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THE W 2021感想と、審査方法について

こんにちは。高校5年生です。

 昨夜、家族の冷ややかな視線を浴びつつ「THE W」を観ました。生で観られないと思っていたので、オープニングは観せてもらえなかったのですが、ギリギリ1組目から優勝者が決まるまで観ることができたので良かったです。働いて早く誰の目も気にせずテレビを観られるようになりたいなと思いました。

そんなことは置いておくとして、すごい大会でしたね。何の知識もないのに評論家みたいに大会についてあれこれ言わないようにしようと思ったのですが、とにかく「すごい大会だった」という感想だけnoteに書きたくなってやってきました。

Wのファーストステージでは、AブロックとBブロックに5組ずつ振り分けて、ネタが終わるごとに暫定1位を決めていく「対戦形式」で審査が行われます。M-1グランプリやキングオブコント、R-1グランプリなどと差別化を図るためでしょうか。「絶対最後の方が有利じゃん!最初の人たち不利じゃん!出番順も運のうちだから、仕方ないのかな」とずっと思っていました。ただ、今回の大会はトップバッターで出たヨネダ2000さんや天才ピアニストさんは途中で暫定1位を譲る形となりましたが、紅しょうがさんや天才ピアニストさんは複数回暫定1位の座をキープしていて、審査員の方々がネタを見た後の余韻に流されるのではなく、きちんとネタを比較して審査されているんだなということが伝わりました。審査員の皆さんはプロなので当然と言えば当然かもしれませんが、有利・不利の差が大きく出てしまう審査方法をとっていると考えていた分、きちんと審査されていることに感動しました。

もちろんネタ順の点数審査も、出番順によって有利・不利が分かれるという意見があります。これを本当に公平にする方法はなかなかありませんし、ましてやTHE Wのように漫才もコントも1人芸でもOKな大会であれば、審査員の方々もコメントされていましたがすごく審査するのが難しいですし、完全に公平にすることは不可能ですよね。

 
余談ですが、私が1度やってみたら面白そうだなと思う審査方法がありまして、それをちょっと書いてみます。パッと思いついた案なので、穴だらけかもしれませんがお許しくださいませ。

トップバッターの出場者が不利になってしまうという話はどの大会でもよく言われます。であれば、トップバッターを出場者にしなければ良いのでは?例えば、決勝進出者と別に、準決勝で敗退してしまった人たちから事前に1組、決勝でネタをする組を選びます。しかしこれは敗者復活ではありません。ここで選ばれた1組は自動的に決勝でトップバッターを務めます。そしてこの組のネタを、決勝で披露されるネタを比較する基準にしてもらうのです。審査員の方々には他の決勝進出者のネタと同じように点数をつけてもらい、2組目からのネタ(決勝進出者たちのネタ)を判断する基準にしてもらいます。もちろんトップバッターの組は決勝進出者ではないので、審査はされますが決勝戦には関わりません。この方法を取る場合のメリットは2つあります。まずは、様子見のためにトップバッターの点数を低く押さえてしまうことにより、トップバッターの組が不利になってしまうことがない点。そして同じネタを基準にして決勝進出者の全てのネタを判断するので、基準が一定になりやすくなる点です。

 


当然ながらこの方法にもデメリットはたくさんあります。この方法を取ったとしても、審査には審査員の方々の好みが少なからず反映されるので、結果的に公平ではないかもしれません。ただ、トップバッターが不利になるという問題は確かにあるので、これが改善されて欲しいとは思っております。


あれこれ言わないと宣言したわりには長く書いてしまいました。すみません。また次回の記事もご覧くださいませ。

以上、「THE W 2021感想と、審査方法について」でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

また、次の投稿でお会いしましょう!