前の苦い経験がある、のかもと想像して欲しい。
こんばんは、効果塾です!
今日のテーマ。
"前に苦い経験がある、のかも、
と想像して欲しい"です。
パーマをかけたい、と言ってきたお客さま。
今の長さや、したいスタイルを踏まえて、
"こんな感じのパーマにしていきましょう"と、
カウンセリングで、スタイリストさんが言った。
自分でパーマをかけたい、と言っているのに、
なんか、表情が渋い。
なぜ?????
で。この時に、2つ、想像ができますね。
①まずは、純粋に、
このカウンセリングでのやり取りに、何か、
不安がある。解消できていないモヤモヤがある。
②過去に苦い経験があって、それから、
しばらくパーマをかけてなかったから、
とにかく、不安が大きい。
①なのだとしたら、
もう少し違う角度から、
なりたいスタイルを、グッと具体的にして、
パーマが必要かも含めて、
プロの視点で、ご提案してもらえると、
納得できる。
②しばらくパーマをかけてなかった理由が、
前にかけた時の失敗によるもの。
髪が痛んだ、老けて見られた、なりたい形とは、
程遠い仕上がりだった。
これは、実は、結構あるあるですよね。
前の失敗を、引きずってしまっていて、
なんとなく、嫌な経験のまま、記憶に残ってしまっている。
前に失敗したことがあって、
それが苦い経験として、残っていて、
パーマに対しての恐怖心が、大きい。
と、口に出してくれるお客さまなら、
そこに、しっかりと耳を傾けながら、
過去との対比で、
・今の薬剤のメリット
・今回あなたが担当することで叶えられる再現性
などの面から、しっかりと伝えるが、大事です。
もしかしたら、このやり取りで、
今日は、やめておく、になるかもしれない。
でも、パーマをかけることでしか手に入れられない、
型、質感、再現性、時短、などの、
嬉しい側面を、しっかり伝えられていたら、
次回の来店時に、
パーマ、やっぱり、かけてみようかな、
って、言えるかもしれない。
美容師さんからの提案で、
やっぱり、今日、かけてみよう!
って、思ってくれたら、それが1番。
トリートメント、でもそうですが、
前の、嫌な経験って、結構、記憶に残ってる。
すごく高いトリートメントをしてみたけど、
全然、効果も感じられなかったし、
カラーのモチも、悪かった。
だから、今回のトリートメントへの期待値が低い。
すごく、あるある、な出来事ですよね。
同じものじゃない、ことは分かっていても、
パーマ、という経験で、
トリートメントという経験で、
過去に、何か、希望が叶わなかった、
だから、表情が曇ってる、渋ってる。
そういう、苦い経験をしているのかも、
と、想像してもらえると、
グッと、距離感が縮まる、気がします。
現場からは以上でした!