公立高校入試解析 2023年大分県
本日もよろしくお願いいたします。本日は久々に公立高校入試解析を行います。今回の素材は2023年大分県を使います。
この問題を素材にした理由については後述しますが、掲載理由については、基本的には①問題の使用許諾が得られている、②平均点が低すぎる、高すぎる、などの理由があるからです。そのため、どこもかしこも入試解析を掲載するわけではありません(一応、吉野自身では問題は解いたり解析はしていますが)。今回は①・②どちらも満たしているため、掲載していく方向となりました。
もちろん、リクエストなどがございましたら申してください。ただし、事前に問題などの使用許諾を取っているところもあれば、まだとっていないところもあるので、状況次第では掲載がすぐにできる場合もあれば数週間時間をとることもあります。現在、20以上の都道府県で使用許諾を取っていますので、大体のところは対応できると思います。許諾をとる場合は2017年~2024年まで取っています(次年度の許諾は別途申請する必要があります)。
また、リクエストがあったとしても、教育委員会からの指導が入り、一般公開NGの場合がございますので、メンバーシップに加入いただきますと、色々な限定公開の記事も閲覧できるようにしていますので、ご検討、よろしくお願いいたします。
申し訳ございませんが、今回の記事もメンバーシップ限定公開とします。理由としては、掲載県からの指導が入っているため一般公開ができないためです。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
■大分県公立高校入試概観
では、この問題を選定した理由ですが、それは2023年大分県の平均点が大きく出ています。
この年の平均点が41.8点と2023年公立高校入試の平均点では公表されている平均点では全国で2番目に平均点が低かったです。なお、1位は北海道です(北海道については今後使用許諾をいただいているため、近日中に出せたら、と思っています)。
制限時間は50分、60点満点、大問は5題。地理・歴史・公民から各1題、大問4・5は3分野総合問題やテーマ史問題が出ています。2023年の出題は以下の通りです。
歴史も単元別ではなく、テーマ別での出題が増えています。よって、単元別の学習だけでは対応できないことがわかります。そして、大問4・5については三分野テーマ史となっています。こちらの出題ネタについては、今後も増えていきますので、僕のほうでもデータを精査してまとめ直せたら、と思っています。
■大問1 解析(以下限定公開)
それでは早速、大問1の解析を行いたいと思います。大問1は地理総合で、(1)が日本と世界の人口問題、(2)が日本の貿易問題です。
なお、今回も正答率ランクなどは掲載いたします。正答率についてはWeb上で公開されていますので、そちらで確認してください。また、解説の際に、「高校入試 社会が一問一答でしっかりわかる本」(かんき出版・吉野功記著)と合わせて見ていただけると、出題形式などにより反映したものとなり、理解がより深まります。
申し訳ございませんが、これより以降はメンバーシップ限定公開とさせていただきます。
ここから先は
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
皆様のサポート、よろしくお願いいたします。