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エチオピアの世界遺産、ラリベラの岩窟教会を巡る!

エチオピアには世界遺産が多くあります。その中の一つが、ラリベラの岩窟教会です。

この教会は岩を削って教会にしたと言われている岩の教会です。世界遺産として観光名所なだけでなく、現在でも地元やエチオピア人にとっても巡礼地として厚い信仰があります。

そんな歴史も信仰も深い、ラリベラ岩窟教会を紹介していきます。

◆ラリベラの岩窟教会群

写真では伝わり切らないですが、僕が訪れた教会群を紹介します!
当時の英語のヒアリング能力が低すぎて、ガイドの説明をほとんどキャッチできてないので、写真がメインでご愛嬌ですが、すごいです!

◇聖ギオルギス教会

ラリベラ岩窟教会 エチオピア
ラリベラ岩窟教会 エチオピア ギオルギス
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 

縦横、そして高さが約12mほどもあるラリベラの岩窟教会と言えばこれ!というくらい有名な教会です。

写真で見るとこじんまりして見えますが、実物はもちろん大きく、迫力があります。いかんせん、これが一つの岩を削って作られたもので、この大きさであること自体が驚きです。存在感が凄かった。

そしてやっぱり、高いところなので、落ちてしまう人は年間で何人かはいるようで、、写真を撮る際は気を付けないと、せっかくの思い出がまさに十字架を担ぐような思い出になりかねないので、マナーと節度を守って楽しみましょう。

◇メドハネ・アレム教会

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 

◇エマヌエル教会

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 

◇中の様子

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 

◇マリアム教会

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 

◇アッバ・リバノス教会

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 

屋根がついているのは、風化による劣化を防ぐためです。
歴史的に価値があるものだからこそ、後世にも残したいですね。

写真でわかるよう、まさに岩をくり貫いて作られたことがよくわかる教会です。

推定12、13世紀に作られたものが、今でもこうして残っていることにとても感動したし、かつての技術で岩を削ってここまで大きな教会を作った当時の人々の努力を間近で見られるエチオピアの世界遺産、ラリベラの岩窟教会。

教会以外は周りに特に何もないので、教会や歴史を存分に楽しみましょう。

◆おまけ

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
移動の道中
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
雨期明けで緑がいっぱい
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
岩を削ったような跡も
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
12世紀の絵??
太鼓叩けます
ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
暗闇からの出口

◆終わりに:ラリベラの歴史

最後に歴史について少し触れます。
なぜ観光地でありながら、今でも厚い信仰がある理由が歴史的背景にあるからだと思うからです。

エチオピアの首都アディスアベバから北へ約645km。ラリベラには、高原に岩を掘り下げて作られた聖堂や礼拝堂が11ヶ所集まっています。これは12世紀に当時エチオピアを治めていたザグウェ朝のラリベラ王によって建造されたもの。当時のエルサレムは、イスラム教徒が征服していたため、聖地巡礼も止められており、彼は首都であったこの地を「新しいエルサレム」にしようとしたのです。

ヨルダン川を模した川を挟んで聖堂は、北側と南側に5つずつ、そして西側に聖ゲオルギウス聖堂がポツンと一つだけあります。どのように建造したのかというと、まず、地表に聖堂の上部だけを造り、それから周囲を徐々に掘り下げていき、そして、底に辿り着いたら、ドアや窓、柱、床などが細部を削っていったと考えられています。

引用:世界遺産マニア

僕の英語力が乏しく、つたないヒアリング力で理解できたところは、下記の部分です。

4人の有名な王がいて、その一人がラリベラ王。
エルサレムに行けないから、巡礼のために第2のエルサレムを作ろうってことで、ラリベラができたみたい。様式もアクスムとオベリスクがあるそうです。

要するに、第二のキリスト教の聖地にしたかったようですね。

大枠の理解はあっている気もします。
歴史も信仰も深いラリベラ岩窟教会は、もう一度いって歴史を学びたいくらいです!

クリスマスや、エチオピアの一大イベントである、「マスカル祭」「ティムカット」などの日に訪れると、よりエチオピアの宗教感や文化を目の当たりにできると思います。

マスカル祭については以下の記事で紹介しています。

エチオピアに行く際はぜひ、ラリベラを訪れてはいかがでしょうか。

ではまた!

ラリベラ岩窟教会 エチオピア 
世界遺産の看板


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