真面目。
こんにちは。高校5年生です。
私は小学生の頃から色んな人に「真面目だね」と言われてきました。
今思えば、「地味で面白みがなくて垢抜けなくて取っつきにくい」という意味だったのでしょうが、会う人会う人たくさんの人に言われてきたので、いつの日か「真面目」は私の代名詞になりました。
そして、大学生になった私は思います。
「真面目」という言葉に逆に縛られていたな、と。
元々、私の馬鹿正直で融通が利かない性格を見て、みんながそれを「真面目」と表現してくれただけでした。
しかし、「真面目」と言われ続ける中でどこか自分の中で「真面目=私」だという意識が生まれました。それは裏返せば「真面目でなければ私ではない」。誰もそんなこと言っていないのに、私は勝手にそう考えるようになっていったのです。
そうして自然と、自分の中にある「真面目でない部分」を隠してきました。
人間ですから、不真面目な面もあります。でも、昔の私は特に「真面目な私」に背く私を人前にさらすことを恐れていた気がします。今でもしばしば、真面目な私を演じていることに気づいてしまうことがあります。昔は罪悪感がありましたが、体に染み付いてきたせいか、最近は自分が今自然体でいるのかどうかよく分かりません。
ただ1つ言えるのは、天然じゃない「真面目さ」は必ずボロが出ますし、辻褄が合わなくて苦しむこともあります。
20年間、「真面目」に寄りかかって生きてきたので、今更どうしようないのですが。
遅すぎるかもしれませんが、これからはもう少し人前で「自我」を表現できる人になりたいです。
以上、「真面目。」でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
次の投稿でまた、お会いしましょう!