後継者は、ダサいか?
後継者を育て、事業承継を支援することを生業としているものです。
長らく後継者をサポートしてきて、思うところを書きました。
後継者は、ダサいか?
結論から言うと、そんなことないわ!
ということだが、
世間の空気はちょっと違うようだ。
胸を張って堂々と生きる後継者もたくさんいるが、
金融機関も、取引先も、専門家も、社員も、親も、
そして、自分自身ですらも、
なんとなく、ものたりない存在として、見られている感じる。
それが、なんとなく、後継者をネガティブワードに変えてしまっている空気がある。
ただ.......
できないのは、あたりまえ。
社長なんてやったことないのに、身の丈に合わないことをやらないといけないのだから、
やれなくてあたりまえ。
これから、行動し経験しながら積み上げていく段階なのだから、未完の大器として期待をすべき存在であろう。
身の丈に合わないかもしれない が、
経営と人生と真正面で向き合わなければならない、
唯一の存在。
後継者がいなければ会社はなくなる。
だから、
後継者はその存在自体に価値がある。
歴史をつなぐ存在になれる。
そして、さらに価値を高め、自分が生きた証がのこる。
いまは、外野からいろいろ言われることもあるかもしれない。
でも、数年後をみておけ。
そんな、覚悟をもって突き進む後継者の未来は明るい。
後継者というワードが、かっこよく響く世の中になってほしい。