広告振り返り~2022年10月~
10月です。
社会情勢の変化に耐えきれず、広告の振り返りを書いている。広告だけはいつだって皆様の隣にいますからね。社会生活で変化がたくさんあったとしても、広告だけはいつでも一緒だから安心感があるのよ。
これで俺Youtubeプレミアムとか入ったら広告見れなくなってウツになっちまうかもしれねえな。荒野行動とか本当すごいよ。恨まれようが5年も広告をやってるんだもん。
皆も荒野行動を見習って、楽しく生活しよう!
・レイジ・オブ・デスティニー
外国人が喋っている所をお出しされた時に「日本語でおk」とか書く文化もすっかり聞かなくなりましたね。ニコニコ動画は概ね5秒で広告が飛ばせる代わりに、広告のシェア機能が無いのは難点じゃないかなあ。
レイジオブデスティニーは2022年3月ぶりの登場。映像自体は使い回しだけども、実況を後から乗せる事で新作広告みたいに見せるいつものテクです。
ただシリアルコードを一応乗っけているので、ちょっと無課金プレイヤーへの訴求が含まれている……のかなあ。そもそも英語の時点で日本人は広告を飛ばしそうですけど。
暗闇から突然こっちに走ってくるのは普通にびっくりするからやめて欲しい。
やっぱりレイジオブデスティニーの映像は中々凝ってるんだよな。内容が放置ゲームなだけで。
やたらカッコいい映像シリーズ。
スローを活用してメリハリのあるカッコいいアクションシーンを描けていますね。こういうゲームやりてえな~~~~!! QTEでも良いからさ~~~~!!
・キングオブアバロン
少し前からリリースされているらしいゲーム、キングオブアバロンのカルーセル広告。1枚目はかわいい女の子を出す、2個目は漫画広告、3個目はナレーション風広告。
とりあえず女性で釣ってから後はゲーム映像らしき物を流してみる、というスタイルは分かりやすくて良いですね。
・始皇帝の道へ:七雄の争い
始皇帝の道への広告には玉木宏が登場。こんな有名俳優を起用してやることが「なぜ今まで日本に無かったんだ!」と、「春秋戦国時代と戦略シミュレーションという絶妙な組み合わせ」の連呼だもん。面白すぎるだろ。
日本なら玉木宏を起用した場合、もっとドラマ風の広告を作りたくなると思うよ。そこをあえて、この連呼に使っている辺りが非常に面白い。チャレンジャー過ぎるよ。
もう全部玉木宏で持ってるじゃん。
あまりにも声が良いのが何度でも見返せるし、大声で「最強!」と叫ぶ玉木宏なんて多分この広告でしか見られません。
これだけで味が濃すぎるよ。
ここからは玉木宏無しの広告。
人気武将の台詞を発表するという体で広告が進むが、登場する人物がいまいちピンと来ない。魏の魏無忌、秦の張儀、秦の羋月(宣太后?)、趙の趙姫、秦の王翳、そして秦の始皇帝と。自分は始皇帝しか知らないし、何なら始皇帝も武将では無いと思うのですが……
三国志の方だとだいぶ分かりやすくなるのに、秦の時代の話になった途端に人物が初見で分からなくなってくる。三国志以外の歴史ゲームを作ろうとすると途端に難易度が上がるんだなあと思い知らされました。
白起という人物が攻め込んで来るシーンだが、この表記は親の顔よりも見たbiimリスペクトスタイルじゃないですか?
「敵軍が敗退しました!」からの「感心!」という応答はテンポが良いから好きです。
ゲーム本編の告知。
ストラテジーゲームは待ち時間が多いと感じている人の常識を破りたいような広告に見えるが、超速バトルと言われて高速の剣戟を見せたり、面倒な指揮流れや複雑な作戦準備もNGだと言ったりするのはどうなんだ。
ストラテジーゲームをやりたい人ってそういう指揮や作戦準備を面倒と言わないんじゃないの。それでもやっぱり面倒だと思って、プレイヤーはもっとシンプルにしてほしいと思っているのだろうか。
ストラテジーゲームで速い遅いというのはあまり関係ないように見えるが、これはサクサク戦闘が進むみたいなところをアピールしたいのか、はたまた本当に戦闘シーンが速いのか。
兵種やら戦術やらという既存のストラテジーゲームでアピールしている所もそのまま続投。
声優インタビュー広告。森田成一って誰だろうと思って調べたら、BLEACHの黒崎一護や戦国BASARAの前田慶次をやっている有名声優でした。声優について無知で、申し訳ありません。
しかし演じている武将の名前は扁鵲、張儀、鬼谷子と知らない名前ばかりです。春秋戦国時代に関してはもうちょっと勉強しておく必要があるでしょう。
「昨晩誰といたの?」と聞かれて「始皇帝」って真顔で言う男は相当こわい。それでwikiを調べ始めて2000年前の中国人じゃん! って言い始める彼女さんも肝が座ってるよ。
それ以降の紹介パートはかなり素直な出来。
・三国極戦
三国無双のモロパクリみたいな広告で11月を沸かせている、三国極戦が初登場。
三国極戦もさすがに予約時点では三国無双のパクリはしないか……と思っていたが、この大喬を見てくださいよ。
これデザインを相当パクってない???
自分はそう思ったんだけども、ずっと見てると少しずつデザインを変えてパクリの誹りを受けないようにケアしているような気がしないでも無い。
でも俺の第一印象は大喬じゃなくて貂蝉だったよ。
映像に関してもバカほどカッコいい。
オープニングムービーとしては充分です。
映像自体はほとんど三国無双のリスペクト感があるけど、思えば三国無双って安直にドラゴンのオーラとか出さないよね。
羽扇からビームを撃ったり物理法則を無視したりする割には、ざっくり思いつくような安直エフェクトが出てこない。その辺がコーエーテクモゲームスの「こだわり」って所なんでしょうね。
・戦国再臨
SEGA監修の超本格戦略型カードRPG、戦国再臨の事前登録を予告する広告。戦国大戦って知ってます? 今じゃ三国志大戦と英傑大戦という二大タイトルがアーケードで稼働してますけど、その前に稼働していた人気タイトルですよ。
そんな戦国大戦がソシャゲとして復活、という触れ込みのタイトルなので自分は結構驚きました。大戦シリーズは稼働終了後にTCGになる商品展開自体は見覚えがあるけども、ソシャゲになるのはちょっと意外でした。ニンテンドーDS版三国志大戦とか昔あった記憶があるけど、現代ではやっぱりソシャゲにするんだなあという感慨がありますね。入力形態が特殊なので、PCやらPSに移植するのは難しいだろうし……
という事で戦国再臨ですが、何だかナレーションのアクセントに違和感がある。大丈夫か?
後ろで流れているBGMは戦国大戦の虎口攻めのBGMだから懐かし過ぎるのも問題。自分は戦国大戦勢では無かったけど、ランカーリプレイで絶対に流れる音楽だから耳にこびりついてるのよ。
こっちのゲーム画面らしきものを見せる広告を見る分には、かなり忠実に大戦シリーズの画面を再現している感じがするんだよな。SEGA、まさかスマホで大戦シリーズが遊べる時代を始めるつもりなのか?
でもナレーションは相変わらず変である。もうちょっとこう何とかならなかったのかと思ってしまうよ。
この広告、三国志真戦からパクってきた? 10万の騎兵が5万の槍兵に負けるシーンって大戦シリーズで見かけないというか、騎馬兵が槍兵に攻撃する際は大打撃を避けるためにいったん槍兵の前で減速してから乱戦に持ち込むもんだと思ってたが……
もちろん兵種や計略の駆け引きもあると思うよ。しかし戦国大戦と言えば操作技術もあるだろうし、虎口攻めとか、大筒の普請とか、もっと広告すべき面白みが色々あった記憶があるんですけど……?? リプレイだけ見ていたベガ立ち勢以下……???
ちょっと恐くなってきたな。自分が大戦シリーズをやりたくなった日には、英傑大戦をやろうと思います。
・island war
すんごく安上がりに仕上げたトップウォーみたいな広告。相変わらず失敗するのだが、失敗した際に王が「それはひどい」とコメントしているのも印象的です。
あまりにも安くあがった広告だが、地味にゲーム内容としては新しいパターンに見える。ルート選択という要素が目新しいので、もうちょっとブラッシュアップしたら化けそう。
・アーチャーフォレスト
先月から存在は認識していたけど取り上げる対象になっていなかったアーチャーフォレストも、ようやく取り上げる気になりました。突然実写のウサギから広告が始まるのはズルいって!
逆に言えばそれ以外は見どころが少ない広告。それだけ真面目な広告とも言えるが……
終始ウサギが可愛いだけだぁ……
背景のダンスミュージックは好き。
・ウホウホ!
原始時代を舞台とした放置ゲーム。わちゃわちゃした絵面が売り。
告知アカウントの割にはサムネイルが無い所とか、微妙にやる気が無い感じも見どころです。
・Used car Tycoon
9月にも登場したIdle office tycoonの亜種ですかね。8月にはIdle Lumber:Empire tycoonという広告もあったので、シリーズで同じようなゲームをたくさん出しているのかな。
内容はまたおねがい社長の車改造系広告に似ている気がした。とはいえ気がするだけなので、比較的オリジナリティはある方に見える。
・シャドウブライド
ゆっくり、ウソだよな……?
ゆっくり実況風広告自体は過去にも登場しているけども、ここまで胡散臭いゆっくり実況風広告は中々見ない。というのも、ゆっくりが「なんだよ、面白そうなゲームの広告じゃないかー」なんてそうそう言わんでしょ。この饅頭もすっかり資本主義の奴隷になってしまった。
最初の絶対領域だって、ゲーム内の話じゃなくて背景の話じゃん。不真面目な話です。
こっちに至ってはbiim兄貴リスペクトに見せかけて全然リスペクトしてない構図やないの。その上ゆっくりのガワでゆっくりボイスでは無いせいで脳がバグっちまうよ。
多分ゆっくりを広告に使用する許可なんか取ってないだろうし、許可を取ってこれらの広告を作ってたとしてもオモロい。結構好き寄りの広告でした。
・MARVEL SNAP
居酒屋のオゴリをマーベルスナップで決めようという広告。本当にマーベルスナップで対戦して決めるのであれば、魔剣伝説とかでやってた戦力比べゲームよりは楽しそうでいいなあと思いました。
でも自慢するのは自分のランクと所持しているレアカード自慢だから、やっている事は魔剣伝説の戦力比べゲームと一緒です。こんなんで比べるのが良いってんならジャンケンの方が良いんじゃないの。
広告の内容としては無理に200連ガチャだのシリアルコードだのは訴求せず、デイリーミッションとシーズンパスという恒常的なシステムで強いカードがすぐ手に入るというのがメインの広告ポイントみたいです。
結局対戦ゲームなので、ガチャで揃うとかシリアルコードだとかと言われるよりは「毎日やっていればカードが揃っていきます」という訴求の方が向いていると思ったんでしょう。
多分そっちの方が正解なんだよなあ。派手さは無いけど良い広告です。
皆でプレステやって盛り上がってる所で一人マーベルスナップをやってて、突然叫んだ上にマーベルスナップを布教し始める人。コワすぎだろ。
こういう時くらい皆で一緒に遊ぼうよって感想の方が先に来てしまうよ。何か見てられなくなってくる広告だし、最後の皆でマーベルスナップをしてるシーンも裏を考えると気まずいよ。(アイツ誰が呼んだんだよ……とりあえず話合わせとこ……)って思われてそう。
この広告のナレーションはどこか懐かしい感じがあって良いですね。具体的に誰とは分からないけども昔のテレビCMのナレーションってこんな雰囲気だった気がする。
そもそも最近は自動音声やら、海外語の訛りがある日本語やらのナレーションがネット広告では一般的になったため普通の日本語ナレーションの方が目新しく感じてしまう。
・キングオブキングダム
なかやまきんに君、またも広告に登場。
あいも変わらずヤーとパワーと筋肉の三本槍で攻めて来るいつもの広告です。
なかやまきんに君を起用して筋肉ルーレットをやらせる辺りはキングオブキングダムのセンスを感じる采配。
意外となかやまきんに君の特技を活かさずに「ヤー」と「パワー」しかやらせない広告が多い中で、筋肉ルーレットをやらせているのはちょっとだけツウな感じがする。
これはまあまあ好き。
キングオブキングダムはローランドも広告に登場させて、本能派VS知能派と銘打ったキャンペーンを行っていたのも大きな特徴。
確かにローランドもきんに君と同じく特定のキャッチコピーを改変させるような起用のしかたが出来るし、きんに君との対比で出すのはシャープな目の付け所だと思います。
そのローランドときんに君の対比の中に、だいにぐるーぷというyoutuberグループを加えて広告を打っていると。え、だいにぐるーぷって誰……? と思ったら、早慶生3人と中卒の方3人で形成される6人のグループyoutuberみたいです。そうですか。
ちなみに本能派同盟副盟主の左側、加藤という人物は警察に連行されたらしく無期限の活動休止中らしい。一応進行中の案件に関してはクライアントごとに個別に対応するとコメントしていたので、キングオブキングダムに関しては一旦広告の公開は継続で良い、という判断を下したのでしょう。
とはいえいつこの広告が消されるかは分からないので、見たい方はお早めにどうぞ。
・幻塔 -Tower of Fantasy-
幻塔は新宿駅前のアルタビジョンに広告を掲載した時の映像をそのまま広告にしてきた。こういう広告、最近増えましたよね。そりゃアルタビジョンに広告を出すだけだと損だから、ついでにTwitter広告にするってのはコスパに優れた方法だと思いますけど。
アルタビジョン広告は11月もMtGやNIKKEが取り組んでいたけど、実際こういうのって皆見るんですか。東京にまでわざわざ広告を見に行く人ってよほどの物好きだと思うんですけど。
・スマッシュダンク
スマッシュダンクは黒子のバスケとコラボ。黒子のバスケというのもすっかり懐かしいジャンプ漫画になっちまって……
黒子のバスケ自体はシティダンク2でもコラボしていた記憶があるけど、なんでバスケ漫画コラボでスラムダンクじゃなくて黒子のバスケが選ばれるんだろうね。バスケ漫画を聞かれてスラムダンクと答える層がおじいちゃん過ぎるのか、それとも黒子のバスケの方が個々人の能力がゲームに落とし込む際に便利なのか。
何にせよ黒子のバスケの姿を見られるのは嬉しいもんです。普通に面白い漫画なんで、読んだこと無い人は読んでおくと良いでしょう。
・ラスト・ラグナレク
すっげえ低予算感がある広告で、見ていて懐かしくなるような内容。雑に頭に指輪を乗っけている辺りもそうだけど、逆転パートも映像の勢いが足りませんぞ。
何ならBGMは亡き王女の為のセプテットのアレンジっぽくない? 具体的なタイトルが出てこないのは申し訳ないんだけどさ。
・キングダムガード
キングダムガードが7月から3ヶ月ぶりの登場。
今回は新キャラ登場を告知する広告らしく、芸者と忍者といういかにも和風な面々が登場している。とはいえ元々キングダムガードは相撲取りみたいな和風キャラを登場させていたので、芸者も忍者も違和感はそうありませんね。
それよりも、キングダムガードも初登場の時に比べてマジで刺激が薄くなったなあとと思います。やっぱり広告界隈も虚偽広告はやりたくないのか……?
・EVONY
パズル広告に息子がハマってしまうとママも大変だあ。というかコレ、まさか「ゲームばかりして親に迷惑をかけるバカ息子」と「パズルすら解けないバカ」でダブルミーニングのバカを描いた広告になってる? 考えすぎかな。
この広告のスゴイ所は、もはや女性すら起用せず母親にも同じ男性を起用している所。コストカットも出来るし、見ていて面白くもあるしで一挙両得じゃん。昔のNHKの番組みたいなワイプも楽しいし、10月の広告の中では結構好きな広告です。
ちなみに1問目は初出じゃないかな? まあ怪物側に溶岩を解放して、水を出して、後は流れでクリア可能だけど。
水に溶岩を落とすシーンだけでここまで盛り上がれるならピン抜きゲームも相当面白いだろうなと思います。
もう完全に味をしめてピン抜きパズルばっかりやっているし、ストラテジーゲームの方を広告するのは諦めたのだろうか。まあ、確かにTwitter上だと山ほどストラテジーゲームの広告があるし、そこで張り合うよりはピン抜きパズルの方が目立ちそうな感じはしますけど。
突然ASMRをやり始めるのはスーパーウィザードのパクリなんだよなあ。
後半の問題二問は使い回しです。別にASMRは他の広告でもやってるし、俺は新しい問題を見たいよ。
溶岩を水で固められないので詰み問題である。久々のしっかりした詰み問題です。
この映像では溶岩や水の表現がちょっと豪華な気がする。ただ水の上面に膜みたいなのが張っているのは何なんだろう。おそらく海とかの表面でよく見える泡みたいなのを表現したかったんだろうけど、側面からこんな分厚く見えるもんじゃないのでは。
既存の問題も含めて5問も収録した贅沢エディション。新問題は3問目と4問目で、どちらも先に溶岩を水で固めるのがクリアの手順になる。
ひょっとしたら前にも出ていたかもしれないけど、問題数が多過ぎて頻出問題以外覚えてられないんですよね。
・パズル&サバイバル
壁尻を引っこ抜いたらゾンビでした広告。
パズルがヘッタクソなのもいつも通りだし、女を助けるパズルだけ正解するのもいつも通り。性欲強すぎパンイチ野郎がよ……
女性に傘をぶっ刺されてゾンビから逃げる広告。色々ツッコミどころはあるけど、とりあえず電車の中でパンイチはやめないか?
今回は3×4のパズルを見事クリアしているが、そもそもパズルをクリアして獲得する報酬選択を間違えるという普段とは違う間違いパターンを見せているのが好印象。いつも通りバカなのは変わらないけど、味付けが違うだけで楽しめますよ。
せっかく女の子を助けたのにその後の選択をしくじって失敗する広告。こういう広告ではケツに注射するのが定番ですね。ケツへの皮下注射自体は医療でもやるらしいけど、スカート上からの注射は普通やらないと思います。
というか、この映像他の広告の映像を使いまわしたな? 衣装変わってるし以前このパターンの広告を見た記憶があるぞ?
・ラストフォート:サバイバル
先月まではゾンビ世界で生き残るゲームだったはずのラストフォートだが、なんとエイリアンが彷徨う月で基地を作成して生き残る広告に方向性を切り替えて来た。どういう事なんだ……
やってる事はいつもと一緒だし、単に敵を変えただけのようです。その上やっぱりエイリアンの大群も基地に逃げたら追撃を諦めるし、ラストフォート世界の怪物は捕食欲求が低すぎるんだよなあ。
エイリアン広告は一種だけで、他の広告はいつものゾンビから逃げて地下シェルターを強くする広告。ゾンビのやる気が無いのも、農業をやるのもいつも通りです。
今回はナレーション付きなんだけども、ナレーションがあろうがなかろうが成功するのすらいつも通り。たまには失敗広告とかやりません? 突然農地に火をつけたり、ベッドを壊したりすれば良いと思うんですけど。
数少ない目新しいツッコミどころとしてはリビングにベッド、風呂、テレビが全部一緒にある所とか? でもシェルターならそれくらい併設してもおかしくない気がするし……
ベッド下に隠れていて大ピンチなのは分かるが、その地下にちょうど男性がスタンバイしているのは分からない。出入り口も無いし、どうやってこの男は地下室に……?
ゾンビも相変わらずベッドをどかす気力すら見受けられない。
車の下に隠れている少女がシェルターを一人で作る広告。しかしこんな少女一人では中々シェルター開発も上手く進まないのでは? と思いきや、なんと謎の手が全部やってくれます。そりゃあ良いこったね。
ソファに座っているうちに部屋造り、水源の確保までやってくれて、あとは水やりだけすれば食料が手に入るゆとり仕様です。逆に言えば、それくらいゆとり仕様じゃないと現代人はまともにゾンビのはびこる世界で生存出来なさそうだなあとも思います。
ビーチで楽しんでいたらゾンビが襲ってきたので逃げる話。途中で軍人が助けてくれるが、ゾンビに食われてしまう。ラストフォートの広告では珍しく死者が出ているのが印象的。
それ以降のゾンビのやる気の無さに関してはいつも通りです。最初のゾンビの集合体であるゾンビを放っておいたらこの基地も破壊されてしまうようなリスクがあったのだろうか。
朝の一杯をこぼしたら路上を歩き回るゾンビに気付き、地下施設を作る。定番が過ぎる。
ところで地下水源でも水草とか生えてるもんなんですかね? 光の入り方が地上の水場と一緒だな、と気づいてしまうと、途端に違和感が強くなってしまいますよ。
最初の風呂場の水の中に隠れて気づかないゾンビ、それから地面に着地してもすぐに噛みつかないゾンビ。この広告のゾンビは他のラストフォート以上に反射神経と感覚がトロ過ぎるんだよね。
実際ゾンビは聴覚に優れるという設定が多い気がするけど、果たして水の中で呼吸を止めている人間に気付かないもんでしょうか。つーか潜っているこの人も大概すごいし、この広告は特にゾンビのやる気の無さに救われている気がしますよ。
でもこの生存者に関してはゾンビ災害でも真っ当に生き延びれそうだよね。ビルの屋上でスケボーに乗って逆立ちして、そこから転落してもゾンビを下敷きにして生存できるってのはさすがに強過ぎるだろ。
こんな強い人間なら別にシェルターが無くても生存出来そうというか、シェルターを作るのも戯れ程度に出来そう。すごい女だ……
・オリエント・アルカディア
オリエント・アルカディアは半周年を記念した広告をリリース。4月に初登場した時はカッコいいPV、5月にはオリラジ藤森やさいとうなおきなどを起用した広告をリリースしていた。優等生な広告が多かった印象です。
それで10月に再登場した時にやった広告は茶番広告だからその落差にびっくりしちまうよ。とはいえオリアカの茶番広告自体は以前もあったので、最初期の広告を改めて見返すと驚きもあるって話ですね。
さて、この茶番広告は女性キャラも男性キャラも登場する広告にはなっている。ストーリー仕立てとして良いオチも用意していて、やっぱり優等生なんですよ。変な広告にならない。
茶番系広告としてはこれ。全キャラ最高レアリティまで育てられるというのが売りです。でもそれは昔から言ってた所ですね。
とりあえず半周年のタイミングで改めて告知しておきたかったんでしょう。広告なんかナンボ打っても良いですからね。
・エタクロニクル
ありがちと言えばありがちなダンス広告なんだけど、何だかモデルがのっぺりしているというか、ツヤツヤしたフィギュアが動いているように見えるんだよね。
動きもキレがあるというよりカクカクしているように見えてしまう。その辺の判断の境界線ってどこにあるんだろうね。カメラワークとかで調整が効く所なのかな。
・アニマルレボルトバトルシミュレーター
Vtuberみたいなものが突然登場する広告。有名Vtuberをゲストとして起用するのではなく、自前でモデルを用意して動かして喋らせている辺りが苦労を感じさせます。
実際にVtuberを広告を起用するなら、やっぱりそのVtuberの知名度を活かした宣伝、いわゆる芸能人やインフルエンサーと同じような広告戦略をしたいでしょう。つまり、何でも絵を動かせば良いという物では無いのでは。
日本語がちょっと怪しいのも聞き慣れたもんだし、いまいちボヤっとした印象を受ける広告でした。
ハロウィン用のホラー広告。
別にハロウィンじゃなくても珍妙な動物ばかり出しているので、そんなに変わり映えしないのは面白いですね。
・ジャックポットワールド
あまりにも胡散臭い日本風スロットに笑ってしまった。チャイナテイストの混じった胡散臭い日本像は、やっぱり本場海外が偏見満載で作るから面白いんだよなあ……
逆に日本人が偏見だけで西部劇風広告を作ってアメリカで放映したらどういうリアクションをされるんだろう。やっぱりクソ広告扱いされて晒されるのかな。
浮気よりも20億の大当たりの方が気になってしまう妻の映像。そんな状況だから浮気されてしまうのでは……
そもそもジャックポット状態で放置して寝ている時点であんまり熱狂してなさそうだよね。あるいはスマホでアニメ見ながらパチンコやる人みたいなもんですか?
・Twitterマーケティング
俺はマーケターではないのに、こんな広告も流れてきた。ワールドカップでのマーケティングのポイントですって。
ざっくりまとめると、
①:W杯はめっちゃ注目されるぞ!
②:ファンの立場に立って広告しようぜ!
③:ブランドいいねやスペースなど既存の機能を活用しよう!
④:スポーツくじ、仮想通貨、デリバリーは要チェックや!
⑤:色んな広告スタイルがあるから予算に応じて広告出してくれ!
大体こんな感じじゃないですかね。
この広告はイーロン・マスクがTwitter改革をする前に出した際のページなので、実は特定企業との癒着とかがあるのかもしれません。このページでしばしば取り上げられているバドワイザーやウーバーイーツなんかはちょっと疑ってみても良いのでは。
あとは仮想通貨推しなんかも意識高い感じがプンプン臭ってくる。在りし日のTwitterマーケティングっぽくて好き。もうあの日のTwitterマーケティングは帰ってこないんだ……
ちなみにこのリンクで初めて知ったんですけど、Twitterライブショッピングという機能があるらしいです。
詳しくはこのリンクも見て欲しいんだけど、要はTwitter上でテレビショッピングが出来るんだって。210万人が視聴したらしいけど、そんなん知らなかったよ。
事前プロモーションで10000RT稼いだという実績も書いていたんだけど、やっぱりこれも俺聞いた事ないよ。Twitterを主戦場とするマーケターの中では有名な話だったりするんですか?
・TIPSTAR
Vtuber風人物を起用した広告って流行りなんですか?
自動音声とVtuber風アニメを組み合わせたスタイルの広告は今後も増えていくんじゃないですか。しかもこのサービス、出所が知れない謎のサービスでは無く普通に13万フォロワーがいる真っ当っぽいサービスなんだよね。
アニマルレボルトバトルシミュレーターだけがVtuber風広告をやっているなら話は違うんだけども、こういうデカいサービスがVtuber風広告に手を出しているとなると話が変わってくるんすよね。うっかりするとこういう広告用Vtuberだらけになってくる未来も出てきましたよ。
・Vジャンプ
Vジャンプの告知自体は普通だけども、カルーセル広告を上手く使っている点は注目すべきではないでしょうか。
多くの短い動画をテンポよく流し、通常の動画広告よりも目立つ絵作りをしようとしている努力が伺えるんですよ。その上、この広告自体は特別な動画が含まれている事も無く、その気になれば誰でも出来るようなテクニックでしょう。その辺がすごいよね。
将来的には頻用されるテクニックになってるかもしれません。海外で先にどこかの企業がやっていたのかもしれないけど、それにしたってそれを早速取り入れているスピード感がさすがという話になります。
・Oops
発毛剤の広告。イケメンズというTiktokで人気の俳優ユニットを起用した広告みたいですね。
不勉強だからTiktokの有名人に関しては知らない人の方が多いんだけども、ショート動画の方を主戦場とした方々の模様。ショート動画を広告にするとパソコンで見る場合でも縦長画面の広告になってしまうのはデメリットなんじゃないの~? と自分は思うけども、現代人はスマホでyoutubeを見る場合が大半なのでパソコン対応、非対応なんてのはもう議論の俎上には上がらないんでしょう。お、おじちゃん……
コントとしては普通。でも傍から見て薄毛でも無い人が「髪薄くなってんぞ!」と指摘されてるのは違和感がある。その辺漫画広告だと露骨にハゲを誇張された人物が登場するので全然気にならないんだけどね。
・ecforce
またきんに君か……
すっかり今年の広告の主演男優賞とでも言える大活躍を見せるなかやまきんに君であるが、今回は脳筋的な側面を押し出した広告。
ネット民の好きなフェルメールの牛乳を注ぐ女と、今勢いがあるなかやまきんに君がタッグを組んだらそりゃあ話題になるってもんです。その当然成功するよね、というコンボを期待通りに完走出来るのも広告作成者の腕前を感じますよ。いい広告です。
・にしたんクリニック
にしたんクリニック、マジで何なんだ?
実は前回のタンバリン編から音楽自体が変わっていたり、分身人形を使用したのは三時のヒロインのゆめっちという方が休養期間に入っている事情があったりするらしい。裏事情を知ると中々コアな魅力を感じる広告。
地味にカメラが引いたタイミングで郷ひろみも分身人形をやり始めている表現はかなり好き。脳味噌空っぽにして見ると楽しいナイス広告です。
どうせなら第一期のにしたんクリニックの広告も見ておくと良いんじゃないですか。
GONZOが怒ったのを見て新広告を準備した所は間違いなくあるんだよなあ。
・ワンピースカードゲーム
大人気過ぎて早速転売の商材になっているらしいワンピースカードゲームの広告。映像としては普通なんだけども、漫画のコマが動き出すような演出は凝ってる気がする。
自分はおじいちゃんなので、ワンピースのカードゲームと言われるとミラクルバトルカードダスという昔あったジャンプ系のTCGを思い出してしまいます。
それで懐かしくなって調べてみたらHIKAKINの紹介動画が出てきたんだけど、このHIKAKINの動画も初期の手探り感があって面白い。今時のYoutuberじゃ絶対にやらないような素朴な編集と、文字が一つも書かれていないサムネイルがたまらねえよな。
もう自分は転売ヤーの話題にも、現代の紙をしばくオタクの話題にもついてけねえワケよ。私はいつまでも初期HIKAKINの動画に留まる浮遊霊……
・タップル
ラーメンを食う彼女と出会う広告。これまでのタップルの広告と比べると随分薄味な広告に見えるが、10月にあったAIイラストブームと突き合わせるとこんな普通に見える広告をリリースした理由が見えてくる。
そう、この時期は素手でラーメンを食べる樋口円香ブームがあったのである。だから普通に箸でラーメンを食わせるだけで一定の話題を取れると踏んだのだろう。1週間程度でこれを用意するフットワークは流石というか、タップルの漫画広告のスピード感に惚れちまいますよ。
普段のタップルの広告より19秒と動画時間が短いのもAIラーメンブームにそっと乗っかった説に拍車をかけている。その気になれば手掴みでラーメンを食わせる広告も作れた気がするけど、それは「擦り寄り過ぎ」なのでオタクにバッシングを受けるリスクが出てくる。
だから、箸でラーメンを食べる広告をリリースする必要があったんですね。
・怪盗ロワイヤル
Twitter広告期待の新人、怪盗ロワイヤルは13周年を記念したキャンペーンを打ち出していたのが印象的でした。13年も継続しているソシャゲってギネス申請出来るんじゃないの?
別に変わった広告でも無いし、広告として面白い事をしている訳でも無い。ただ、13年というソシャゲとしてはあまりにも長い時間の積み重ねが異様さを醸し出している。そんな広告でした。
・Wizardry Variants Daphne
名前は知ってるけどやる機会が無くて、オタクとして一度はプレイしておきたいゲームの例、ウィザードリィの新作らしい。
この古くて薄暗い雰囲気を自分は攻略情報抜きで一度触れたい、諦めてぶん投げたいという欲求があるので、これはちょっとやりたいなあと思います。
それにしても現代のキャンペーンで安直にアマゾンギフトではなく、オリジナルのクオカードを配る辺りが硬派で良いですね。そこも好きなポイント。
デッドバイデイライトモバイルは貞子コラボの広告をリリース。
映像の出来が良いというか、普通に恐いです。元々PC版で先に実装されていた所をモバイルに持って来たんでしょうけど。
貞子って彼岸花を触手みたいに使ってたっけ。でも肝心のリング本編は怖そうだから見てないので、その辺の真偽が分からないんだよな。一生分かりに行かないと思うんですけど。恐いから。
・ブルーアーカイブ
今のナウいオタクは皆やってるらしいブルーアーカイブの広告も、たまには取り上げてみましょうか。
とはいえ別にブルーアーカイブ自体はそんなに変わった広告自体は打っていなくて、シンプルに人気のあるキャラを魅力的に描いているような印象がある。癖のないキャラ推し広告を作りたいならブルアカを真似ると良さそう。
しかしブルーアーカイブもリリースしてから2ヶ月後くらいには一旦話題が消滅したのに、なんで今になってまた表舞台に引っ張り出されてきたんでしょう。
ちょっと考えてみると、初期に色々不具合あったのが解消されて、やっぱりキャラ自体はオタク好みで、例のヤンクミネタから改めてブームが来たような形なんですかね。広告自体は普通なんだけど、上手い事オタクの内輪乗りに乗っかった印象がある。
・メメントモリ
雰囲気ゲーと話題のメメントモリは広告の雰囲気もオタク向き。「オタク君さぁ、陰鬱な世界で美少女が運命に抗うのが好きなんだろ~?」とゲームを作っている会社から言われているようです。
まあ有名声優やキャライラスト、音楽に興味を持ってダウンロードしたら放置ゲーで、戦闘の演出もぼんやりキャラが浮かんで来るだけで期待外れでした、みたいな話は昔からよく見る話です。何なら魔剣伝説先輩だって、広告で釣っては内容が期待外れだとオタクに言われてきた歴史があります。
でも何だかんだ売り上げ自体は上がっているので、これはこれで広告の正解みたいです。
BGMも良いみたいで、そのBGMもこの広告では告知している。何ならこの広告の場合、放置系RPGである事も告知済み。他の広告にも放置系である事を記載していたら、ガッカリゲー扱いはされなかったのだろうか。
有名声優、音楽、イラストを告知する映像としては良い。
自分がどうもメメントモリの広告に当たりが強くなるのは、この広告が嫌いなタイプの広告だからです。
「この広告を見ている領主様」という語りから広告が始まるんだけど、こういうオタク受けするキャラが大真面目に「広告」というワードを使っているのが嫌い。魔剣伝説やらおねがい社長が「広告に偽りがあってスミマセンでした!」みたいなキャラ広告をやっているのはギャグっぽさがあるし、あの3DCGで命乞いをしているのが面白いと思えるんだけど、こういう真面目なゲームが真面目な広告ヅラして「画面を見ている皆~助けて~」という表現がすごく気に食わない。
それでそういう広告に関してはオタクも喜んで見るワケ。普段散々「広告は死ね、クソ広告ウザい」みたいなこと書いたり喋ったりしてる人間が好きな広告だけ大喜びで見てさぁ。広告アンチを気取るオタクをまんまと広告塔にしてもう一儲けしてやろうという広告会社の魂胆が透けて見えるのがムカつく。だからブルアカの広告も出来は良いけど嫌いだよ。もっと沢山の広告を見て、その中から気に入った物をRTして集めて欲しい。既存の好きな広告だけ選り好みしておいて広告をクソだと断じないで欲しい。
でもそれもまた所詮広告しか見ない人間の戯言だし、世の中売り上げを高めて広告を打って、さらに成果を上げている会社が正義ってもんです。それに冷静に考えたら、著作権を無視した広告で注目を得る広告の方がよっぽど卑怯なんですよ。だから自分にとってメメントモリの広告は嫌いだけど、広告やゲームとしては大成功例として挙げられるような代物なんだと思います。嫌いな物でも成果を上げているのであれば評価せざるを得ません。個人の好き嫌いと成果は切り分けて今後も広告と向き合う必要があるし、だけど個人的に嫌いなモンは個人的に嫌いだと書いておく必要がある。
総評すると良い広告なのよ。俺は嫌いだけど。
・クッキーラン:キングダム
クッキーランはBTSコラボを本格的に告知。知名度最強カードであるBTSを使っている時点で勝利確定じゃん。
出来るなら誰だってやりたいでしょこんなコラボ。
・Echocalypse -緋紅の神約-
10月の広告で特に登場率が高かったタイトルと言えばエコカリプスじゃないですか。いつものスケベな女性盛り合わせの中華ゲームで、広告はヘンチクリンな物が揃っている。
まずは実写女性が登場して異世界転生シミュレーションを使用し、好きなキャラクターを作ろう! という広告。……この流れ、放置少女で見たな?
見どころは胸のサイズを選ぶ時の勢いでしょう。GGG!!
比較的シンプルな広告なんだけど、カードフュージョンに関してはもうちょっと強くアピールしても良かったんじゃなかろうか。あるいはこの映像も偽ゲームなのか!?
突然モンスターボールが出てくるじゃん。
ポケモンパロディはもう右も左もやってるから今更突っ込む話でもないかもしれないけど、絶対に注目を集める辺りジョーカー的な強さがあるよね。
実況風広告だけだと話題を取り切れないと読んでモンスターボールを出したなら計算高い奴です。
実況風広告と紹介広告の良い所取りと言うか、中間に仕上げたというか、そういう感じの広告。頑張って日本語を喋って頂き、ありがとうございます。
「あなたはペットが好きですか? もし人間になったらもっと好きになるでしょう」はウソでしょ。人間付き合いじゃないから楽しいみたいなところが多分にあると思うし、君がペットを愛していてもペット側からしたら全然君が好きじゃない可能性もあるんだぞ。
というか、多くの人にとって擬人化文化自体別に元ネタが好きなんじゃなくてエロい女の子の絵と声優が好きなだけなのでは……? これ以上は何も書かないけどさぁ。
この女性の方は他の広告にも登場しています。独身の親友を紹介する体でゲームキャラを紹介するって中々無いよ。
その上「彼女の胸はルール違反でしょ」というセリフを「これは……ファールでしょ」というセリフに置き換えているのは面白い。
この女優さん、ずっとゲームのキャラを姉妹って表現するんだね。そういう設定の人だというなら面白い発想だと思うよ。
あるいはこの衣装がエコカリプスのキャラのコスプレになっている可能性が……?
二次元キャラと胸のでかさで張り合うのは良くないと思うんだよなあ。そんなんしても良い事無いって。
フィギュアストーリーの箱からフィギュアを取り出す風広告なんだけど、箱を「ブラインドボックス」と呼んでいるのも特徴。要は中身が見えない箱の事なんだろうけども、それにしたって分かりづらいって。
最近こういう外国の方が日本語を喋ってる広告を見ると「頑張って小難しい日本語を覚えてくれたんだなあ」という感想が強くなって参りました。この人は特にそういう感想を抱いてしまいます。
でも後半のレースパートは本当にあるのか? 売れてるウマ娘を見て、安直に女の子がかけっこする要素を広告に入れたかっただけじゃないのかぁ?
突然恋愛ゲームをやるじゃん。ここまで来るとウマ娘風レースも、恋愛ゲームもなんか嘘くさいように見えてきました。
「これ以上WELLに後悔させるの? 誰も私とデートしたがらないよ!」って一体どういう意味なんでしょうか。こんなメチャクチャな言葉中々聞かないよ。
激発美女、スーパー戦略と独特なワードセンスが楽しい広告。こういう広告は見ていて安心しますよ。
「まさかエコカリプスで美女が出てくると思わなかった!」って、あなたは一体何を目当てにエコカリプスを始めたのか?
着せ替えを変装と言うセンスが好き。広告としては放置少女で見かける着せ替え風の映像みたいです。
実際はこんなモード無さそうだけど、こういうモードがシャイニングニキとかで出来たら楽しそうではある。
つーかエコカリプスは色々な女役者を出しすぎだろう。似たような実況風紹介広告ばかりよくもこれだけ取り揃えた物である。
何が嘘で何が真実かすらよく分からん所はあるが、変な日本語で目立つ広告が混じっていると真っ当に紹介している広告のインパクトは自然と薄れてしまうなと思います。
比較的真面目な広告としてはコレ。
このPVだけ見るとスタイリッシュな感じがするんですけどね……
どこのソシャゲともコラボしている印象のあるペルソナ5風画像広告。エコカリプスは現状ペルソナ5とはコラボしていないっぽいが、こんな広告を出したらペルソナ5がコラボしてくれなくなってしまうのでは?
それにしてもペルソナ5って何であんなにコラボしてるんでしょうか。
エコカリプスはTVCMもやったんだって。スタートダッシュとしては声優インタビューなどは抜きで、実況広告多めの布陣で臨んだのが特徴的でしたね。
・無期迷途
無期冥途は全員キャラがカッコいいのが良い。自分がこういうキャラデザ好きなだけ説はあります。
というかキャラ推し広告にしてもちゃんとキャラがカッコいいのよ。パニグレの広告が好きなのも同じような理由なんだけど、媚びてる感じのキャラよりカッコいいキャラの方が好きなんだよな。
「いやシナリオやったらちゃんとカッコいいから~」みたいなご意見もあるけど、それでも広告はどうしてもエロ推し、美少女推しになるせいで内容が重くても広告は明るく可愛いアイドルみたいな話ばっかりになるじゃないですか。そこできちんとカッコいい広告を貫いているのはマジで偉い。
あとはこのソシャゲをやるだけなんだけど、相も変わらずソシャゲ掛け持ちが多いので続けられる気がしないのよ。でもこれはやりたいなあ。サブ端末でDLしようかなあ。
こういうビジュアルで男口調の女キャラって思いついて、その上でゲーム内で登場させたとしても、広告にするのはなかなか出来なくないですか?
ゲームの個性を出す広告としてこういう挑戦はすごく好き。無期迷途の先月の広告ではサイコな感じの可愛いキャラを出していたんだけども、可愛いキャラって正直飽和しているなと自分は思ってしまうんですよ。単にアイドル的なキャラを起用した広告は掃いて捨てるほどあるけども、ちょっと恐ろしさを感じるようなキャラを広告に起用するのは勇気がある。
その結果として無期迷途は他のゲームとひと味違うぞという所をアピール出来ているのだから、自分は良い広告だなあと思います。RT、いいね数も近頃の広告の中では多めですしね。
恐いお姉さま方を触ったら怒られたり、喧嘩を売られたりするもんだからって男を触り出すんじゃないよ。
ここで男キャラを出して来る辺りもセンスを感じてしまうね。
一応美少女のセクシー系広告もやっている。
マジで無難な出来です。最後に逮捕する辺りがマニアックさを感じるが、まあそれくらい?
ここまで良い広告をやっていたからこそもったいない話なんだけど、この広告の台詞の吹き出しや文字のフォントが安っぽいのよ。
もうちょっと上手く出来なかったのかなあ。出来が良いからこそ、普段は笑い話で済ませるような瑕疵が気になってしまう。
ここまで普通の美少女ゲームとは違うぞ感を出しておきつつも、にじさんじに案件を投げるようなしたたかさが好きです。
・パニシング:グレイレイヴン
パニグレの新キャラ広告だけども、普段の広告よりもしっかりめにキャラを紹介しているな。
「ロリ×刀のギャップ」とか、普段そんな事言ってましたっけ。ちょっと新しいアプローチを試しに来た感じがあるね。
カレニーナ、アクションがカッコいいから好きでした。
いちいちアクロバティックで動かしていて楽しかったんだよな。じゃあ何で引退したのって、シンプルに他ソシャゲとの兼ね合いが取れなかったからなんだけど……
・ニューラルクラウド
ドールズフロントラインと言うゲームの続編だか、最新作だか、よく分からんけど多分その系列のゲームです。
何にせよカッコよくて可愛い感じのキャラが未来世界で頑張る感じのいつものアレっぽい。安心感すらあるね。
・幻想伝説~遥か東方の冒険奇譚~
もうすっかり広告noteの定番と化してきた魔剣伝説リスペクターっぽいオンラインMMORPG広告です。今回はMMOあるある、翼要素の紹介広告。
なんでスマホMMOって猫も杓子も翼を生やしたがるのかは知らないけど、水道ガス電気に並ぶ勢いで翼が出てくるじゃないですか。そんな当たり前の物をこの現代で殊更に特集してもしょうがないんじゃないかと思ってしまうけども、何にせよ翼で広告をしたいのであればすれば良いでしょう。
こんなワクワクする動画広告も今だけの特権なので、今のうちに穴が開くまで見ておくと良いでしょう。
・ジャックポットワールド
全くペラペラと能書きを垂れやがるぜ。
とはいえこれだけの長台詞を全部字幕にして流す事によって、他の広告よりも注目を集めやすくしているのは中々好きな手法です。
・マフィアコネクト
「ただの筋トレはマフィアコネクトでは通用しないのよ!」って当たり前の話なんだけど、当たり前すぎるせいで一周して面白いじゃん。
この役者さんの演技も面白い。特にこの男性の最後の「嘘だ……嘘……」の言い方がすごく良いよね。今後もこの方は広告で姿を見たい役者さんだ。
マフィアボスによるマフィア選別の広告。有能そうに見える隠しスキルを持った人物がスパイだったので別のURのキャラにして、スパイは地下送りです。
地味に最初から一緒にいる猫が「猫のえさにしてやれ!」というオチに仕上げているのも一貫性があって好き。短い内容だけどよくまとまった広告です。
マフィアコネクトの試みとして、いいね、RT、コメントに応じてキャラの限界突破後の演出を見られるという企画「限界突破しよぜマフィコネ」がある。
まあアマギフプレゼント企画のおかげでそんな小賢しい事をしなくても普通にRTされてますけど。地味に「10/22(土)リリース 決定紀念キャンペーン」と誤字も混ぜてパランスが良い。
ビルを育てていく広告。ビルを育てる要素は本編にあるので、虚偽広告では無い。
ところでこの動画広告、最初の方で何だか処理落ちが起きてファーザーというキャラが登場しても何を喋ってるのか分からないんだけど……
マフィアの裏取引でギフトコードを取引しているらしい広告。広告界隈でありがちなギフトコードの紹介をこういうワクワクする出だしにするのはちょっと芸が細かくて好き。
ギフトコードを紹介する時に「なんでそんなに強いんだ!」みたいななろう系のノリを出してくるパターンは食傷気味だったもんね。たまにはこういう出し方をしてくれると嬉しい。
・放置少女
放置少女の実写広告とか久々に見ました。
結婚式のときの「誓います」を「違います」と言い換えたのは原始的なギャグだけど、広告の内容に噛み合っているのでOKです。
・誓約少女~祝砲の元に集いし戦姫たち~
放置少女……ではない!
誓約少女と書いてオースガールズと読ませる、そんなゲームが初登場。東雲うみというグラドルを起用する辺りも放置少女リスペクトを感じますよ。
それ以外は薄味。流石に放置少女ほどはっちゃけるのは難しいって。
生きるってつらい、休みたいと思っていたらゲームの世界に取り込まれる広告。良いなぁ……俺もゲームの世界行きてえなあ……そんな事言ってホラゲーの世界に突っ込まれたらおしまいなので、おねがい社長にでも転生させて欲しいです。
最近忙しくて広告をまとめる時間も無いよ。でも月1で一気にまとめるのもそれはそれでしんどいし、月2で半々くらいのペースで更新しようかな。
話がズレたけど、普通に広告を見るくらいの時間は欲しいよ。
俺も誓約少女の世界に行きてえなぁ……昔しんどくて広告しか見られなかった時期は荒野行動の広告で流れていた荒野GOGOGOのテーマを歌っていたもんですが、果たして周囲から見たら何者だったのでしょうか。
独り言人間か荒野GOGOGOを歌っている人間か選んでくれと言われたら自分はどっちも選びたくありません。社会がもうちょっと優しかったら、自分も今期のアニメを真面目に喋れたのでしょうか。
・ザ・アンツ
久々のリアル風動画広告。アブラムシを捕食するテントウムシをアリが撃退し、その対価にアブラムシはアリに蜜を与えて共生関係を結んでいる、という小学生の理科の教科書だかに載っていたアレを広告にした。
最近ではすっかり超次元昆虫バトルが板についたアンツだが、こういうほのぼの広告もまだやれるんだなあと感動しました。割と初期のアンツの広告もこういう雰囲気だったのが懐かしい。
パズル広告の珍しい正解例。形状的に全然ハチの攻撃を防げなさそうだが、それでも正解になる辺りやっぱりこのタイプのパズル広告は正解の基準がぐちゃぐちゃだよ。
しれっとサンドキャニオンを使っている辺りもひどい。
Hero Warsの数比べ広告。女王アリを助けにいくシーンから始まるが、普通に捕食されて終わりじゃねえかなあ。
×3側に行けばクリア出来そうだけども、80匹ものアリを表示すると広告の画面からはハミ出しそうなんだよね。まさかそこまで考えて?
蜘蛛の毒を受け継いだアリを育成してトカゲとカニを撃破する広告。食ったら即座に吐いてしまい、ゲロを吐いた場所が溶け出すような毒って毒性が強過ぎないか?
そんな毒を受けて無事なアリって一体何者だよ、と思ってしまう所はあるが、実際トカゲやカニが無事じゃなくてもアリが無事な毒なんてのもこの世にはありそうだもんね。ちょっとだけ説得力があって好きな広告。
カニを襲って強くなったが、結局トカゲに食われてしまう。この世界だとトカゲ>アリ>カニの順で強いのか……
映像の最後にはしれっとサンドキャニオンを使っている。アンツはサンドキャニオンが好きねえ。
アリが成長して暴れる広告。巣をつくり、巣を強化し、アリを強くするシンプルな内容。
最初のK.O.ボイスはやっぱりどっかのSNKゲーから持って来てそう。具体的なタイトルは忘れたけどSNKの格ゲーで聞いたことあるよ。
・ライジング・オブ・アンツ
はいはいアンツアンツ……誰だお前!?
とうとうアンツにもパクリゲームが登場。ザリガニを食ってザリガニとアリのキメラになる辺りもアンツリスペクトだし、最後にトカゲ(カナヘビ)に食われて巣が崩壊してしまう所もアンツリスペクト。
万が一これでライジングオブアンツまで成功した場合、来年のTwitter広告はアンツのパクリゲームの広告ばかりになり、広告がアリだらけになってしまうかもしれません。それはそれで面白いから良いか……
・きらめきパラダイス
お前はシャイニングニキではない。
きらめきパラダイスという名前自体シャイニングニキに比べると大分雑な気がするが、キャラの雰囲気と言い着せ替え要素と言い雰囲気がクリソツ過ぎる。
来年の広告界隈は、魔剣伝説は魔塔転生に、ザ・アンツはライジングオブアンツに、シャイニングニキはきらめきパラダイスとして転生して第四世代を引っ張っていくのかもしれません。期待していこうぜ!
衣装の紹介広告。ゲーム内にこれが出てくるのかは不明。
何か海外のゲームってとりあえず翼を生やしとけば高レアっぽく見えるだろ感が強いよね。実際に豪華に見えるっちゃ見えるんだけどさ。
何となくキラキラした世界観を描いた広告としてはこれが一番好み。昼間の普通の世界を歩き回っている少女が夜の華やかなファッション世界に飛び立つようなポジティブを感じる。
1分で終わり、台詞無しの映像なのも好印象。
正統派にランウェイを歩く広告。女たる者、人生で一度は夢見る「ファッションモデルになってランウェイを歩く」の実績を果した……気になれるのでしょうか。
ファッションゲームにとってランウェイを歩く広告は定番になりそうですね。
・最強でんでん
最強でんでんのハロウィン広告。ちょっとコワい程度の話作りになっている。
最近のでんでんは本当に突っ込みどころの少ない広告が増えて来たもんです。いや、ツッコミどころが無い方が喜ばしいんですけども……
延々と奪われた挙句、お菓子をあげたら素材をたくさんくれる広告。こういうイベントをやったんですかね。
おもしろポイントは声のデカいビーバーの声を使っているくらいじゃないですか。
ハロウィンイベントの告知がやたら多いね。その上ハロウィンイベントを告知したいからって、ハロウィンを連呼すれば良いってもんでも無いのでは?
死ぬまでハロウィンしか考えられなくなるせいでハロウィン連呼してるのかな。勢い十割で良いね。
最強でんでんの歌モノ広告はでんでん虫の童謡から取って来ている。分かりやすくて良いですね。
ノリノリのアレンジにカラオケをつけて面白みをつけている感じの無難に良い広告です。悪くない。
パズル&サバイバル的な非常に簡単なパズルをクリアして最強になる広告。ただしHero wars的なレベル比べ要素もあり、パズルに正解しようがレベルが低い場合はレベル差をひっくり返せない。
単純なパズル失敗広告よりもクソゲー感が漂っているんだけどそれは良いのか? 死亡時のBGMも初代マリオの死亡音を引っ張って来ている辺りがどうしようもない。
最強でんでんもピン抜き広告とかやるんだ。
問題としてはどうも詰み問題臭いです。EVONYに比べるとギミックが簡易的だが、一回打った手を戻せるのはちょっと画期的かもしれない。
パズル広告だが、課金するとジャイアントドラゴンになって世界をメチャクチャにする。Pay to Win!?
パズル広告自体はよく見るけど、まさか問題を課金で解決するとは思いませんでした。リアルなソシャゲ像だ。
・荒野行動
荒野行動なのに剣で戦う。まあ荒野行動が銃を使う広告なんて掃いて捨てるほどあるので、銃を使わない荒野行動の広告というのもまあまあ新鮮なもんです。
でも10月の荒野行動は妙に剣を推すね。銃ばっかりアピールするなと言われたのか?
何なら素手やレンガも広告で出す武器とは思えない。やっぱ銃を広告した方が良かったんじゃないか?
そんな荒野行動も今年で5周年らしい。長い付き合いになりましたね……
いつまで経っても車や武器のスキンを告知しているのはそこで課金して欲しいからなんだろうけど、そのいつまで経っても同じ訴求と似たようなCGアニメ、そして役者が変わっていく実写ミニドラマを今後も見せて欲しいなと思います。
広告第三世代の魔剣伝説&エバーテイルは失踪してしまい、おねがい社長もどこか元気が無い。そんな中で未だに広告をしている第二世代の荒野行動ってやっぱすげえよ……
荒野行動の実写広告です。オフィスで荒野行動をやっている職場、普通に楽しそうでいいよね。
5年間も真面目なセコンド付きで頑張ったら普通に上手くなりそうだしなあ。
5周年おめでとうございます!!
そういう動画を撮影したにしても、めでたい広告だよ。この殺伐とした広告界隈では貴重な平和系広告でした。
荒野行動5周年という事で、ALL GOLDなるキャンペーンもやっていた。
100万円を配るというのは中々太っ腹だけども、実際100万円の現金って当たったらどんな気持ちになるんでしょ。自分はおねがい社長に教えてもらった100万資金しか知らないから、現金なんてもらっても恐れ多くて何も出来ないよ。
ハロウィンの夜に荒野行動をやっている両親、そこそこ気まずいな。だからと言ってヴァロラントとかやっていても微妙だし、そもそも親がFPSやってるという経験自体が不足している。
最初の童話も「最後の敵を狙撃し、荒野の一位となりましたとさ」というあまりにも物騒なストーリーが語られている。さすがに教育に悪い。
ハロウィンで家を回っても誰もいないと思いきや、皆荒野行動をやっているから居留守決めてましたって話。ハロウィンにお菓子もらって回る姿も中々見なくなったなあと思います。
ちょいちょい役者の声が遠いのも面白い。
荒野行動も定期的に車要素と家要素を告知するよね。その後の銃を撃ちまくるパートもいつも通り。
こういう定番広告を毎回アップデートして用意している辺りはさすが。
荒野行動のイベントを紹介するような広告。これはシンプルで良いじゃん。
以前の広告でも見かけたようなイベントもちょくちょく見られるので、広告を熱心に見ている人間としては多少懐かしさもあるのでは。
ちなみに進撃の巨人コラボもやっていた。game8曰く6回目らしいです。やりすぎだろ。
ゲーム内コンサートというのも割とよくある施策になった気がするが、立体起動装置を活かしてコンサートを楽しめるって普通に楽しそうだよね。
そこらへんはゲームらしい遊び心あるコラボになっている感じが好きです。
・モリノファンタジー
放置MMO広告特有の戦力が低い人が入れない酒場広告。このノリは一体何なんだ。
いい加減このタイプの広告にも新展開が欲しいってもんです。「そんなバカな!」とか言いながら狂暴戦士に突っ込んで来るガードとか、「お前は以前追放した狂暴戦士!?」とか言い始める悪い勇者とかさあ。
ちょっと工夫が欲しいジャンル。
突然普通のゲーム広告みたいなものを出してくるね。
結婚式だの多彩なモンスターだの、もうMMO広告では告知し過ぎて言われなくても分かるような内容ばかり改めて広告している。
まあこれはこれで、やらないよりは良いんじゃないですか。
「独身で出会いが少ない人はこのゲームを試してみて!」とは言うが、それってオンラインゲームで一番嫌われる出会い厨的な行為なのでは。
この広告ではいつもの無料200連ガチャも告知していて隙が無い。でも魔剣伝説時代よりガチャアピールは控えめになりましたね。
クエストに行く際のリーダーを戦力や所持しているキャラの強さで決めているのは合理的ですね。戦力比べで行列に割り込んだり、オゴリをするか決めたりするから変な話になるんだよな。
リリース直後なのに新職業の砲士をアピールしているのもいつも通り。
ギルゴンとの楽しいゲームプレイを告知したかったように見える広告。
剣ばっかりドロップするのは昔魔剣伝説をやっていたという主張だろうか……というのはさておき、剣ばかりドロップするんだけど~! って一つ間違えると自らネガキャンしているような形にならないか。
とはいえ柵越しに攻撃するというテクみたいな攻略をしている姿が嫌いになれない広告でした。
・魔塔転生:タフガイへの挑戦状
真タフガイのうたって何だよ。
歌詞もあまりにも投げやりなんだけど、そんな投げやりな歌詞を大真面目に歌っているのが面白い。
魔塔転生は変なテーマソングを作るという広告界隈のセオリーをしっかりと踏襲しながらも、歌詞自体は極めて妙ちくりんでストレート過ぎる内容を連呼するスタイルがカッコいいんだよね。これが「タフガイ」なんだよなぁ~~~~。
ゆゆうたの登場する広告もあるの笑える。
謎のルビが入っている辺りも見どころですよ。
爆炎神龍セットってそんな蒸着みたいなノリで変身するアイテムだったんですか。
武藤敬司がイチオシのゲームらしいが、そんな広告も最近見なくなりましたね。そんな高橋名人イチオシみたいなノリでゲームを紹介するって中々見かけないよ。
タワーチャレンジとわんこそばのタワーをかけた広告。武藤敬司を起用しているだけあって、中々遊び心のある広告をリリースしてくるじゃないの。
最後の終わりが緩くループするような内容になっているのも芸が細かくて好き。普通にセンスある広告じゃないですか?
武藤敬司に目玉焼きを作ってもらって握手までしてもらえるってファンからしたらたまらないんじゃないの。
天使でも悪魔でもソウルカードが勝手に戦う要素はあまり告知出来ていない気が……
武藤敬司へのインタビュー広告もある。ここまでたくさんの広告に出演しているのはすごい。
タフガイへの道は楽々だ! というセリフに関してはどうなんだって思っちゃうけど、それもまた広告なので……
爆炎神龍セットって五属性あるんだ……
無意味にダンスする広告はこれまでもたくさんあったけど、爆炎神龍セットを着て踊る広告である事、五属性の爆炎神龍セットが登場した事、そもそもアイドル関係ないゲームが突然アイドル的な売り方を始めた事等でいくらか差別化している気がする。気がするだけだったらすみません。
ちなみに魔塔転生の爆炎神龍セットはやたら種類があり、スクショで止まった所の爆炎神龍セットをシェアしよう! という広告も出している。色を変えるだけで広告に出来るんだからコスパが良いのう……
・ザ・グランドマフィア
夫が死んで悲しい女性……かと思いきや、実はこの女こそがマフィアクイーンでした、というオチのある広告。
シンプルな内容でセリフも少なめだけども、インパクトのある緩急が楽しい良い広告。26秒の広告ながら満足感のある出来です。
ビンタ大会でイキるマフィア幹部をマフィアボスがボコボコにする、獄中を描いた広告。
マフィアシティ系列でもしばしば刑務所は描かれるが、こういう形で刑務所内の様子が描かれるのは中々珍しいんじゃないですか。マフィアシティは10個監獄の広告があったら9個はダクトから脱獄しているイメージがあるので、ちゃんと臭い飯を受け入れるんだって驚きがある。
実際こういうビンタ大会で成り上がるマフィアとかいるもんなんですかね。
実写広告でも頭の上に戦力とか乗せるんだ。
1分30分という大作広告だが、言いたい事は「戦力よりも戦略」というキーワードらしい。じゃあ何故頭の上に戦力を……?
パンストを被って強盗に臨む映像。何だこれ?
そりゃパンストを被って強盗するのは大変だろうし、それはチンピラじゃなくて変態だと思うんですけど。
つーかこの店員も突然現れた強盗にグランドマフィアを布教する辺り相当肝が据わってるよ。10月はマーベルスナップと言い布教する人間の肝が座り過ぎなんだよね。
・おねがい社長
やっぱ社長がいねえとこのnoteは締まらねえワケよ。突っ込んできたロードローラーから女性を助けて300万資産をもらう広告です。
いちいち変な選択肢を出しているにも関わらず、そういう間違った選択肢を選ばないで成功ルートに入っていくのは結構な爽快感がある。最近はパズルでも何でもすぐ間違えやがりますからね。何でも間違えれば良いってもんじゃあ無い。
後半のタピオカ店パートの使い回しも味が染みてていいね。
・今月の準MVP
・始皇帝の道へ
始皇帝の道へ、玉木宏の使い方が好きなんだよね。一生同じこと言わせるじゃん。
それでも広告が成立しちゃう辺りに玉木宏という人物のキャラパワーを感じますよ。一生同じ事を言わせて広告に出来るんだもん。
それが玉木宏という人物と、始皇帝の道へを組み合わせた絶妙な広告だと言う事です。もう一度書きます。玉木宏に一生同じことを言わせる広告、なぜ今まで日本になかったんだ!
それ以外の広告も佳作の面白さ。好き。
・MARVEL SNAP
この広告だけすーごい印象に残ってしまったので準MVP。いくら空気が読めない人でもここまで読めない人はそういないでしょ。
10月の広告は実写広告が豊作だったなあと思います。エコカリプスもEVONYも、皆実写広告だったでしょ。
・今月のMVP
今月のMVPは「無期迷途」です。
タフガイとかも中々好きなんだけど、シンプルにカッコいい広告に弱いんだよなあ。もちろん残念なポイントもあると言えばあるんだけども、そういうダメ出しをしたくなるくらいには気に入った広告だとも言えます。
10月はネタ枠が多過ぎたのと、カッコ良さで推す広告が広告界だと珍しい点から選出したくなりました。可愛いばっかりじゃダメなんだ!! そう広告のクソ閲覧者に思わせてくれた良い広告です。
無期迷途もやるか~……