せどり|マイナスは損でも早く切ってプラスを残すということ
どうもです、ちゃんやまです。
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今日は「トータル黒字」という考え方のお話です。
株式投資には「見切り千両」という格言があります。
含み損を抱えた株を損失の少ないうちに見切りをつけるということには千両の価値がある、という意味だそうで、ある程度の損を覚悟して株を売ることには万両の価値があると言われています。
利益を上げるよりも、いかに損失を減らすか、というのが株の世界では難しいと言われていますが、それはせどり物販の世界でも同じことです。
特に利益率が低めの新品せどりにおいてはとても大事なことです(トレンド系のせどりはここではおいておきます)。
誰もが利益をあげたい、儲けたいと思うのは当然です。
だから価格競争が起きて赤字転落に向かっているのに、「いずれ価格が戻るだろう」というエビデンスのない希望的観測で、ついつい塩漬けにしてしまいがちです。
だからうまくいかない。
黒字のものは残すのは当然のことですが、赤字のものを塩漬けにしてしまうと、3つのリスクがあります。
まず、さらに価格競争が激しくなり価格がどんどん下落し、含み損がもっと膨らむ危険性があります。
そして塩漬け状態ということは、商品が売れないということなので、現金化できず、他の商品を仕入れる機会や、何か別のことをする機会を失います。
3つめは精神的なダメージとストレスです。
赤字状態で塩漬けされつつ、更に赤字が膨らんでる状況を見てストレスを抱えない人はいないでしょう。
扱ってる商品が、
ライバルセラーが上昇傾向にある
価格が徐々に下落傾向にある
こんな状況なら、黒字のうちに売り切るか、少々赤字でも損切りした方が小さなプラスか小さなマイナスで済みます。
またkeepaでそういった商品の過去の傾向も見てみてください。
特に季節系のトレンド商品は毎年それを繰り返している可能性もあります。
夏の代表例で言うと、かき氷のシロップや自宅用のプールなどが挙げられますし、冬なら人気のチョコレートなんかがいい例です。
僕の個人noteでこんな記事を書きました。
このnoteで例に挙げられている商品こそまさに赤字転落の代名詞。
知らずに仕入れてしまうと大損する可能性の大きい商品です。
先ほど書いたように、ライバルセラーが増加傾向にあり、商品価格が下落傾向にある、見事なkeepaのグラフになっています。
これこそ早く売り切ってしまわないと含み損が膨らんでいきますし、実は値段がほぼ戻らないまま年を越すこともあります。
そうなると大きな赤字状態で売ることになり、売れることで経費にならないことは避けられますが、大きなダメージを食らう結果となります。
トータル黒字でいい
とはいえ、扱ってる商品はこれだけではないですよね。
儲けの出てる商品もあると思います。
例えば全体が10として、利益が出てる商品が6あって、利益が出てない商品が4あった場合、差し引いてトータル黒字になっていれば、その月の物販としては成功と言えます。
損してませんからね。
細かく見ていけばその他必要経費や固定費なども考える必要がありますが、ここでは基本となる考え方だけ頭に入れておいてください。
全体で10の商品があったら、10全部が黒字になるるのはなかなか困難です。
しかし6の黒字を残して4の赤字をすぐ損切りして、商品を入れ替えていく。
この作業を継続することで、赤字を少なくしていくことはできます。
せどり物販の仕事は仕入れや納品、販売だけでなく、こうしたバランスを見ていくことも大事な仕事です。
セラーセントラルやkeepaを見て、危ない商品はすぐ損切りして、2度と仕入れないならSKUごと削除してしまいましょう。
優秀な商品だけ残していく。
自分の中でランクを付けてもいいかもしれません。
S、A、B、C
こうやってゲーム感覚でやっていった方が管理も楽しくなります。
5年も10年も売り続けていける商品は稀ですが、エース級の商品だけを残し続けていくこと、トータルで黒字化することを意識してせどり物販に取り組めば、これまでの塩漬け赤字もなくなっていくと思います。
大事なことなのでぜひ意識してみてくださいね。
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それではまた来週!
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