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単発アルバイト⑤ スイーツ専門店販売補助 part1

こんにちは。高校5年生です。

記事を書いている本日は1週間の始まり、月曜日です。土曜・日曜は相変わらず、アルバイトをしておりました。こちらでは土曜日に入ったアルバイトの感想を書いていきますね。

土曜日に入ったアルバイトは、とあるスイーツを専門とするお店の販売補助でした。スイーツ名を伏せたのは、誰もが知っているけれどもこれを専門にしているお店はなかなか見かけないので、お店が絞られないようにするためです。誰もが1度は食べたことがあるデザートの定番ですが、実は私は苦手です。口が裂けても苦手とは言えず、「味を知らないとお客様に伝えられないから」と店長さんに言われて一口試食させていただきました。「苦手な方でも食べやすくしてあるのよ~」とおっしゃっていましたね。確かに食感は思っていたのと違いましたが、味は知っている味そのまんまでした。ま、そりゃそうですよね。口当たりの良さと見た目を褒めると、それを売りにしているらしく「分かってるね!」と逆に褒められました。

私が担当した業務は以下の通りです。

・大きな声で呼び込み
・保冷剤の補充
・お客様に商品を入れるカゴを渡す
・試食を勧める
・試食の説明とお渡し、使用済み容器の回収
・言われた商品をカゴに入れる
・商品について聞かれたら説明する
・包装・ラッピング
・商品に合わせてスプーンや串、上からかける物を入れる
・帰るまでの時間を尋ね、それに応じて決まった数の保冷剤を入れる
・商品やレシートのお渡し
・お礼とお見送り

簡単に言うと、レジ業務以外の全てを担当しました。店長さんと2人、7時間にわたってくるくる動きましたね。

お店は地元で最も大きな駅の中にあり、改札を出て1分程度で着きます。周りには地元銘菓やお土産を売るお店がずらりと並び、スーツケースを持った人々がひっきりなしにお店の前の通路を行き交っておりました。飲食店アルバイトばかり経験してきた私にとっては、初めての販売業務。しかも7時間と比較的長めです。ちゃんと取り組めるか心配でした。

この心配は、店長さんのお陰で払拭されました。これまでアルバイトに入ったところ史上、ぶっちぎりで優しい店長さんだったのです。店長さんの優しさが心に沁みすぎて溢れてくるので、箇条書きで書きますね。

・定期的に水分補給を勧めてくださる
・呼び込みを続けていると声がかすれてくるので、「30分ごとに交代しよう」と提案してくださる、本当に30分ごとに交代してくださる
・「これからピーク、頑張ろうね」「あと1時間だからね!」「あと15分、最後まで売り切りましょう!」など、時折励ましの声をかけてくださる
・「ホントに初めて?」「飲み込みが早いねー!」「良い調子!!」「接客上手ね~」「いつもより(商品が)減ってる。あなたのお陰」など、たくさん褒めてくださる(←これに1番感動しました!単発で入るようになってから、褒められたの初めて)
・休憩時間を先に「いつ行きたい?」と気にかけてくださる(お任せしたら、ピークの直前に休憩を入れてくださったので喉が持ちました)
・休憩のとき、バックヤードに居ても邪魔にならないかと尋ねたら「ここは狭くてゆっくりできないよ」と、従業員専用の休憩スペースを案内してくださる
・従業員用のお手洗いではなく、「ここが1番キレイだから」と一般用のとってもキレイなお手洗いを紹介してくださる
・休憩時間に入るとき「行ってらっしゃい、ゆっくり休んで」と明るく送り出してくださり、罪悪感がなかった
・ラッピングの手際が悪くお客様をお待たせしたり、商品ごとにバラバラの入れる物を間違ったりする度に「すみません」と言っていたら、「すみませんって何度も言わなくていいのよ」と穏やかに声をかけてくださる(←「それ違う!」などと言われていたので、申し訳なく肩を落としていたら言われました)
・お客様がいらっしゃらないときに簡単な雑談を振ってくださる

思いつくだけでもこれだけあります。いやぁ、本当に良い店長さんで、あの方がいらっしゃったから乗り切れましたし、言われていないところまですすんでやりたいと思えました。
私は喉がかれやすく、大きな声を出したり長時間喋ったりするのは好きなのですが、翌日、必ずと言って良いほど声が潰れてしまいます。翌日は朝から居酒屋さんのアルバイトがあり、声出しが必須だったので「喉を潰さない程度にやらなきゃ……」と呼び込みを始めましたが、気づいたら「喉は、一晩のうちにどうにか声を出せるまでになるように祈ろう。今は全力で精一杯、遠くまで聞こえる声で呼び込みしたい!!」とかすれ声になりながら、力を振り絞って声を出しておりました。たくさん褒めていただきましたし、何より自分で考えた宣伝文句を大きな声で叫ぶことがものすごく快感だったのです。道行く人も向かいのカフェで食事をしている人もみんな、私を見ておりました。私は人の目を気にする性格なのに、こういうときだけ注目されたがるんですよね。商品名を折り込み、抑揚をつけながら食感や雰囲気を言葉にするのはものすごく楽しかったです。開始1時間くらいから「あれ、喉の調子がやばいかも」と思い始めましたが、何とか7時間叫び続けることに成功しました。終わって家に帰った後は全く喋れませんでしたが。

ちなみに翌日は、マヌカハニーをちょくちょく舐めたり、水分補給をまめにしたり、マスクをして寝たりしたお陰か、本調子ではなかったものの、声は出せました。キレイな声は出ませんでしたが、必要なときだけ喋ることで居酒屋さんでのアルバイトをこなすことができました。

思ったより書きたいことがあったので、ここからは次回の記事にまわしますね。
次回の記事では印象的だったお客様、勤務中に考えたことなどを書く予定です。

以上、「単発アルバイト⑤ スイーツ専門店販売補助 part1」でした。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。

次の投稿でまた、お会いしましょう!