松楓閣跡地プロジェクトの粉塵トラブル被害者の会設立へ
三菱地所レジデンス「松楓閣跡地プロジェクト」(愛知県名古屋市)の解体工事を請け負うTSUCHIYA株式会社名古屋支店と近隣住民との間で粉塵トラブルが続いています。
2023年7月頃より土壌改良工事がはじまり、その際に防塵対策を行わずに工事を行った結果、粉塵や砕石紛が複数の居宅やマンション宅に入り込み、7月から9月までの3カ月間、近隣住民を悩ませ続けてきました。
住民の複数の方より粉塵が原因と思われるアレルギー反応、痒みの症状が報告され、かつその症状が現在も続いていることから、室外機等から入り込んだ粉塵が建物内に今も入り込み続けている可能性もあります。また、上記3カ月間は目に見えるほどの粉塵が室内に入り込んでおり、清掃や、クリーニングをしてしましたが、その補償や謝罪に関して工事会社からの回答はありません。
名古屋市の千種区公害対策課、警察などにも相談をしましたが、解体工事におけるルールや規制がないため、行政指導も十分にできない状況です。
三菱地所レジデンス松楓閣跡地プロジェクト
名古屋市千種区山門町2丁目計画
敷地場所:愛知県名古屋市千種区山門町二丁目3番、4番、5番、6番1、6番2(地番)、堀割町二丁目9番、25番2の一部(地番)
建築主:三菱地所レジデンス株式会社 名古屋支店長 木戸秀幸
設計者:柴山コンサルタント株式会社一級建築士事務所 加藤光彦
工事施工者:TSUCHIYA株式会社名古屋支社 取締役常務執行役員 中川和哉
用途:共同住宅(分譲)
敷地面積:3,470.97㎡
構造:鉄筋コンクリート造
建築面積:2,000.15㎡
高さ:19.38m
延べ面積:9,097.39㎡
階数:地上6階、地下1階、1棟
工事着手期間:2023年5月上旬
<覚王山松楓閣跡地プロジェクト粉塵トラブル被害者の会>
参加予定者:被害者、近隣住民、町内会、自治会、マンション住民等
参考資料:被害報告に関する資料10ページ
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