【結婚式マナー】最低限これだけ覚えておけばOK【式当日編】🐺
6月はジューンブライドと呼ばれ、結婚式に出席される方も増える時期ですが、悩むのが結婚式のマナー。
初めて出席される方はもちろん、結婚式への参加は生涯に何度もあることではないので、久しぶりに出席すると「これってどうするんだっけ?」と忘れてしまっていることありますよね?
今回は、実際はあまり気にされない細かなマナーを除き、「最低限、これだけ覚えておけば大丈夫」という、教会での結婚式当日のマナーに厳選してご紹介します。
ご祝儀
結婚式にはお祝いの気持ちと共にご祝儀を持参しましょう。
友人や仕事関係であれば「3万円」、親族であれば「5~10万円」が一般的です。
結婚式は祝いの場なので、縁起の悪い数字はNGとされます。
「割り切れる」ことから「別れ」を連想させる偶数(2や6)、「死や苦」を連想させる(4と9)の数字は避けましょう。
ただし、最近は「ペア」という考え方で、「2万円」でも問題ないとされています。
その場合でも、1万円札2枚ではなく、1万円札1枚と5千円札2枚にするなど、割り切れる枚数や4と9にならないように注意しましょう。
ご祝儀袋
ご祝儀はご祝儀袋に入れます。
ご祝儀袋には「水引(みずひき)」と呼ばれる飾り紐があります。
結婚は一度きりが望まれるので、一度結んだら解けない「結びきり」か「あわじ結び」のご祝儀袋を使いましょう。
ご祝儀袋は文房具店や百貨店、ホームセンターやコンビニなどで購入可能で、「ご祝儀用・結婚式用」などと書かれている「紐が印刷ではないもの」を選べば問題ありません。
ご祝儀袋の表には、「太くて濃い筆ペンやサインペン」で「寿」や「結婚御祝」などと書き、水引の下には「贈り主の氏名」を書きます。
中袋の表側には入れた金額を、裏側には住所と名前を書きましょう。
旧字体(一→壱、万円→萬円)で書くのが正式(改ざん防止のため)とされます。
「壱、弐、参、伍、七、八、拾(1、2、3、5、7、8、10)」と「萬(万)」を使用し、「参萬円(3万円)」などと書きましょう。
「八」は偶数ですが、末広がり(永久的に発展、繁栄、繁盛)の意味を持つことから、祝いの場やご祝儀に使用しても問題ないとされています。
袱紗(ふくさ)
ご祝儀袋は「袱紗(ふくさ)」に包んで持っていくのがマナーとされています。
バッグやカバンにご祝儀袋をそのまま入れると、袋が汚れたり傷ついたりするので、相手への心遣いという意味でも大切です。
布の袱紗が一般的ですが、包み方にもマナーがあって複雑なので、ご祝儀袋をサッと入れるだけの金封(袋状)タイプの「はさみ袱紗」もあるので、そちらがおすすめです。
服装
女性の場合は、フォーマルなワンピースやドレスが一般的。
ただし、結婚式では避けるべき服装もあるので注意しましょう。
避けるべき服装は、
・白いドレス(白は新婦が着る)
・ファーや革など動物素材を使用したもの(殺生を連想させる)
・黒色ストッキング(葬式を連想させる)
・ヒョウ柄などのアニマル柄(カジュアル過ぎる)
・つま先やかかとの出る「オープントゥ」や「ミュール」(カジュアル過ぎる)
・肩や胸元の露出したもの、短い着丈のもの(カジュアル過ぎる)
他にもOKやNGなものがあるので、画像を参考に選んでみてください。
男性の場合は、ブラックスーツやダークスーツに白シャツ、そこに白やシルバーのフォーマルネクタイを合わせるが一般的です。
男女共に、主役である新郎新婦より目立たない色味やデザインのものを選びましょう。
受付
会場の受付や化粧室は混み合うことが多いので、20分前までに会場に着くと安心です。
受付で「本日はおめでとうございます」と挨拶をし、袱紗からご祝儀袋を出して、「心ばかりのお祝いでございます」などの言葉を添えて渡し、芳名帳(ほうめいちょう)に名前を記帳します。
パーティーバッグや貴重品を除き、荷物やコートはクロークに預けましょう。
食事
一般的な披露宴では、フレンチなどのコース料理が出ることが多いので、テーブルマナーの流れを覚えておきましょう。
ナプキンは着席し、乾杯の挨拶が終わってから広げます。
折り目をお腹側にして膝に乗せ、中座(一時離席)する場合は、椅子の上に軽くたたんで乗せておきましょう。
ナイフやフォークは料理の出てきた順番に「外側」から使っていきます。
出された料理は、食べている途中ならナイフとフォークを「ハ」の字に、食べ終えたら「右下(四時の位置)」に揃えて置きましょう。
もし落としてしまった場合は自分で拾わず、スタッフの方に新しい物を用意してもらいましょう。
最後に
新郎新婦や代表のスピーチ、余興などを料理と共に楽しんだ後は、ブーケトスやライスシャワーなどは、司会進行の方の指示に従って行動すれば問題ありません。
当日の髪型はネイルなどは自分で行うよりも、サロン予約して仕上げてもらうと、結婚式で映えるのでおすすめです。
また、結婚式に出席するような服や小物を持っていない、購入はお金がかかるから困るという方は、低価格で借りられるレンタルがおすすめです。
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