2024年撮った写真を振り返ってみる①
amazon photosの連携が完了して、ものすごく楽にiphoneの画像をpcに転送することができるようになりました!!!
容量節約にもなってお得すぎる!!下手なサーバー買うよりも、学割も効くので安く済んでとてもいいですね!
今回は、それを機会に2024年撮った写真を気ままに振り返っていこうと思います!!!画質は悪いかもしれませんがどれもお気に入りの写真ばかりなのでぜひ愛でてやってください
歌舞伎町タワーにある記念コンクリート
去年撮った写真のなかで、一番心に残っているのがこの写真ですね~
初めてこれを見たとき、「凄く風刺的なメッセージを送っている現代アートを展示しているのかな?しかも、下のほうに、トー横のアイコニックなアイテムの一つであるスト缶を置いたりして、これを歌舞伎町の象徴ともいえる歌舞伎町タワーに展示するとは、なんとも挑戦的な作品だな~」と思いました
そして、作品には必ず作者がいますから、「いったいどんな人がこんなチャレンジングな作品を残したのだろうか」と気になって、本気で5分ぐらい辺りをずっと回っていました(笑)
今思えば、周りにこれをわざわざ見ている人は一人もいなかったので
私は結構不審者に見られたでしょうね(笑)
しかし、何ということでしょう!
作品に関する説明的なものは一切置いてなかったのです
そこで私は初めて気づきました
これは"みんながゴミを勝手に捨てていく内に勝手にできた作品"だと…
これに気付いたとき、感動で言葉が出ませんでした
これは誠に自分勝手な解釈ですが、無造作に置かれたゴミであるはずなのに
酒や食べかすといった、人間のエネルギー源になるものが下層にあり、
それを支えにして、パイプや換気扇のカバーなどの産業に関するものが置いてある。そして一番上の部分には、まるで2つの層を栄養分にしているかのように、草が儚げに生えている。そして、そこだけはフラットで清廉な世界であるかのように何も置かれていない
そして、これを作ったのは、高尚な芸術家でもなければ、駆け出しのアート作家でもない、「歌舞伎町の日常」が作り上げた作品なんだと気づき、脳が震え上がりました
そして、この作品のもう一つ推したい点は、この作品は"今ここにしかない"ということを表しているということです
まだまだ新参者ですが、ここ1年弱歌舞伎町という町を見てきました。その中で「刹那を楽しみ、現在を見つめている」というのは1つの特徴なのではないかと考えています。
この作品も、そんな「日常の変化」を常に映し続けており、その中で撮れた写真がこの1枚だった。でもこの写真が撮れることは二度とない、と考えると、そんな刹那的なもの、無常観を的確に表しているなと感じました
余談ですが、この写真を見ていると、本当に椎名林檎を聞きたくなりますね~
彼女も、特に初期の作品では、そういう刹那的なことに焦点を当てた作品が多く、また自らを"新宿系"と名乗っていることを考えると、本当にマッチングするんですよね
この衝撃の以降、この"作品"を月一ぐらいで見に行っているので、ぜひ歌舞伎町タワーの飲食街の入り口にぼーっとつっ立っているおっさんがいたら声をかけてください(笑)