公立高校入試解析15 2021年福岡県
本日もよろしくお願いいたします。今回は久々に入試解析を行いたいと思います。今回は2021年福岡県の公立入試を題材にします。率直に感じたこと、今後の出題傾向として増えそうな問題などを取り上げていきたいと思います。ほとんどの公立入試でデータが出てきたので、今後の入試解析でも取り上げていきたいと思います。
それでは、最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
■福岡県公立入試 出題傾向(無料公開)
福岡県は大問は6題です。内訳は前近代歴史、近現代歴史、世界地理、日本地理、公民総合が2題となっています。大問6は複数の資料を用いて空欄に当てはまる内容を記述させる問題です。中には歴史や地理の関連知識を必要とする問題も出てきます。
平均点ですが、平均点として出しているわけではないですが、全体正答率は出ています(ただし、これが平均点と合致するわけではありません)。今年の平均正答率は58.6%で、2020年の48.3%と比べると、幾分点数がとりやすかった感じです。今回は大問ごとの正答率も出ているので、それらを踏まえてどの問題で苦戦したのか、を考察していきたいと思います。
■大問1 解析(以降限定公開)
大問1は前近代の歴史です。今年は全時代の政治と外交を融合させて問題を作成していました。
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