公立高校入試解析11 2021年北海道
本日もよろしくお願いいたします。先日発表されました北海道の公立高校入試の平均点・正答率をもとに今回も入試解析を行っていきたいと思います。今回も解析を行っていきましたら、かなり面白いデータが出ました。そして、ある単元の正答率がダントツに低かったことも判明しました。では、今回の解析を始めていきたいと思います。
今回は、事前の入試解説速報を行っていません。そのため、簡単な解説も行っていこうと思います。
■2021年北海道公立高校入試解析(無料公開)
北海道の公立入試の問題構成は、大問は4問です。内訳は、三分野総合問題、歴史総合・公民総合・地理総合(世界地理と日本地理で分配されている)となっています。いきなり大問1で三分野総合問題が出ていますが、問題の配分に脈絡はあまりなく、小問形式の問題が中心となっています。
平均点は54.3点(北海道は60点満点のため、100点満点に換算)と昨年(前年は53.2点)とあまり変わりませんでした。なお、この平均点は全受験者の平均点で、北海道は全受験者平均点と全合格者平均点とあります。平均点として公開されているのはほとんどが合格者平均点ですが、僕の平均点は全受験生平均点で出しています。そのため、より正確な点数になっています(今回からの全国平均点資料も全受験生平均点に切り替えています)。
では、今回も正答率の低い問題、僕が難問と感じた問題、予想よりも平均点が低かった問題などに注目しながら解説・解析をしていきたいと思います。
■大問1 解析(以降限定公開)
大問1は三分野総合の小問形式の問題です。一つ一つ確実に正解を出して点数を稼ぎたいところです。
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