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【蚊とり製品】液体式置き型、ワンプッシュ式スプレー型の違いと使い分け方

梅雨から徐々に見かけ始め、夏から秋にかけて飛び回る蚊。

お部屋の中にいると刺されるのはもちろん、寝ている間に不快な音が聞こえると、眠りも邪魔されて嫌な気分になりますよね。

そこで活躍するのが蚊取り製品。

薬剤を電気の熱で拡散させるコード式や電池式の蚊とり、ワンプッシュで部屋に拡散させるスプレー式の蚊とりがあります。

しかし、どちらをどう使い分ければいいか知らずに使われている方、そもそも違いを知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、液体タイプとスプレータイプの蚊とり製品の違いと使い分けをご紹介します。


液体式置き型

液体式置き型は電気の熱で薬剤を拡散するので、スイッチ(電源)を入れている間は効果があります。

窓や扉を開けていても効果を発揮するので人の出入りが多い部屋に向いており、外から入ってくる蚊を防ぐ効果もあります。

部屋のどの場所に置いてもOKですが、窓際に置くと外からの蚊の侵入を防ぎやすいので、窓際がオススメです。

基本1台1部屋にしか薬剤が届かないので、リビングに1台、寝室に1台など各部屋に必要です。

蚊は30分ほどでほとんどが飛べなくなり、長い時間効果を発揮させたい部屋に向いています。

現在では、従来のコード式やコンセントに直接差すプラグ式の他に、どこにでも置ける電池式やUSB接続タイプもあります。

ワンプッシュ式スプレー型

ワンプッシュ式スプレー型は薬剤が壁や床、天井などに付着し、成分が室内に広がることで効果を発揮します。

5分前後で蚊は飛べなくなり、室内に付着した成分が人の出入りや風(空気)の動きで再飛散して効果が持続します。

窓や扉の開閉が多い場所では効果が薄まるので、窓や扉を閉めた人の出入りが少ない時間帯や部屋(寝室など)に向いています。

持ち運びが簡単で様々な部屋に使用できるので、部屋数が多い家にオススメです。

蚊取りのQ&A

Q:ピレスロイド系の殺虫剤(蚊とり)は安全ですか?

A:ピレスロイド系の殺虫剤は蚊の神経に作用し、マヒやけいれんをさせて動けなくするものです。


人を含む哺乳動物に対しては、分解酵素の働きで速やかに代謝され、尿などで短期間に体内から排出されてしまうので毒性が低く、安全性が高いといえます。

また、安全性を考えるうえでは人と害虫の体重差が大きく影響します。

例えば、蚊の体重は2~3mgほどしかありませんが、「アースノーマット」シリーズは、小さな害虫を駆除するために極めて微量な殺虫成分しか使用していません。

人は害虫と比べると数千万倍も体重があるため、体重差の面からも安全性が高いといえます。

出典:アース製薬「蚊とりの安全性

ただし、生き物によっては影響を与えてしまう可能性があるので、観賞魚・観賞エビなどの水槽や昆虫の飼育カゴがある部屋では使用しないようご注意ください。

Q:ワンプッシュ式スプレー型は、1部屋に何プッシュすればいいですか?

A:製品や成分の濃度によって変わりますが、8畳以下の部屋なら1プッシュ、壁際から部屋中央に向かって噴射してください。
1回の使用で、12~24時間効果が持続します。

Q:製品に書いてある日数より前に中身が無くなるのですが?

A:一般的に、置き型は1日12時間使用、スプレー型は1日1回使用で、表記の回数使えるという基準で作られています。
それより長時間や多い回数使用すると、表記より早くなくなります。

外での虫除け(蚊)のことは「【劇的に蚊に刺されなくなる】虫避けスプレーの正しい選び方と使い方」をご覧ください。

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