【タダ旅】JALマイルを使ってワンワールド加盟航空会社によるアジア周遊とヨーロッパ周遊を検討してみた
現在4歳(年少)の息子が大きくなったら、男2人で海外放浪の旅をしたいなあと妄想してます、リピスタ神です、こんにちは。
さて、前回はJALマイルを利用して、単純往復で旅行するのではなく、よりお得に、ワンワールド加盟航空会社でアメリカを周遊してみる、というテーマでお話しさせていただきました。
要するに、どこか旅行の目的地を1つに絞って単純往復する使い方ではなく、旅程の中にJALと提携している航空会社の路線を組み込んだり、最初から複数都市を移動しながら旅行するプランを考えるといった、より積極的かつ柔軟でお得な使い道があるというお話しでした。
前回はアメリカ周遊プランのみ触れましたので、今回は引き続き、アジア周遊、そしてヨーロッパ周遊のお話しを続けたいと思います。
各地域ごとにワンワールド加盟路線の強さ弱さがある
UAマイルを用いた「スターアライアンス」に関連する話題は先日触れましたが、スターアライアンスにもワンワールドにも、それぞれエリアごとに利便性は違いまして、加盟している航空会社次第で旅行プランを検討する必要があります。
たとえばワンワールドでは、アジア地域で言うと
・JAL日本航空(日本)
・キャセイパシフィック航空(香港)
・マレーシア航空(マレーシア)
・スリランカ航空(スリランカ)
といった航空会社が加盟していて、メインの都市から世界各地域へと飛行機を飛ばしています。
そのため、スターアライアンスで強かった、タイやシンガポールなどには弱く、旅程を考えるときには乗り継ぎ便を多用することになるなど、無駄に時間がかかったりするケースもあります。
ですからワンワールドを使ってアジアを回ろうと考えたときには、日本・香港・マレーシア(クアラルンプール)・スリランカ(コロンボ)といった拠点をつなぐイメージで旅程を組むと良いでしょう。
ワンワールド特典航空券でアジア周遊プラン
前回同様に、アジア周遊の場合でも特典航空券のルールは基本的に同じです。飛ぶ距離に応じて必要マイルが変化するという点と、最大で6区間飛行機に乗れるということなどですね。
具体例として、今回はJALの特典交換ウェブサイトで以下の旅程を考えてみました。すべて直行便アリです。
これで5区間なので、残り1区間は自由にどこかに組み込むなど想像を膨らませて考えてみてください。
画像を見ていただくと気づくことが多いですよね。
こうしたプランを「あーでもない、こーでもない」と何度も何度もこねくりまわすことで、学べることも多いモノです。
出国&帰国便はJALを使えるので、JAL直行便が就航している都市に限定するのがおすすめですし、キャセイの解放席数が多いならば、キャセイが直行便を出している地域を優先的に組み込むのもアリかもしれません。
逆に言えば、アジアで人気の旅行先として「インドネシアのバリ(デンパサール空港)がありますが、日本直行便が乏しく、マレーシアやシンガポールからの便が多めです。
こうした航空路線事情にも詳しくなってくると、より一層、旅程を組むのが楽しくなってきますよ。
ちなみに今回の旅程、合計5区間飛行機に乗るわけですが、なななんと!
たった4万マイルしかかかりません!
マリオット6万ポイントで2万マイル+ボーナス5000と交換できるので、12万ポイントあれば5万マイル、余裕でこの旅程を楽しむことができますね。
もちろん、香港、バンコク、クアラルンプール、シンガポール、すべての地域でマリオット系列ホテルは選択肢が豊富ですし、また何よりアジア地域は1泊にかかるポイント消費が非常に少なくて済むのもメリット大きいです。
特にクアラルンプールは世界的に見ても1泊コストが最安値クラスで、1万マイル程度で立派なホテルに泊まることもできますから、飛行機タダ、ホテルタダ、現地の食事代なども安いということで、アジア地域は個人的にも大好きな周遊先です。
ワンワールド特典航空券でヨーロッパ周遊プラン
では今度は、ヨーロッパを見てみましょう。
ユーロ圏で強いワンワールド加盟航空会社は、フィンランド航空、ブリティッシュエアウェイズ(英国)、イベリア航空(スペイン)などになります。
アジアでも見ていただいたとおり、出国&帰着便はJALを使いたいということを踏まえて、以下のプランにしてみました。
ヨーロッパも5区間としましたが、ちょっとだけ変則的です。
今回の旅程検索の際、ロンドンパリ間の選択肢が出てこなかったんですよね。なので、たとえばその区間だけを陸路移動としてみるのはいかがでしょうか。(ユーロスターなど電車が有名です。)
フィンランドはサウナ発祥の地でもあり、サウナーの皆さんにはぜひ一度本場のサウナを体験いただくことをお勧めしたいです。首都ヘルシンキ近郊にも有名なところがあるみたいですよ。
ヘルシンキの後は、古代都市ローマ、情熱の街マドリード(からのバルセロナとか)、個人的には食事がいまいちロンドン、ラストはフランスパリと、ヨーロッパの主要国&主要都市を総なめするプランになります。
もちろん各国の首都を結ぶ形ですから、それぞれ電車などで地方都市を見て回るも良し、個別に飛行機を手配して空路移動するも良し。時間とアイデアさえあればいくらでも動き回れそうです。
ヨーロッパまでは遠いため、アメリカと同じく9万マイルかかります。また燃油が相応に高い印象でした。
ということで今回はアジア周遊、ヨーロッパ周遊を、JALマイルによるワンワールド特典航空券で検討してみた結果をまとめました。
やはり個人的にはアジア地域の旅行がコスパ最強だなと感じると共に、一生に一度くらいはアメリカもヨーロッパも訪れていただきたいなとも思います。
最終的には、やっぱ燃油かからないし日本が一番いいよねとなって、マリオットからのUAマイル交換で、ANA国内線を使い倒す人生(特に沖縄多め)という結論になりそうですw
ではまた!