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【タダ旅】無料で獲得したJALマイルでアメリカを周遊する方法
いかに手持ちのマイルをお得に使い倒すか、日々その研究をしております、リピスタ神です。
さて、前回まではマリオットポイントとUAマイルで世界一周をテーマにあーだこーだとお送りしてきましたが、今回からまた少し趣向を変えまして、JALマイルにスポット当ててアレコレお話し進めてみたいと思います。
JALマイルは、実はANAよりも個人的には重要なものという認識があります。
というのも、僕の自宅近くにある空港は、ANAは就航しておらず、JAL便しか飛んでいません。ちなみに路線としては羽田と伊丹だけです。羽田は1日に3往復、伊丹は1往復。
1往復しか飛んでない場合には、接続する飛行機を考慮して乗る時間を選ぶこともできませんから、必ずどこかで1泊する必要が生じるという「移動時間多くなりがち問題」は田舎あるあるではないでしょうか。
最寄りのANA発着空港は秋田県は大館能代空港になりますので、ANA国内線を使って沖縄に飛ぶといった場合には、大館能代→羽田→那覇→宮古島といった具合に乗り継ぐ必要がありますし、移動時間が多く&長くなってしまうのが難点です。
JALマイルにはお得な使い方が存在する!
さて、マリオットポイントで無料でホテルに泊まったり、UAマイルでANA国内線をお得に使い倒す、といったことが大好きな僕は、JALマイルも普通の使い方はしません。
JALマイルで国内線、たとえば青森県三沢空港から沖縄那覇までを予約しようとすると、以下のように片道11000マイルかかります。
ちなみに宮古島だと13200マイルです😱
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その昔は各路線ごとに予約しないといけなくて使い勝手が悪かったのですが、最近のシステム変更で一気通貫で表示されるようになったのは個人的には評価高いですね。
とはいえ、大館能代空港まで陸路で移動して、そこから乗り継いで行くほうが片道8000マイルで済みますし、家族分を考慮すると相応にマイルを節約することができますから、JALで沖縄那覇に行くというのは「お得にマイルを使っている」とは言えないかなと。
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JALマイルを単純に国内線で消化するのは得策ではない、ということを知っていただいたうえで、ではどういう使い方をするとより一層お得を感じられるのか。
その答えは、
JALマイルはワンワールド特典航空券、または提携航空会社の特典航空券と交換する
です。
たとえば、タイのサムイ島というリゾートがあります。
サムイ島の空港は「バンコクエアウェイズ」という会社の所有物でして、その他の航空会社は乗り入れできません。
つまりサムイ島に飛行機で行く人は100%絶対にバンコクエアウェイズの航空券を買う必要がある。
ただし、JALマイルはバンコクエアウェイズと提携しているから、現金の持ち出しゼロで予約することができて、無料でサムイ島まで行けるわけです。
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日本からバンコクまでの飛行機は別途マイルで予約して、日本バンコク間と、バンコクサムイ間を別で予約することで、それぞれマイル特典航空券を手配できます。
前回の世界一周中もバンコクに立ち寄るプランでしたが、そうした旅程の中に単発でどこか往復分を組み込むといった際にも便利に使うことができますね。
プーケットなどタイ国際航空が飛んでいる路線なら、UAマイルを使って飛ぶほうがお得ですよ👍
そしてもうひとつ、本日メインでお伝えしたかったのはワンワールドの特典航空券との交換です。
例として「アメリカに絞って1~2週間程度の日程で周遊旅行をしたい」といったときに非常に使いやすい内容になっています。
具体的には、ワンワールドに加盟している航空会社のみを使って、いづれかの地域を周遊する際にお得なプランなので、アメリカだけではなく、アジアだけを回るとか、ヨーロッパだけを回るといったときにも利用検討されると良いでしょう。
なお、ルールとして最大で6区間の航空券を予約・発券できるシステムになっているため、周遊とはいえ、最大6回、日本から出て戻る分2回を除くと、実質4~5つの都市を回れると考えていただくと良いと思います。
その他ルールについては、JALの公式ページを参照ください。
今日はアメリカ、次回はアジアやヨーロッパを具体的に出していきます。
ということでアメリカ周遊。
今回は、日本からハワイ、ロス、オーランド(フロリダディズニー)、ニューヨークと回って、一気にニューヨークから帰着するというプランを考えました。
まずは全体の流れを画像で確認ください。座席は確保しやすいエコノミーで出しています。ビジネスクラスはかなり競争率が高いため、ソロで旅行するならまだしも、2名以上での座席確保は相当に厳しいと思われます。
エコノミーであれば、2~4名の旅行でも対応できる便は見つかるはずです。家族みんなで夢のアメリカ周遊も実現できそうですね。
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今回は5路線乗りましたが、ここにまだ1つ追加することができます。
そしてその1つを追加してもしなくても、こういったアメリカ周遊プランにかかるのは、9万マイルです。
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ちなみに、単純にハワイ往復するだけの場合はエコノミーで4万マイルかかりますが、燃油税などを考えると周遊プランのほうがより効率的にマイルとお金を使えるのかな、といった印象ですね。
もちろん周遊旅行するためにはそれなりに時間も必要ですし、最低でも2週間くらい余裕があったほうが、ゆったり旅を楽しむことができるでしょう。
仕事をバリバリこなす現役時代は時間がないから難しい、という場合もあるかもしれませんが、マイルを使った飛行機旅行では1都市限定の単純往復だけではなく、こうした複数都市に滞在するタイプ、航空会社を複数同時利用するパターンもあるということは覚えておいて損はないと思います。
次回はこのケースを応用して、アジア版、ヨーロッパ版と解説したいと思います。
ではまた!