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根性が無いとダメなのか〜幼少期トラ🐯ウマ編

そんな訳で小さな頃のオヤジの妙なスパルタオヤジ教育によってワタクシはなんもやる気の出ないような、やったらやったで上手く行かないようなそんな気持ちになっちまった智行少年。
そんな智行少年を音楽の世界に引き込んだのは引きこもりのアニキの存在でした。
ニヤニヤしながらワタクシがギターを弾いていると
アニキはヘッドホンで爆音でメタルを聴いてました。
そのヘッドホンから漏れ聞こえるサウンドがワタクシにはキラキラして聴こえてアニキに

『今聴いてるのはナーニ?』

と聴くと

『○○だよ』

と聞いた事の無い名前。
その妙な語呂のアーティスト名が気になって頭から離れず後日アニキのいない時間にこっそりと聴いたりして少しずつ情報を手に入れて行きました。

そんな事を知ってか知らずかアニキは部屋に色んなCDをチラ見せするかの如く無造作に置いてあり、プラス音楽雑誌も沢山無造作に置いてありました。

コレはアニキからのパスだな

とワタクシは受け取り雑誌も隅から隅まで片っ端から読み漁り、CDもラックの隅から隅まで片っ端から聴き漁りました。

ワタクシはアニキの影響でドンドンメタルにハマっていきました。
学校の給食の時間に放送部に頼んで頼まれてもいないのにメタルを流してもらい楽しい給食の時間を妙な空気にしていたのを今でもよく覚えています。
しかしごく少数の友達は

『アレカッコ良いね!』

みたいなお便りも頂き、それを励みに"ありがた迷惑な"メタル放送をしていました笑笑

そんな楽しい毎日を送っていたワタクシですが、根底にあるのはオヤジのスパルタです。
行動の源泉は恐怖だったのです。

ワタクシは恐怖を原動力に音楽を、はたまたメタル放送を含めた広報を始めたといっても過言ではありませんね。

つづく


fin.


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