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空の器8/希望を持つために分析する脳

世界人口は77億人
日本の人口は一億二千人
そのうち
~15歳までが1519万人
15~64歳は7505万人
65歳~は3591万人
出生数は86万4千人
出生率は女性一人当たりに対して1.43人

死産数 19614胎
流産は全妊娠の約15%
そのうちの早期早産は13~14% 後期流産は1~2%

実際の数字はネットでは拾いきれない。前年度の人口統計などを参考に大体の数を拾いだした。
自分自身がどのあたりに居るのか。妊娠するとはどういうことか。その中の確率は。

胞状奇胎は500妊娠に一件、300分娩に一回の割合で発生する。
そしてどうやらたくさんの検索がされているが、検索結果はほぼ同じ。病院や組織がだしている疾患の説明くらいにとどまっている。

胞状奇胎は流産や死産ではない。絨毛性疾患と呼ばれるものになる。
早期発見できれば子宮内清掃術を基本二回行い、異常化してしまった絨毛細胞を除去する。絨毛細胞がだしているhCGが再度上昇しないか、多臓器への転移はないかを半年から一年をかけて経過を追っていく必要がある。
つまりその間は妊娠することはできない。(hCGの数値が妊娠時に上昇してしまい、胞状奇胎による上昇なのかわからなくなってしまうからだ)

働く女性の手記が圧倒的に少ない印象を受けた。さらに看護師が罹患している手記は見つけることはできなかった。それじゃあ、情報がなくて困ってしまう。現に私は迷子の心境だった。


どうしてそこまで不安になったかって?
看護師は急に休めないからだ。休むにしても、どの期間休めばいいのか、注意点は何か、お願いすることはないのか。

それを申し出て、頭を下げないとどうにもならないくらい、実際の臨床はいっぱいいっぱいなもので。

何もこれは医療業界だけではないだろう。休めない女性もいるだろうに。そう考えたら、自分の記録を残さないわけにはいかなかった。


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明里好奇(アケサトコウキ)
栄養剤をぶっ差してやってくださいませ(´・ω・`) ナニモノにもなれないようなナニモノにかはなれたような、不完全で不器用な人間のはず。良かったら戯れてやってくださいませー!