女子大生が、女子力について考えた。
こんにちは。高校5年生です。
今回は「女子力」について考えます。
突然ですが、皆さんにとって「女子力」って何ですか?
見た目や中身が女の子っぽい?オシャレに気を使っている?料理が上手?
上の例が女子力の基準なら、私の女子力はゼロ。盛って0.5とか。
服やメイクにこだわりはないですし、料理も栄養があって食べられればOKだし、ヒールのある靴は苦手だし、ネイルもヘアカラーもしません。
私の考えを話させていただきますね。女子力って都合の良い言葉だなと思うのです。
「女子力」という言葉に対して反対する気持ちはありません。ただ少し、違和感はあります。
すみません、既にここまででゲシュタルト崩壊が始まってしまいました。
一旦休憩。ふぅ。
さて、続きです。「女子力」を使うとき、「女子」の定義を互いに一致させていないと伝わらないですよね。
でも伝わっているってことは一致しているんです。
皆さんも既にお分かりではないでしょうか。「女子っぽい」というときにイメージされる女子像。でも、周りの女性たちを思い浮かべてみてください。そのイメージに当てはまる女性ばかりではないのでは?
確かに「女子」のイメージがはっきりしていたら分かりやすいこと、都合の良いこともたくさんあると思います。
しかし、「女子」のイメージが固まることで、それに含まれない女性たちが「女子っぽくない」とされてしまうこと、それは違うのではないでしょうか。
そもそも「女子力が高い」と評価される女性たちは、人々の勝手なイメージである「女子像」にたまたま、もしくは意図して当てはまっただけなのでは。
一時期、商品のPRに「女子力」がよく使われていました。中には「いつも良い香りがする=女子力が高い」といった内容もあり、当時中学生だった私は首を傾げたものです。
女子力は都合の良い言葉だと言ったのは、このときの経験の影響です。
私は女子力を高めるよりは、人間力を高めたいです。
例えば、写真映えする料理が作れなくても、冷蔵庫にある食材だけでごはんが作れるなら、そちらの方が生きていくのに役立ちますよね。
流行に則ったオシャレに疎くても、TPOに合わせた服を着ていれば生きていけますよね。
それらは、男子も女子も関係ありません。人として生きていける力、人間力だと思います。
可愛げがないかもしれませんが、そうありたいです。
以上、「女子力」についてのお話でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
また次の投稿でお会いしましょう!