夏期休暇の過ごし方3 非受験生・小学生
2回連続で夏期休暇の過ごし方について話しました。今回は3回目の非受験生と小学生にピックアップします。
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非受験生は学習習慣をつけよ
まず、非受験生については、学習習慣をしっかりつける時間だと思ってください。1学期の学習で理解などが不十分な単元を中心にワークや問題集などで定着を図ってください。特にこの内容は2学期に向けての土台になる単元も多いため、使える知識になるようにしてください。特に数学では連立方程式と文章題はできるようになりましょう。そこで割合の問題ができていない場合は、小学生内容でも構わないので、割合の知識を定着させましょう。
特に前回・前々回でも申しているとおり、今年の夏休みはいつもより短いので、早めに仕上げておく必要があります。そして、夏休みの学習が作業にならないように気を付けましょう。
今年、一番の変化は新型コロナの影響で外出もままならないと思います。僕はGo Toトラベルを推奨しているわけではないのですが、近くの散策くらいはしてもいいと思います。ただ、行く場合は十分な感染対策を行ったうえで楽しんでください。その時も、課題をある程度仕上げることは忘れないようにしましょう。
小学生は午前中に宿題を済ませよう
これは昔からよく言われています。宿題は涼しい午前中にしっかりと終わらせて、午後からはやりたいことをしていきましょう。
こんなこと言うと意外かもしれないが、僕も小学校の時に夏休みの宿題で苦労したことがありました。時には3日でワークを仕上げきったことがありました。あ、最初の三日ではなく、最後の三日ですけどね(笑)あ、このときでも答えを写してやるという愚行だけは行いませんでしたが……
そのため、このようなことが続くとさすがにきついと思い、小5の時からは逆に宿題をもらった当日から猛チャージをかけて1週間くらいで終わらせました。それは中学以降でも継続することができたので、休暇中の宿題についてはあまり困らなくなりました。
僕も夏休みの宿題の配分をうまくやれなかったことがあり、その教訓を生かして早めに済ませよう、といっています。これを行うことで、定期テストなどの計画立て、期日までに仕上げる力などを身に付けることができます。
小学生の内からこれができていたら、後々の学習にも生かせると思います。なので、宿題計画を立てるようにしましょう。
中入試を受ける人は塾の学習計画も同時に立てよう
さて、ここで中入試についても触れておこうと思います。
中入試を受けようとする受験生は学校の宿題は早めに終わらせて入試に向けて土台固めを仕上げるようにしましょう。受験がまだの人は、まずは宿題を確実に終わらせて、1学期の復習をしっかり行えば問題ないと思います。
県中の受験者は土台に加えて思考力・判断力を自分の口で説明できるようにしなければなりません。そのため、学習についても「なぜ・何」などといった因果関係を理解しましょう。
今年はいつもと違う夏期休暇の過ごし方になります。しかし、この状況を経験したことで、今後何が起こっても対応できると思います。まずは、現状を把握して今できることのベストを尽くしてください。