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可愛すぎるから違う写真にするね

こんにちは。高校5年生です。

この間の土曜と日曜、彼氏と2人で1泊2日の旅行に行ってきました。初めての旅行です。丸1日一緒にいたのは初めてで、夜は「今日はバイバイしなくて良いんだ」と嬉しかった反面、帰るときはいつもより辛かったです。

旅行から帰ってきて3日後、彼氏から会社のお昼休みに「インスタ載せて良い?」と写真が送られてきました。画面が2分割されており、それぞれ1日目、2日目の私が中心に写った写真です。「○○ちゃん(私)の可愛さ+景色の綺麗さが上手く撮れてる」そうです。私からするとさほど写りの良いと思える写真ではありませんでした。それでも、「これを拒否したら載せること自体止めてしまうかもな」と、OKを出しました。

私のお昼休みが遅かったので、返信がきたのは終業後でした。見せてくれた写真をアップするのをやめるという返事でした。理由は「やっぱり可愛すぎるから違う写真にする」でした。
Nくん(彼)が1番可愛いと思う写真、載せて欲しいな」と言うと、「うん!でもこの写真だと可愛い彼女を自慢したい感が強すぎるから(笑)」とのこと。インスタは学生時代の友人も見ており、社会人になるまで彼女を自慢するようなタイプではなかったので引かれるかもしれないと心配したようです。また、学生時代は彼女をインスタに載せている男性をちょっぴり冷めた感じで見ていたらしく、自分がそちら側になっていることにはっと我に返って気づいたようです。

可愛すぎるから違う写真に変える」という理由も、無意識に自慢したくなってしまっていることも、ものすごく嬉しかったです。私がそんな風に見られる対象になれていることが、今でも信じられません。私だって、学生時代の私を知る人達に今の私を見てもらったら驚かれることでしょう。彼と違って、学生時代の知り合いはほとんど私のインスタにはおりませんが。

この話には続きがあります。翌日、彼氏から「投稿する写真決めた!」と連絡がありました。見てみると、切り取った2体(?)の私が綺麗な景色の上に貼り付けられており、「自慢したい感が強すぎるから変える」と言っていた割にさほど変わっていないような気がしました。彼は「俺っぽい」とご満悦でしたので、結果オーライです。結局、景色より私を前面に押し出したいということで、私も幸せになりました。

以上、「可愛すぎるから違う写真にするね」でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!