専門学校という「やってる感」に付き合うほど人々は暇ではない

いちいち「学校でお勉強」しなければならない職業ではないということではないでしょうか。

入社して、現場でOJTしていくのが、働く側からすれば一番の待遇である以上、ある期間、自腹を切ってお勉強することへの抵抗は高いような気がしました。

写真館業は、いわゆる写真学校を出るケースが多いです。
私は行けませんでしたが、現状、仕事において専門学校に行かなかったせいで困ったという点はありません。

以前、アルバイトしてもらった女性は、夜間の専門学校を2年通った子でしたが、全く使い物にならない程度の学びしか得ていませんでした。

話を拡張すれば、大学も同質です。
図書館で本を読んでいる人には勝てない程度の学びの場でしかないと言えます。

いちいち「育成のための学校」など、本来不要です。
特に、大工や庭師などは特殊芸であり、その技術は「門外不出」です。

つまり、入り口の「屁理屈」しか学べないのが専門学校というものです。なので、早晩、入学希望者は消えます。

本当に「思考(考えさせる)」という行為をさせる「学校」は、ほとんどありません。

おおよその「学び」などというものはほとんどが「やってる感」だということなのかもしれません。

そんな「やってる感」に付き合うほど余裕のある人は居なくなったということではないだろうか。

あゝ無情


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