09.エチオピアってどんな国??~エチオピアの海外生活の記録
こんちには!山田廣輝です。
僕の趣味である海外旅行の、人生の軸となったエチオピアについて発信します!
エチオピアはコーヒー発祥の地として有名ですが、アフリカの中でも実は世界遺産が多い国なんです!そんな大好きなエチオピアをもっと知ってもらえたらと思います。
◆エチオピアってどこの国?
よく「エチオピアってどこなの」と聞かれます。南米だと思っている人もしばしばいます。答えはアフリカです。アフリカ大陸の北東部に位置しています。
ケニアの上に位置していて、赤道が近いので熱いでしょ?とよく言われますが、実はそうでもありません。それはなぜか、理由は標高が高いからです。
僕が生活していた首都、アディスアベバは標高約2400m。富士山で言うと6合目あたりに位置します。
赤道に近くても高地のため、カラっと涼しい気候です。もちろん、標高が低い場所だと、かなり暑いです。体感的には30~40度位。それでも少しでも標高があると、夜になると冷えるので、なかなかトリッキーな気候です。旅行には羽織ものが必須です。
◆エチオピアの公用語「アムハラ語」
アフリカは「民族」が多い、というイメージを持つ人も多いかと思います。
ちなみにエチオピアは80以上の民族がいると言われています。そのなかでも公用語として使われていいるのが「アムハラ語」です。
公用語として話される「アムハラ語」ですが、民族がたくさんいるので必ずしも第一言語として話されていないところも面白いところだなと思います。第一言語が自分の民族、州の言葉を使用している地域だと、アムハラ語でこちらから話しかけても、伝わらないなんてことはよくある話です。(津軽弁で話してもわからないといったニュアンスでしょうか)
エチオピアに主要な言語は3つあります。
エチオピアには州が11州あり、(最近独立運動があって、12になったとかならないとか)それぞれローカル言語があるので、細かく見るともっとたくさんの言語が使われています。
そして、エチオピアのここがポイント。
英語が全然伝わりません!英語は便利ですが、万能ではないのです。
エチオピアを訪れた際は身振り手振りのノンバーバルも使いながら全力で気持ちを伝えましょう。コミュニケーションで大切なのは「伝えようとする気持ち」です。
◆主食:見た目はクレープ??国民食のインジェラ
そもそも日本にいるとほぼ接点のないアフリカ、その国の一つであるエチオピアでは果たして何を食べてるのか、想像もつきませんよね。
エチオピアの主食は「インジェラ」と呼ばれるクレープみたいなものです。
インジェラは、「テフ」という穀物を使用します。テフの見た目は小麦とさほど変わりません。それを小麦粉のように粉にします。それを水に溶かして、クレープのように焼いたものがインジェラです。
それに「ワット」と呼ばれる具をのせ、インジェラにくるみながら手で食べます。
写真は「バヤイナトゥ」と呼ばれる野菜オンリーのものです。「ファスティング」と呼ばれる、動物性のものを口にしない期間にこれを食べます。テフの粉を水に溶かしてから、発酵させてから焼き上げるので、焼き上がりの香りも味も酸っぱいです。
食べてみての感想は、
酸っぱい、くさい、美味しくない。この食事を滞在中ずっと食べるのはしんどい…正直この食事を2年間口にするのは無理!と本気で思いました。
ただ帰国間近になると変化を感じることが出来ました。
おいしい、コスパいい、満腹感、また食べたい!!!!
かなり僕の舌が変化しました。
この経験を通じて僕が感じたことは「インジェラ攻略するには時間がいる」ということです。
インジェラを検索すると、
「まずい」「ぞうきん」
という検索ワードが一瞬で出てきます(気持ちはお察しします)
ただ体験から言わせていただくと、エチオピア料理は一回で攻略できるほど簡単な料理ではありません。すべては慣れです。
確かにクセは強いですが、慣れたらコスパもいいし、美味しいですよ!
東京でも食べれる場所があるので、みなさんもぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。日本人に合わせてつくられているので、クセも少なめで食べれます。
◆都内のエチオピア料理が食べることが出来るお店
☆リトルエチオピア(四ツ木)
☆クイーンシーバ(中目黒)
☆addis(都立大前)
リトルエチオピアに足を運んだことがありますが、本格エチオピア料理を食べることが出来る、エチオピア料理情緒あふれるお店でした。
エチオピア産のビールも飲めるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
今日のところはこのへんで。これからも情報を上げていけたらと思っています!最後はエチオピアの大親友でチャオチャオ。(エチオピア語でさようなら)
ではまた!