【高校入試紙面講義】2020年東京都 大問5
おはようございます。今年も紙面講義を行っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
本日は、以前から気にしていました大統領制に関する問題を解説したいと思います。私立入試ではちょくちょく出題がされていましたが、公立入試でもここ近年では出題が増えてきています。しかも、やや細かい内容まで問われてきています。
この内容は、新学習指導要領では全ての教科書で記載があります。そのため、来年度からはより出題頻度が上がることも想定されます。しっかりと押さえておきましょう。
■問題の概略
東京都の問題の特徴は、資料を用いる問題が多いこと、正誤問題の正誤文や問題文が長いこと、小問は20問で1つ5点あること、資料埋め合わせ問題は全てわからないといけないこと、などが挙げられます。正誤問題を解くときには、正確にキーポイントを見つけて、その語句と内容の整合性をおこなってください。それと、1問を大事にしてください(他にも1問の重みが高いのは滋賀県などがあります)。
今回は行政に照準を合わせた問題です。日本国憲法の条文の内容が正誤判定材料にもなっています。よって、公民の学習時には条文にも気を付けておかないといけません。
■解説
それでは、解説を行いましょう。
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