【高校入試紙面講義】2020年長野県 大問2 Ⅱ

高校入試紙面講義も2020年ラストの原稿となりました。そして、2か月の間ほぼ休まずに投稿できました。僕としては習慣づけの一環で行いましたが、無事に続けることができたことを実感しています。
予告通り、水曜日の日本史の正誤問題まで紙面講義を続けます。そして、2021年最初の紙面講義を投稿後、1/10(日)より3週間の間、難関私立や付属高校の社会を解析しようと思います(僕の手元にある全国高校入試問題正解から引用します)。なお、この3週間の紙面講義に限り、無料公開とさせていただきます(本来なら有料記事にする内容です)。難関私立や付属高校を受験される皆様、指導者の皆様の参考になれば、と思います。よろしくお願いいたします。

■問題の概略

長野県の地理の問題は2つに分かれており、前半で日本地理、後半で世界地理を扱います。今回は世界地理の方を扱います。この問題の注目点は世界地理なのに地形図を扱っているのです。ですが、解き方は従来の地形図問題と変わりません。
以前、地理の問題で仮想都市の問題を出した都道府県があります(広島県や滋賀県など)。基本的な地図の読み取り方ができていると問題なく解けると思います。もう一つ、地理でも歴史と融合させる問題が出てきています。地理・歴史、歴史・公民の関連性も合わせて押さえておきましょう。
実は長野県はもう一つ扱いたい問題があるので、それはまたの機会にします。

■解説

それでは解説の方に行きましょう。

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