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【ハワイ無料旅行2024】結果報告

無事ハワイより帰国しました、リピスタ神です、こんにちは。

Xツイッターにはリアルタイムに写真投稿させていただきましたが、今回のハワイ渡航最大の目的であったホノルルマラソンは5時間切って完走することができました。

12月4日に到着して、ワイキキエリアにある「マリオットワイキキビーチ」にポイント泊で合計5泊(うち1泊は特典で無償)、12月10日に成田空港に戻ってきた形です。

往復ANAのA380フライングホヌに乗りまして、最大級の大きさによる安定感のある飛行、3人座席で隣に人がいないリラックス状態、横になって寝られたということもありまして、エコノミークラスでも全然余裕でした。

フライングホヌ3号機サンセットオレンジ

ハワイ(オアフ島ホノルル)は多くの日本人にとって理想的な海外旅行先として人気が高く、南の島の魅力が詰まった良い場所だと感じています。

ただ2024年現在時点の社会情勢や金融経済環境を考慮すると、ハワイは気軽に誰でも行ける場所ではないという事実も目の当たりにしました。

総合的に考えると個人的にはそう簡単に何度もリピートできる場所ではなく、かなり気合を入れて資金的な準備もしてから行くべき目的地かなと、他にも魅力的な渡航先は沢山あると、そんな感覚を持っています。

僕がそう考える理由、今回はいくつかのトピックに分けて整理してお話しさせていただきます。


飛行機

今回航空券についてはコロナ禍で溜まっていたANAマイルを使い、往復で4万マイルかかりました。

その他、燃油税などで7万円弱の費用がかかりましたので、コスパ的にはイマイチというのが実感です。

というのも、 2024年現在、JALやANAについては別途費用が大きくかかる一方で海外航空会社の多くは燃油サーチャージを別途請求されないケースも多いのです。

原油価格の高騰や円安を背景にこの状況はこの先も続く可能性が高く、たとえマイルで航空券を無料にしたところで実質かかる費用は高い状態が慢性化するかもしれません。

そういう意味では、国内路線では燃油等の費用が発生しないため、相対的に割安でコスパに優れると感じます。

まあこれはハワイだけに限らず全ての海外旅行で同じ状態ですから、JALや ANAを避けてお金を払ってLCCにするのか、それともユナイテッド航空などその他の海外航空会社を使うというのが現実的かもしれないですね。


ホテル

2024年現在、ハワイのホテルでは1泊あたりの宿泊費用のほかに税金という形でリゾートフィーなる手数料が別途徴収される状況です。

ラスベガスやホノルルなど、観光都市のホテルでは当たり前に導入されるようなったリゾートフィー、今のハワイではたとえポイント泊で無料化できたとしても滞在日数が多くなればなるほどその分費用が加算されていきます。

今回5泊しましたが、1泊あたりに支払ったリゾートフィーはなんと58.99ドル、日本円でおよそ1万円弱で、合計5万円ほどの支払いが発生しました。

およそ300ドルは為替レート155円程度で手数料込5万円弱です

国内はもちろんアジアのビーチリゾートなどでも不要なものですし、使いもしないサービスに別料金を払わされている感の強いこの費用は、個人的には相当にマイナスイメージでした。

ハワイやラスベガス以外では、ロサンゼルスのアナハイムやマイアミの一部ホテルにも導入されているとのことで、滞在先ホテルでリゾートフィーがかかるのかどうか、ポイント泊の際には常にチェックが必要になりそうです。


食事

先のノートでは現地の食事もポンタポイントで無料にしてしまおうというお話しをしました。

実際に現地で試した結果、基本的にはちゃんと払いましたし、想定通りに機能しました。

ハワイ定番のガーリックシュリンプ、シェイブアイス(かき氷)、アサイーボウル、マグロやサーモンのポキ丼、ステーキ、ハンバーガーなど、予定していた多くのお店で問題なくポイント払いできたため、全体の出費はかなり抑えられました。

オハナポケハウスのポケ(ポキ)丼 19ドル
ファイブスターシュリンプのガーリックシュリンプ&ステーキ 19ドル


とはいえこの環境の裏側を俯瞰してみると、もしポイントではなくすべて現金カードでの支払いだった場合、相応の出費を覚悟しなければならないということでもあります。

Xに投稿したとおり、ワイキキでも大人気だった丸亀製麺うどんは一杯あたり2000円程度は当たり前ですし、比較的安く食事できるフードコートでも一食3000円くらいは当然にかかります。

現地のおいしいものを食べるのが旅の醍醐味でもありますが、家族の人数分×滞在日数分がずっと加算され続ける環境はなかなかお財布に厳しいのかなと感じました。

毎日数万円の体力を削られ続けますから、ハワイ滞在ではその覚悟がないと楽しめないでしょうね💦


アクティビティ

目的がホノルルマラソン参加ということもあって今回はレンタカーもツアーなども使いませんでしたが、一般的には1日どこかでオアフ島一周するとか、何らかのツアーに参加して遊ぶことも多いと思います。

ホテルや街角には複数のツアー予約窓口がありまして、その価格情報だけをみる限りは、やはりこうしたサービスも相当額かかってきますし、家族人数が増えれば増えるほどその費用は大きくなります。

ハワイまで行って毎日ホテルのプールや徒歩でワイキキビーチ海遊びというわけにもいかないでしょうから、こうした部分も旅行の際には考慮すべきかなと

ちなみに僕が今回3日間借りた自転車は下写真のようなちょっと古いタイプで、それでも15000円くらいかかりました。

ココヘッドトレイル入口

ワイキキ周辺はまだしも、ダイヤモンドヘッドから東側は思った以上にアップダウンも激しいので自転車はお勧めしません💦


買い物、お土産

個人的に一番キツいなと感じたのはハワイの物価です。

スーパーで生鮮品をひと通り確認したところ、正直ここでは生きていけないと感じたくらいです。

お茶2本で800円

ハワイで働いている人たちはもっと安く買うノウハウとか持っているのかもしれませんが、とにかく日本の比ではないレベルで高すぎます。

またそれは当然お土産などの物価にも影響しますから、定番のお土産として有名なホノルルクッキーやマカダミアナッツ、コナコーヒーなどすべてが高く感じました。

お土産ですから買わないわけにはいかないし、泣く泣く買って帰ってきましたけどね、ハワイに行くなら誰にも言わずに(お土産買わずに)こっそり行くことを強くお勧めします😅

8枚入りで1600円ほど
こっちは6枚入りで同じ価格(パッケージ缶代ですね


ハワイ旅行2024結論

ということで今回の現地5泊7日のハワイ旅行、楽しかった反面、アメリカの物価高を間近にリアルに感じた旅となりました。

マラソンという目的があればまた行く機会もあるかもしれませんが、正直シンプルに「南の島に行きたい!」と考えるならば、僕らには沖縄という魅力的な場所があります。

どうしても海外にということであれば、個人的に強くお勧めしたいのは東南アジアですね。

都市型が好きならシンガポール、クアラルンプール、バンコク。

海が好きならタイのプーケットやクラビ、ベトナムのニャチャン、マレーシアのランカウイ、インドネシアのバリなどは今でも僕らにとっては安いと感じるでしょう。

ユナイテッド航空のマイルでスターアライアンス系、タイ航空やシンガポール航空を利用できますし、滞在中のコスパも高く、ホテルにかかるポイントも低い、総合的に満足できる旅行になるはずです。


日本を離れて海外を経験すると、いかに日本が恵まれていて、安く質の良い食事やサービスを受けられているのか、その現実に気づきます。

日本には四季があり、自然が多く、綺麗で、食事も美味しい。

世界中の人が旅行先として日本を選ぶ理由が、僕らのすぐ隣にあります。

普段当たり前にそこにあるから認識できないだけで、実は旅行という面で言うと大変恵まれた国なんだなと。

ハワイはもちろん楽しかったし、またいずれ何かの機会に行くことはあるかもですが、今後はさらに別の旅を楽しみながら、そこで気づいたことを発信させていただきます。

そしてもちろん、これからも日本中の山に登りながら、自然、温泉、食文化をたくさん楽しみたいなと思います。

ではまた!

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