【高校入試紙面講義】2020年宮崎県 大問2 2
おはようございます。昨日は共通テスト第二日程でしたが、高校入試紙面講義は予定通り行います。残りの1か月でまだ取り扱っていない府県、注目している問題・テーマ史などを中心に取り扱いたいと思います。
なお、その間に2021年の入試概略も行うため、実質2・3週間くらいしか時間が取れない、と思ってください。その中でできることをしっかりとしておきましょう。土台の活用も意識してください。
本日は宮崎県の問題を扱います。宮崎県の問題は全体的に共通テストを意識した問題が中心ですが、空欄補充形式の記述問題が出ています。そして、新学習指導要領を意識した問題も出題されています(過去の記事で類似問題が出題されている)。
ここ最近は近現代を中心に紙面講義をしていますが、近現代の正答率が低いため、少し重点的に解説をしています。前近代も扱ってほしい、というご意見もございましたらコメントや公式TwitterやFacebookの方にコメント残していただけると幸いです。
■問題の概略
宮崎県の特徴として、資料を存分に活用し、その後分かったことや仮説などを立てて空欄補充問題にする形式が多いです。1つの大問で4~7くらいの資料が用いられていますので、資料の内容を正確につかんでください。
問題のテーマは貨幣史です。2019年に新紙幣の発表があり、それを受けた時事問題でもあります。今回は近現代の話を中心としたものになっています。そのため、関係テーマとしては外交史・金融史・文化史も出題されると見てください。
■解説
それでは、解説を行いましょう。
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