【ブラウニー高校〜専門学校】親が自己破産したときの話
どうも〜
ブラウニーです。
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この記事では
「親が自己破産した話」
をします。
実はこういった苦労話はセールスのための作り話のようにも聞こえるので、僕はあえて話はしてこなったですが、昨年自己破産した父親も亡くなったので、そろそろ書いてもいいかな?
と思い、書かせていただきます。
僕は大阪で産まれました。
普通に小学校、中学、高校へ行き、
バンドを高校の時に始めて
バンドを真剣に
やるようになりました。
バンドでは校内の
軽音部だけではなく
オリジナル曲を
高校生ながらに作って、
CDなんかも作って
外のライブハウスに
出演したりしていました。
そして、ライブハウス主催の
コンテストに出演して、
大阪でグランプリを取りました。
本当に嬉しかったですね。
技術の面では他のバンドと比べて劣っていた部分もあると思いますが、パフォーマンスやチーム感などの部分が評価されたということで、この時に技術やテクニック以上に大事なものがあると気付かされました。
当時のステージから見た500人くらいのパンパンの会場で、表彰されたことを今でもしっかりと覚えいています。
ここで「俺たちいける!!」
ってなりました。
(結局いけなかったんですけどね。笑)
でもこの頃のことがきっかけで音楽の道に進むことになったので、これがなかったら僕は今会社を作って物販をやってなかったかもしれません。
一番最初の僕の人生の転機だと思っています。
その時バンドで僕は
ドラムをやっていましたが、
その時に一緒にバンドを
やっていたベーシストが、
のちに僕にせどりを教えてくれた師匠です。
(誰か知ってる人もいますよね?笑)
実はこの時のギタリストは今も物販と音楽どちらの現場でもお仕事を一緒にしています。
中学校からの友達、当時のバンドメンバーのうち2人と今も関われているのは他の人に聞いてもなかなかいないので、嬉しいことだなって思います。
その後バンドメンバーはみんな別々で大学に行ったり、就職したりしましたが、僕はもっとドラムが上手くなりたかったので、
音楽の専門学校(ドラム専攻)
へ行きました。
その専門学校に通っていた
2年生の時に事件が起きました。
いきなり実家に
「借金取り」が来るようになったのです。
学校に行く時に、
借金取りが来ていたら裏口から出て
バレないように学校に行ってました。
なんでこんなことに
なっていたのか、
当時は知りませんでしたが、
後で聞くと
僕の親は工務店をやっていて、
一緒に仕事をやっていた人が
お金を持ち逃げして
支払いができなくなり、
消費者金融などにお金を借りて
やりすごしていたそうです。
僕はこの時に思いました。
「絶対自営業なんてやらない」と。
結局自営業を始めて
しまってるんですけどね。笑
親もなんとか事業を立て直そうと
していましたが、
結局首が回らなくなり、
自己破産となりました。
住んでいた家もなくなり、
祖父の家に家族全員で
引っ越しすることになりました。
専門学校の学費も払えない状態で、
退学する覚悟でいましたが、
母親が定額預金を解約して、
払ってくれました。
(後で全額返しました)
僕は音楽が好きでバンドをやっていて、
正直不安定すぎて
音楽の仕事もこのままだと
続けられないかなって
思ってた時期もありました。
それでも今も
音楽の仕事を辞めずに続けているのは
音楽が好きというのもありますが、
このしんどい時に
母親が立て替えて学費を払って
学校に行かせてくれた。
という思いがどこかで残っている
のも大きいと思います。
ちょっとしたことで折れたら
申し訳ないって思ってるんでしょう。
そんなことになるまでは
実家はポルシェなども
乗ってたりしましたが、
最終的にはワゴンR1台だけ
になっていました。
(車持ってたんかい!)
その後はめちゃくちゃ大変でした。
父親もおかしくなったのか、
万引きをして捕まったり、飲酒運転で捕まって迎えに行ったこともあります。
怒りとか全くなくて、全てを通り越して何にも思わなかったです。
この親のバブル期から
勢いよく転落していく人生を
目の前で見ているので、
他人と仕事をするときは
自分が責任を取れる範囲で
自分のコントロール下でやる
というところは
必須ポイントとしています。
親の最大の敗因は、
うまく行っていることをいいことに
物事を甘く捉えて
生活を脅かすレベルの部分すら
他人任せにしていたこと。
だと思っています。
その他人任せに
していたことが原因で、
お金もなくなり
信頼もなくなり
大きく人生が変わってしまった。
自分だけならまだしも
家族の人生も変えてしまった。
こんなことがあったので
自分は絶対に自営業をやらない。
と思っていましたが、
色々あって
自営業をやってしまっているので、
そこだけは気をつけよう。
と思っています。
昨年父親の最期は
僕が看取ったのですが、
反面教師にさせてもらってる。
あとは任せとけ。
と言ってお別れしました。
孫の顔をギリギリ見せられたのは
良かったなぁ。って思います。
本当に一瞬の気の緩みで
人生というのは転落します。
投資詐欺、ポンジスキームなどに
手を出して
後戻りできなくなっている人も
知っていますが、
本当に気をつけてくださいね。
まだ僕も今後どうなるかわからないですが、
しっかり地に足をつけて
家族を幸せにしていきたいと思います!
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