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マリオットポイントとUAマイルを使って、【全部無料で行く!ビジネスクラス世界一周計画】を作ってみた~後編~

こんにちは、秋の紅葉登山が大好き、リピスタ神です。

今回は、前回に引き続きの後半戦です。

前回はマリオットポイントとUAマイルを使って世界一周する計画の前半戦、日本~アジア~ヨーロッパと駆け足で見てきました。

後半戦の今回は、ヨーロッパから北中米、そして日本に戻る行程を深堀りしていきたいと思います。

ちなみに、今回の世界一周プランでは、アフリカ、南米、オセアニア地域は除外させていただきましたが、個人的には世界一周をやるのであれば、少なくとも南米は旅程に含めていただくことを強くお勧めしたいです。

15年ほど前に夫婦世界一周、バックパックの貧乏旅行をしたときにも、南米での思い出は非常に大きく、特にマチュピチュやイースター島のモアイ、ブラジルのイグアスの滝など、魅力的な場所がたくさんあります。

アフリカほど危険な地域でもありませんし、女性一人で旅行をしている人たちもたくさん見かけました。

今回は情報を盛り込みすぎて混乱されるのを避けるため除外しましたが、世界旅行を検討されるならば、南米もぜひ含めてみてください。


【ルート4】フランクフルトからニューヨーク

スターアライアンスはヨーロッパに強いですが、今回はヨーロッパを陸路でまわったあと、ドイツのフランクフルトから出るということにしてみたいと思います。

フランクフルトからの旅程ですと「ルフトハンザ」が使えます。かの有名なスーツケースブランド【リモワ】の限定商品が買える空港でもありますので、一度は寄ってみたい空港ですね。


具体的な航空券情報ですが、アメリカ発着便はヨーロッパ主要都市の航路すべてUAがカバーしているので、どの国・都市からでも選択肢は多いと思います。

ただし、ビジネスクラスにかかるコストは高く、ヨーロッパ各地からニューヨークまでは最低でも15万マイル程度、20万かかる路線もありますね。

エコノミークラスが4万マイル程度からというのを考えると少々割高に感じてしまいます。

エコノミークラスが安い印象です


ニューヨークは世界の中でもトップクラスの大都市ですから、ホテルの選択肢も当然多いです。

中心地となるマンハッタンエリアにステイすれば、観光目的であれば十分満足いく滞在となるはず。

以下の画像のように、ミッドタウン・マンハッタンの近くを検索すると大量に出てきますので(笑)、個人的にはタイムズスクエアあたりを拠点として、シェラトンタイムズスクエアや、ニューヨークマリオットマーキス、Wタイムズスクエアあたりが妥当なところかな?とは思います。

1泊あたり5万~8万ポイント程度ですね。(露骨に高いわけでもないです

NY中心地は選び放題です


【ルート5】ニューヨークからカンクン

アメリカに入ったら、国内をウロウロするのが最も効率的ですから、たとえばニューヨークからフロリダ・オーランドへ飛んでディズニーワールドを思い切り楽しむもよし、アメリカ全土に広がる国立公園を楽しむもよし、趣味嗜好に合わせてアメリカ国内どこに飛ぶにしても、マイルはそれほどかかりませんから、時間の許す限り各地を周遊してみてください。

個人的には、先ほど触れたオーランドのディズニーワールド、そしてロサンゼルスのディズニーランドには何度でも足を運びたいと思いますし、またイエローストーン、ヨセミテ、グランドキャニオンなどの自然景観を見に行くというのもおすすめしたいルートです。

アメリカ国内をウロウロしたところで、北米あたりにいるのならば、メキシコにもちょっと足を伸ばすのも面白いかもしれません。

メキシコでおすすめしたいのは、カリブの海リゾート、カンクンです。

およそ4時間程度のフライトで、ビジネスクラス5万マイルと安いですね

カンクンの海、そしてその近くにあるセノーテという泉、さらにマヤ文明の遺跡など、世界にここだけのものが集まっているエリアです。


【ルート6】カンクンからロサンゼルス

本来はアメリカを回るなら国外に出るスケジュールを挟まないほうが効率的なので、実際に旅程を組み立てるときには入国・出国の手続きなども考慮して組み立てていただくことをお勧めします。

さて、ロサンゼルスも日本人には大人気の観光地ですから、世界一周でも外すことはできません。

大谷翔平選手のドジャースや、NBAバスケの試合を観戦したり、ディズニーランドやユニバーサルスタジオに遊びに行ったり、ビバリーヒルズ、チャイニーズシアター、サンタモニカなど、街ブラも良いですね。

ニューヨークと同様に、何をするのか、どこに行くのかに応じてホテルの選択肢も豊富にありますから、1泊ずつ別々のホテルを取るのも良し、5連泊で1泊無料ステイを楽しむのも良し、自由に旅程を組みましょう。

直行便ビジネスで45800マイルは高くもなく安くもなく
1泊5万~7万ポイント程度を考慮すれば問題ないでしょう

ニューヨークの選択肢と同様に、ロサンゼルス中心地やディズニーランド至近のアナハイムあたりのホテルを見てみても、だいたい5万から、高くても8万ポイントを考えておけば宿泊できそうです。

アナハイムのフォーポイントバイシェラトンはかなりリーズナブルですね。


【ルート7】ロサンゼルスからホノルル(ハワイ)

世界一周に絶対に組み込みたいルート、ナンバーワン人気はやはりハワイではないでしょうか。

日本から直接ハワイに向かう東周りパターンもありますが、今回は西側、アメリカ大陸から入って、ラストはハワイから帰国というルートとしました。

ロスなどの大陸からハワイに飛ぶルートは豊富な選択肢の中から選ぶことができ、またエコノミークラスは破格の交換レートです。

国内線のファーストクラス扱いでも7万マイル程度、エコノミーなら2万かかりません。

とにかく選択できる便が多いのがありがたい

ワイキキビーチ周辺にもマリオット系列はたくさんありますが、日本人に一番人気はシェラトンでしょうか。

個人的にはピンクパレス「ロイヤルハワイアンホテル」も魅力的なので、いずれ家族で泊まりたいですね。

ハワイはリゾートフィーとして別途費用が発生するので、厳密には完全無料ではありません


【ルート8】ホノルル(ハワイ)から日本

いよいよ帰国です。

UAマイルを利用してハワイ日本間を移動する際には、大体の場合において「グアム経由」の選択肢が出てきます。直行便に空きがあるケースは少ないため、グアムを経由するのがデフォルトと考えるのがよさそうです。

また、日によってはグアム~日本がエコノミーの選択肢しかない場合、格安でビジネスに乗ることもできます。(通常は40万マイル程度かかります

ビジネスで通すと通常は40万マイルかかります


ということで、今回は日本からアジア、ヨーロッパ、北米と回って帰ってくるシンプルなルートを提示させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

今回の記事も少々長くなってしまいましたので、前後編の総まとめや数字の整理については、また次回にしたいと思います。

UAマイルを使った世界一周のイメージがなんとなくでもご理解いただけたなら嬉しいです。

また次回は、すべての必要コストを整理しながら、さらにもう一段階別の選択肢についても触れていきたいと思います。

ではまた!


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