祝!1100回目投稿 ありがとうございます。
こんにちは。高校5年生です。
今回で1100回目の記事となりました。100回おきにそっとお祝いしておりますので、今回も書いていきます。早いですね。この間1000回目を迎えたばかりと思っておりましたのに。
今回は何をテーマにしようかと思案しておりましたところ、今しか書けないテーマが見つかりました。今回は「ここが辛いよ新入社員」をテーマにお話ししていきます。
4月に入社して早8ヶ月。新入社員としての生活も終わりが見えてきました。社会人としては未熟でも、新入社員としてはプロを自負しております。そんなプロ新入社員の私が、新入社員の立場で辛いことをお伝えしていきます。
なめられる
随分とストレートな言葉で書いてしまいました。もう少しやんわり記すことも考えましたが、いくら柔らかく嚙み砕いても言いたいことはこれなのでそのまま書きました。若いですし経験も浅いので仕方ないと言えば仕方ないものの、新入社員はこれを避けられません。取引先の方、お客様、協力会社の方、多方面の方々から常になめられております。
なめられる方法には主に2種類あります。1つは言葉遣いです。上司は親しみを込めていると分かるのでタメ口はむしろ嬉しいですが、取引先の方や協力会社の方に乱暴なタメ口を使われると内心、心穏やかではありません。よくあるのが、こういう電話のやり取りです。
取引先の方「○○社の○○と申しますけれども」
私「はい、○○様ですね。お世話になっております」
取引先の方「あー、○○の件でちょっと聞きたいことあるんやけど」
私が喋る前は誰が電話に出たか分からないので皆さん丁寧さMAXなのですが、声で若い女性だと分かったからか、私が応じると少なくない方がタメ口に切り替えます。「ちょっと聞きたいことあるんやけど」の言い方も、近所の気の良いおじさんみたいな話し方だったら全く気を悪くすることはないものの、さっきまでの丁寧な喋り方はどこ行った?!別人にバトンタッチしたのか?!というくらいローテンションになります。もちろん変わらず敬語で話し続けてくださる方、タメ口でも優しい喋り方の方もいらっしゃるのですが、すぱっと切り替えられるとちょっぴり傷つきます。私以外の社員さんがその人と電話していて、切り替えずに丁寧に話しているのが漏れ聞こえたときは結構傷つきます。
なめられる方法のもう1つは態度です。正直、言葉遣いよりも断然気分が下がります。色んなタイプがいらっしゃるのですが、電話でいうと私が出た途端「誰か他にいる?」「誰でも良いから代わって」と言われることが多いですね。上司が忙しそうなので、「代わりに内容伺ってもよろしいでしょうか?」と訊いても、絶対に私には内容を話してくれない方もいます。そういうときに限って上司に何とか電話を代わってもらったら、私も対応方法を知っていることだったということがあり、「内容を聞いて伝言するだけでも、できないと思われているのか……」とがっかりします。
電話に出た途端「あー、○○さんか」と明らかにがっかりした声を出されるのもショックですが、もっと嫌なのはからかって笑われたり、馬鹿にされたりすることです。残念ながら、シチュエーションを上手く説明できません。真剣に応じているのに親しみの範疇を超えた軽口を叩いて笑われるなどすると、やりきれません。
対面でなめられたときの対処法はまだ見つけられていないものの、電話での対処法は少しずつ身につけております。「この人、新入社員だと分かってなめてきたな」と気づいたら、意識して大人っぽい落ち着いた声で応じます。馬鹿にされているのを感じたら、リアクションをオーバーめに取ります。生意気ながら「私はその程度で動じませんよ、むしろあなたのその態度に寄り添う余裕がありますよ」とアピールしているつもりです。馬鹿にしてくる相手に張り合ってしまうあたり、まだまだ未熟だなと反省させられますが。揚げ足を取られないよう敬語と丁寧な言葉遣いは決して崩さず、大人の対応を見せて内心勝ったつもりでおります。
信用されない
「なめられる」とも重なりますが、信用がないのは辛いところです。取引先の方が、私と1対1で行う会議で話した内容を、後で私と年の離れた上司にも話しているのを見たときはショックでした。私は会議で話したことをまとめて上司に「こういうお話がありました、こう対処しようと思っています」と報告する準備をしていたのに、取引先の方には私がそれをできないと思われたんだなと気持ちが沈みました。今思えば直接話してもらった方が漏れがないですし、取引先の方から直接聞いたという保険が生まれるので良いことだったのですが。
新入社員の信用はゼロです。8ヶ月勤めてもほぼゼロです。積み上げても振り出しに戻るからです。
信用ができれば仕事と責任が増えますからそれはそれで悪くないと思えるようになったら、プロの新入社員です。思えるようになった頃にはそれなりに重要な業務を任されるようになってしまうのですが。
上司の板挟みになる
新入社員は基本的に上司の許可や指示なしに勝手なことはできません。いつもやっている業務ならともかく、初めて向き合うトラブル処理ならなおさらです。その場で質問ができそうな上司を見極めて「こういう流れで対応しますが良いですか?」と訊きに行くのですが、時折上司によってやり方や方針が異なることがあります。
つい先週も、上司Aに聞いたやり方でトラブルに対応していたら、上司Bは他のプランで対応を考えていて、一向に動かない私に怒ったということがありました。私は上司Aに確認して動いていたので間違いないと自信を持っており、上司Bにするべき処理を行わなかったと見られたのがものすごくショックでした。けれども上司Bには未だに「上司Aに確認して、このやり方で進めておりました」と言えておりません。そんなことを言ったら上司Aを悪者にしてしまい、「私は悪くありません」と開き直っているように映るからです。上司Bには私が何も考えず動かなかったと思ってもらっていた方が、つまり私を悪者として扱った方が誰も傷つきません。本日も上司Aにはチクッと先週のことを言われました。「私、そんなに悪かったかな?」という気持ちが動き、胸が痛みました。
全てにおいて気を使う
1番下っ端なので当然ながら気を使います。「今お手洗いに立ったら、電話がかかってきたときに上司に対応させることになる」とおちおちトイレに行けなかったり、順番に昼休みを取る際、上司より先に行くのは失礼だからと夕方にしても問題ない仕事をお昼に進めたりしております。元々そういう性格ながら、新入社員ということで余計に気を回している気がします。残念なことに私の直属の上司は細かく気を使っていることには気がつかない人で、ただ私が消耗しているだけだと最近気づきました。気を使わなくなってしまうとそれはそれで上司に失礼なので、メリハリをつけていきたいですね。
新入社員の辛いところを書いてきた一方、新入社員の良いところも挙げてみます。
(建前上)質問しやすい
「新入社員だから」というカードは大きいです。質問するハードルが元々低いのです。秋頃からだんだんと質問がしづらくなってきたものの、2年目・3年目よりは断然聞きやすいはずです。ありがたい1年間、有効活用したいですね。
素の自分が出なくて済む
職場にタメ口を使う相手がいないので常に敬語です。ゆえに素の自分がうっかり出ることはまずありません。同期が関係部署にいて電話する機会があれば別ですが。
泣いても笑ってもたった1年間の貴重な新入社員時代。私に残された期間は3ヶ月半あまりです。精一杯生かしていきたいです。
以上、「祝!1100回目投稿 ありがとうございます。」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
次の投稿でまた、お会いしましょう!