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根性が無いとダメなのか〜遠回りな思考回路は壁にぶち当たる編

ー前回の続きー
そんなこんなでサポートも出来る様になって他のアーティストさんからも呼んでいただけるようになっていった頃、また壁にぶつかるのです。

ワタクシは思考回路が湾曲してる。

今回はー遠回りな思考回路は壁にぶち当たる編ーを綴りたいと思います。

ワタクシは元々バンドマンで一つの事を自分なりの表現で演奏出来れば良い、と言う考えでした。
しかし、多様なアーティストさんに対応しなくてはならなくなって自分にも『多様性』が必要だな、と感じ始めて居ました。
今から考えると自分の個で対応出来るだけの『自信』が無かったんだと思います。
それで今まで全く触れてこなかったような演奏も勉強し始めたのですが、、、、

まぁ全く歯が立たなかった訳です。
正確には『演奏出来ても説得力が無い』と言う状況に陥りました。
当時は一生懸命対応していこう!と頑張って居たものの、ただあてがっているだけ....みたいなプレイになりがちで自分でもそれに気がついてはいました。
しかし、自分なりには出来てると信じたい部分もあって中々そのスパイラルから抜け出せない自分もいたんですねぇ〜。

まぁ、器用貧乏ってヤツです。
自分はそもそも百貨店のような万物を集めて売る、、、と言うタイプではなく専門店で例えばネジの専門店でネジだけで1000種類以上揃えてるタイプなんだなぁと実感したのもこの頃です。

同じ『沢山売る』でも両者は全く違いますよね。
そこに気づいて少しずつ自分を現場で出していく事にしむした。
完全に合わせるわけでは無く、自分を出しつつ折り合いをつける...と言った感じです。

すると思った通りの反応でした。


『うるさい』
『弾きすぎ』
『しゃしゃるな』

的な反応が9割でした。




ワオワオ。

思った通りの反応だけど実際目の当たりにするとシュン⤵️なのも事実。

まぁ、仕方ない。今までとはアプローチをだいぶ変えた訳だし。
ですので、サポートは向いてないなーと思い、レッスンだけに絞って活動していこうかな?と思っていた頃、とある先輩ギタリストから連絡が来たのです。
『高慶くん元気?実はちょっと俺の代わりに行って欲しい現場があって。アーバンギャルドの松永天馬さんのサポートなんだけど...』

つづく

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