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大学在籍中に借りた川崎のマンションに住んでいたころの話

大学在籍中に住んでたマンションは、駅近かで5.5万円のワンルームマンションでした。

お金の無い大学生には、十分の寝るだけの部屋で大体バイトに行っているか学校に行っているか友達の家にいるかだったのでほぼ、家にいることはありませんでした。

当時は、タバコ(ハイライトメンソール)を吸っており結構ヘビースモーカーでした。
そんな、次の日に学校が有ろうと無かろうと関係なく、毎晩のように飲み明かしてたとある日のことです。

学校に行ってそのままの足でバイトに行って0時でバイトが終わり、そのまま気の合う仲間たちと飲み会開始。

正直何時に帰ってきたのか覚えていませんが、疲れきった身体でソファーに座りとりあえずの一服を済ませ、溜まりに溜まった灰皿に押し込む様にタバコの火を消して、水をコップ一杯飲んで洋服もそのままにベットに横たわる。

意識は、一瞬で持っていかれ即座に就寝しました。

しかし、就寝していく時が過ぎたころ、テレビを付けた覚えのない部屋で何か物音がして何かが揺れています。

「泥棒か!?」
「幽霊か!?」

寝ぼけた頭をフル回転で起こし、

「ヤバい」
「生命の危機を感じる」

と思う心を必死に押し殺して少しだけ目を開けることにしました。

そして、目の前には、ユラユラと動きながら真っ赤・オレンジに燃え盛る灰皿の煙草たちの姿がありました。

部屋中に広がるむせ返す煙に焦げた匂い。

「火事だ!」

と思い、すぐさまキッチンにダッシュしてナベに水を入れて灰皿に水をかけて窓を開けました。

どうにか、火は消えてスプリンクラーや火災報知器が反応して大ごとにはなりませんでしたが、今思えば九死に一生を得た感じがしています。

それ以来、灰皿の煙草はなるべく溜めずにすぐに捨ててちゃんと火が消えているかを確認するようにしました。

もちろん、自分自身の不注意ですが、この様な経験も踏まえて改めて喫煙は危ない事なんだと再認識した記憶があります。

まだ、火をつけて煙草を吸う方は、ボヤ騒ぎには気を付けてもらいたいモノです。
#はじめて借りたあの部屋

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