまいます。朝、あんなに「メイクも髪もひどすぎる!時間が来たから行かなきゃいけないけど、こんな顔彼に見せられない!」と落ち込んだのに、彼はいつも会った瞬間「かわいい!」「○○ちゃん(私)綺麗」「この服も似合うね」と褒めちぎってくれます。どう考えても家を出るとき失敗作みたいな顔だったと記憶している私は信じませんが、デート中にお手洗いの鏡を覗くと、そこに映っているのは確かに私の顔かたちをした、知らない美人なのです。これは、彼の言葉に魔法がかかっているとしか思えません。
1度、「Nくん(彼)の『かわいい』は魔法だね」と話したことがあります。「Nくんに『かわいい』って言ってもらうようになってから、他の人にも『かわいいね』って言われるようになったよ」と。
彼は喜ばせ上手なので、「だって本当にかわいいんだもん」と言っておりました。私はその言葉を半分信じ、半分疑っております。きっと待ち合わせ場所に着いた私はまだおしゃれが未完成で、彼に会って「かわいい」と言われて本当にかわいくなっているのです。彼の「かわいい」に感謝ですね。
ちなみにデート中、鏡に映る自分がかわいく見えるのは、舞い上がっているからではないでしょうか。デート後、彼が「これ最高、めっちゃかわいい」と私が写った写真を送ってくれるものの、言うほどそんなにかわいくありません。他の写真を見せてもらうと、もっとかわいく撮れている写真が見つかるときもあれば、何十枚、何百枚とあるのにお世辞にもかわいいとは言えない写真ばかりのときもあります。デート中、私が常にかわいいわけではないことは、写真のお陰で証明されております。それでも「かわいい」と褒めてくれたり、職場の人や学生時代の友達に見せては自慢したりしてくれる彼は、優しいです。
さらっと書きましたが、彼が周りの人に私の写真を見せて自慢してくれること、とっても嬉しいです。見せられた人はコメントに困っているかもしれないものの、顔がかわいいと思っていないと見せないでしょうから、彼が私の顔をかわいいと思っている証だと喜んでおります。写真を見せて自慢するなんて、モデルさんみたいな美女しかされないと考えていたので、まさか自分がその立場になるとはと驚いております。「上司に『彼女綺麗だね』って言われたよ」と嬉しそうに報告してくれるNくんが、とてもかわいいです。
以上、「『顔面を保存しておきたい話。』を読んだら」でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!