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24卒に伝えたい、意外と知らない添え状の書き方

こんにちは。高校5年生です。

早いもので10月中旬ですね。皆さん、いかがお過ごしですか?
ちなみにこの記事を書いている時期は9月末なので、まだ半袖でも過ごしやすい気候です。さすがに10月中旬となると、半袖は厳しいですね。

さて、今回は私が就職活動中に使っていた添え状の書き方をご紹介していきます。秋から本選考をスタートする大手企業さんは結構多いので、今書いておこうと思い立ちました。WEB提出のESが増えましたが、ESの郵送を求める企業さんもまだまだたくさんあります。

①添え状とは何ぞや


添え状は、企業さんに応募書類を郵送するときに同封する1枚の紙を指します。「送付状」や「カバーレター」と呼ぶ場合もあります。簡単に言えば、エントリーシート(ES)につける表紙みたいなものです。誰がいつ何の書類を送ってきたのかが、一目見て分かるようにつけます。

②用意するもの

私が添え状を作るとき用意していたものは、4つあります。A4コピー用紙、印刷機、PC、透明なクリアファイルです。
私は添え状のテンプレートを作り、Wordファイルにして保存しておりました。こうすると添え状が必要になったとき、企業名と日付と内容物名を変更するだけで添え状ができるからです。いちいち文章を組み立てるのは大変なので、テンプレートを作って保存しておくのはおすすめです。
コピー用紙はA4でなければならない決まりはありません。ESのサイズがA4が多かったので、私はA4で送っておりました。ESのサイズに合わせると見た目が良いですね。
添え状ができたら、ESの上に重ねて透明なクリアファイルに入れてください。透明なクリアファイルは100均に売っております。私はケチって枚数が多いクリアホルダーを購入しましたが、就活中に全然使い切れませんでした。値段は同じなので、どうせなら厚みのあるクリアファイルを買いましょう。ばんばん使っても、余りますから。

③添え状の書き方


添え状に書くべき要素は、以下の6つです。
・日付
・企業名+「20○○年度採用試験ご担当者様」
・大学名、学部学科名、学年、自分の名前
・本文
・内容物名
・連絡先

日付は「令和5年4月1日」という風に書きます。これは書類の右上に配置します。

企業名+「20○○年度採用試験ご担当者様」は、「株式会社○○○○ 20○○年度採用試験ご担当者様」という書き方です。これは日付の下に配置しましょう。

その下に書くのが大学名、学部学科名、学年、自分の名前です。「○○大学○○学部○○学科(○○コース)4年 ○○○○」と書きます。私は名字と名前の間は1マス空けておりました。

本文は、こちらの文を使っておりました。

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
○○大学○○学部○○学科4年の○○○○と申します。
この度、貴社の新卒採用に応募させていただきたく、下記の書類を同封致します。
ご査収くださいますよう、よろしくお願い致します。
  敬具(←右端に寄せる)                      記(←改行して1番下に書く)

はい、これです。○の部分を埋めておくと、どの企業さんでも同じ本文で送れます。
続いて内容物名は、こんな風に書きます。

1.(職種名)採用試験エントリーシート1枚目
2.(職種名)採用試験エントリーシート2枚目

以上

基本的に、企業さんがおっしゃっているESの名前を書けばOKです。「ES」は就活生が使っている俗語なので、正式な書類である添え状では「エントリーシート」と表記します。また、重ねた順番に番号をふるのがポイントです。何と書いたら良いか分からない場合は、「1.エントリーシート 1通 以上」でも良いような気がします。

最後に連絡先。これはメールの署名みたいな感じで書きます。

<連絡先>
○○大学○○学部○○学科4年
○○ ○○
住所:〒○○○-○○○○
  ○○県○○市○○区○○○○
携帯電話:○○○-○○○-○○○
E-mail:(大学Eメール)

項目ごとに改行し、住所は2マスほど下げて書くと見やすいです。メールアドレスは普段使いのフリーメールより、大学から支給されているEメールのものを使いましょう。初対面の方が1発で読めない名前の方は、名前の横にかっこをつけて振り仮名をふっておくと親切ですね。

ここまで読んでくださった方の中には「な~んだ大した話じゃないじゃん。普通のメールと変わらないでしょ」と感じた方もいらっしゃることでしょう。そうなんです。分かってしまえばシンプルなことなのです。
ただ、就活生だった私は途中で「添え状をつけるマナーがある」ということを知り、「どうやって書くの?!」と迷いました。あの頃の私のように迷っていらっしゃる就活生の方に届きますように。

以上、「24卒に伝えたい、意外と知らない添え状の書き方」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

次の投稿でまた、お会いしましょう!