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【肌年齢ー13歳が教える】顔マッサージや表情筋トレは逆効果

実年齢41歳→肌年齢28歳の私が、美肌に効果的と言われている、美顔ローラー、顔マッサージ、表情筋トレーニングでは美肌になれず、むしろ逆効果な理由を解説します。

この記事を読んで実践すると、

美肌に関する間違った知識が正せる
無駄な美容に使う時間とお金が減らせる
美肌に近づけるようになる


このようなメリットが得られます。

そうなる理由と具体的な内容は、この後わかりやすく解説していきます。

あなたは美顔ローラーや顔マッサージ、表情筋トレーニングなどを行っていますか?

小顔になったり美肌になったり、シワの改善効果も期待できるとされる人気の美容法です。

しかし実際は、これらには効果がなかったり、むしろシワが増え逆効果になる可能性があることをご存知ですか?

今回は、顔のマッサージや美容器具、表情筋トレーニングに本当に効果があるのか、研究データを交えてご紹介します。


顔マッサージの研究

顔マッサージやフェイシャルエステなどで美肌になれるのかどうか、過去に発表された美容に関する論文から複数のデータをまとめた研究によると、

ほとんどの研究における有効性の評価は純粋に主観的なものであり、著者または患者自身によって行われました。

(中略)

顔の筋肉の使いすぎがしわの原因となることがよくあり、意図したものとは逆の効果をもたらす可能性があります。

出典:The Effectiveness of Facial Exercises for Facial Rejuvenation: A Systematic Review

つまり、実験として行った複数のデータを見ても、肌質改善効果は実験を行った研究者や参加者の「主観」でしかなく、科学的に効果があると実証されたものはないという結果が出ました。

また、手や美容器具で顔マッサージを行うと、逆にしわの原因となる可能性もあるとも示されています。

これは普段の洗顔時のことを考えると理解できます。

洗顔時はシミやシワ、炎症の原因になるので「肌に手が触れないように泡だけで洗いましょう」と言われるのに、マッサージやエステでは顔の筋肉が動くほど擦ったり、刺激して良いとするほうが不自然でしょう。

表情筋トレーニングの研究

さらに表情筋トレーニング(顔ヨガ)に関するデータもご紹介します。

過去に研究された表情筋トレーニングと顔の筋肉強化など複数のデータをまとめた研究では、

顔の若返りのための顔エクササイズが、顔と首の皮膚の動きや弾力、顔の筋肉の厚さと断面積、および頬の上部と下部の動きの改善につながることを示しています。

しかし、額、ほうれい線、顎のライン、および唇の下の領域では実験群と対照群の間に有意差はありませんでした。

出典:Effects of Facial Exercise for Facial Muscle Strengthening and Rejuvenation: Systematic Review

つまり、顔や首、頬の筋肉は、動きが良くなったり鍛えられた一方。

額、ほうれい線、あご下のたるみ、唇の下(おとがい)は、表情筋トレーニングをしても何の効果も見られなかったという結果が出ました。

顔の筋肉は鍛えられても、シワやたるみに効果が無ければ、表情筋トレーニングをする意味はあまりないと言えるでしょう。

このように、手や美容器具によるマッサージ、表情筋トレーニングでは、引き締め効果がなかったり、むしろシワが増える可能性もあります。

顔はマッサージやトレーニングで改善しようとするより、肌の保湿や日焼け対策を徹底し、健康的な食事や日常的な運動で若々しさを維持するのが良いでしょう。

乳液の正しい塗り方や選び方は「乳液の本当に正しい塗り方と肌タイプ別乳液の選び方」で詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。

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