心を壊してできなくなったこと。独り言
お風呂が、気持ちよい……明里です。
心はどこにあるのでしょうか。胸の真ん中、もしくは脳の中。はてさて、見えぬものは見えぬのです。
とはいえ、こころは確かに壊れます。精神は肉体と紐付いているので、どちらかのバランスが崩れれば簡単に瓦解します。
私はもともと数学が苦手でしたが心を壊してさらにできなくなりました。どの程度計算できなくなったかというと、「50-14」程度の計算がぱっとできません。
頭のなかで「10から4引いて6、だから、で、50から10引いて40だから、46、じゃないな、だからえっと、36、だ」としないと暗算できない。九九は覚えてる。足し引きが本当にできなくなりました。嘘っぽい?
一瞬にごはんに行って、お金の計算させればすぐわかります。「わかんない、4000円くらい? 4000円でいい?」とか、言い出すと思います。
こころを壊して一番致命的で、日常で困るのはこれです。最近気がつきました。慣れていてわからなかったのです。
「計算苦手やからなぁ、まあしゃーないわ」と思ってたけども、二桁の足し引きできひんのは結構大変です。お買い物するときとか、とりあえず札を出します。札が消える。
他には、「ミステリのような緻密な話が書けない」「ストレスと感情と現状が理解できない」などもあります。
ミステリ云々は書き込んで書き込んで書き込んで、やるしかないんでしょうけどね。経験値が必要。と、思ってる。
3つ目の「ストレスと感情と現状が理解できない」も、結構致命的。
すごくつかれた→割りと限界
まだ行ける→体力無視
なんかさむい→さみしい、かなしい
おい、構え→さみしい、確認
夜中にお腹減った→ねむい
こんなんいけるいけるー!→振り切ってる
こんな感じ。セーブすべきところがわからない。出されたシグナルがなんの意味かわからない。
だから「まあまあ、落ち着けよ。ほら、飯も食え。ちゃんと、寝ろ。死にたいのか」的なことを言われてようやく、「あ。まずかったか」と認識します。
こころを壊すと、割りと厄介です。後々響く。
二桁の計算ができないので、困ったら電卓。もしくは誰かに計算してもらう。
お金は店員さんに合ってるか聞く。教えてもらう。
体力はわからん。ナーバスになってたら要注意だ。けど、止まれないこともあるので電池が切れるのを待つことも多い。
実は体調が悪いのも自認するのが下手です。
「あー、これ体調悪かったのかー!」と良くなってから気がつきます。お馬鹿なのも、ちょっとお得です。
今私は周りの人にたくさん助けてもらって生きています。呆れながら、仕方ないなぁって。
すまん。ポンコツなんだ。治らないんだよ。多分脳が溶けた。
だから多分、本当に仕方のないこと。