陰キャ大学4年生、人生初の同窓会に挑む。①
こんにちは。高校5年生です。
以前からお話ししておりました通り、2022年12月下旬、初めての同窓会出席を果たしました。人生初の同窓会は、高校の同窓会でした。本来は成人式と一緒に催されるはずでしたが、2度の延期を経て、22歳で実現しました。
ここで同窓会に行く前の心境をおさらいしておきます。高校時代、私はクラス1、いや学年で1、2を争う陰キャでした。毎日机に向かって何か書いている、黒髪2つ結び眼鏡女子を想像してください。それが私です。
在学中、私はずっと成績が良くありませんでした。中学ではそこそこ優等生を気取れておりましたが、地元トップの進学校では一切通用しませんでした。そのまま私は逆転を果たすことなく、大学受験では第1志望どころか第2志望まで落っこちております。周りは東大、京大をはじめ有名国公立大、私立大を受ける子ばかりでしたので、「○○、受かったって」という声を毎日聞くのが辛かったです。名前を出せばみんなが驚く進学校に通っていたというプライドだけを背負ったまま、私はひっそりと同じクラスや部活だった子達と連絡を絶ちました。出身校の名は、水戸黄門様の印籠みたいなものだったのです。
これが、「高校5年生」というハンドルネームが生まれた経緯です。
こういう背景を背負っておりますから、出席を決めるまでは長い苦悩がありました。本音は行きたかったのです。大学1年の頃よりは「大学受験に失敗した」というコンプレックスは薄まっておりましたし、堕落せずそれなりにちゃんとした学生生活を送った自負があったからです。
ただ、この4年間同じクラスや部活だった子達と全く連絡を取っておりません。ちょくちょくクラスのLINEグループや部活のLINEグループが動いていたので、みんなが連絡を取り合っていることは知っておりました。けれども私はそこで一言も発しておりませんし、みんながやっていたオンラインゲームにも参加しておりません。だからこそ余計に、「今まで音信不通だったのに何してたん?同窓会だけ来て」と思われそうで怖かったです。
とは言えやはり、同窓会に向けられた好奇心が抑えられませんでした。
私は、高校卒業から唯一連絡を取っていた、唯一無二の友人を誘いました。何とか一緒に行ってくれることになってほっとしたのを覚えております。ドレス・パンプス・パーティーバッグをレンタルするのも何だかんだ楽しかったです。ドレスレンタルについては、別の記事で詳しくお話ししますね。
開催の1週間前、参加費振込のお知らせが来ました。私はこのために土日もクリスマスイブもクリスマスも返上してアルバイトに勤しんだのです。すぐに支払いをしました。しかし、手数料が安い時間帯を選んだつもりがそうではなかったため高くつきました。これだけは悲しかったです。銀行の手数料って、割とバカにできない額ですよね。
参加費7000円を振り込み、レンタルドレスが前日に到着し、いよいよ同窓会を迎える支度が整いました。次回、『陰キャ大学4年生、人生初の同窓会に挑む。②』にて、会場入りする模様をお伝えします!
以上、「陰キャ大学4年生、人生初の同窓会に挑む。①」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!